いつかの記憶

思いつくままに、書き残したいと思います。

白黒フィルムと白黒印画紙の終了

2018年04月07日 10時14分49秒 | 写真・カメラ

昨日富士フイルムが白黒フィルムと白黒印画紙の製造・販売を、今年の10月以降に
順次終了すると発表した。他メーカーの製品はまだあるので、全ての白黒写真関係が
無くなるわけではないが、ついにその時が来たなあと言う感じだ。

白黒フィルムはモノクロフィルムと言う事もあり、「モノクロ」はモノクロームの
略称で和製英語、モノクロ写真と言うようなときにも使う。
白黒写真は、黒白写真と言う事もあり、英語では「black and white photography」
モノクローム写真と言う場合は、白黒写真も含まれるが、セピア調写真など単一の色相
のみの写真全般を指すことになる。

私が写真を職業にしたのは、1970年(昭和45年)だった。福岡の写真館に住み込みで
弟子入りして、3年間位修業した。
カラー写真はもうすでに普及し始めてはいたが、仕事のほとんどは白黒写真だった。

スタジオのカメラはアンソニーと言う大型の木製カメラを使用、フィルムは白黒の
シートフィルムでサイズは六ツ切(8×10)・八ツ切・キャビネ(5×7)・手札の
各サイズで、手札サイズのフィルムを半分にカットした名刺サイズも証明写真用と
して使っていた。
フィルムを入れるのは木製のフィルムフォルダーを使用して、暗室で入れていた。
その他私が経験した写真の事も、機会があれば書き残しておきたいと思っている。


「フォトのつばさ」と「Lightroom」

2013年10月09日 23時23分51秒 | 写真・カメラ

仕事の写真選択に、今までのWindows XPでは「フォトのつばさPro」を使ってきた。
主に沢山のカットの中から、不要な写真を外す、言い換えると必要な写真を選択する
作業に使っている。
対応OSはWindows 2000/XP/Vistaとなっているが、Windows 8 でも使う事ができた。
しかし、幾つか不具合があったので、以前購入したが使っていなかった「Lightroom2」を
インストールして使ってみた。

比較すると、慣れもあるが「フォトのつばさPro」の方が圧倒的に使いやすい。
表示の速さと精細さに勝るし、不要写真を選択してF10キーだけで移動できるので
たいへん便利だ。
「Lightroom2」で除外する場合は、Xキーで選択することはできるが、その後に
除外したファイルを一括選択して移動することになる。
「Lightroom2」には色々な機能があるが、今の所それ以外は使う予定は無いので
写真選択にはやはり「フォトのつばさPro」を使おうかと思っている。

フォトのつばさPro」のバージョン更新は、2010年3月13日で止まっている。
メインで使っているCanon 5DMarkIIのRAWデータは対応しているが、最新のカメラ
には対応していないので、たいへん優秀なソフトなので今後の更新を願っている。