いつかの記憶

思いつくままに、書き残したいと思います。

映画の記憶 その3『地球防衛軍』

2012年08月05日 11時45分32秒 | 映画

『地球防衛軍』のDVDを、オークションで手に入れました。
デアゴスティーニ・ジャパンから2010年に『東宝特撮映画DVDコレクション』で発行されたものです。

 

   監督: 本多猪四郎
   特撮監督: 円谷英二

   【主な出演者】
   佐原健二
   平田昭彦
   土屋嘉男
   河内桃子
   白川由美
   藤田進
   志村喬










届いたのでさっそく見ました。
出てくるロボットは張りぼてそうろうでした。その他ミニチュアそのままに見える物も多いのですが
音楽の効果もあって子供の頃のワクワク感を思い出しました。

一番よく覚えていたのは、山火事の場面で地面から燃えている所でした。
またロボットが町を襲う場面は印象が強かったので、子供の頃夢によく出てきました。

またDVDの最後には、予告編をまとめた宣伝映像があって、ちょっと見たかった『空の大怪獣ラドン』と
『美女と液体人間』もありました。
そのうち『美女と液体人間』では、緑色の液体人間が人を襲う所があって、子供の頃に映画を見た後で
夜になると部屋で天井から落ちてくるような気がして、怖がって後ろを気にしていたのを覚えています。

「東宝特撮映画DVDコレクション」は、全部で65作品発行されていますが、上記以外で見た記憶に
あるものを探してみました。

昭和34年公開『日本誕生』
昭和36年公開『モスラ』
昭和37年公開『キングコング対ゴジラ』
昭和39年公開『三大怪獣 地球最大の決戦』
昭和39年公開『モスラ対ゴジラ』
昭和40年公開『怪談』

他にもある気がしますが、はっきりと覚えているものだけをあげました。
現在、全65巻揃い100,000円スタートでヤフーオークションに出ていたりします。
入札はしませんが、少し気になります。


映画の記憶 その2「1950年代」

2012年08月02日 17時35分41秒 | 映画

1950年代に見た映画の記録です。

父は炭鉱勤め、子供4人のどちらかと言えば貧しい家庭でしたが、映画はよく見ていたようです。
その当時、娯楽と言えば映画が多かったと思います。しかし、誰とどのように行っていたのかは
記憶がありません。
見ていた映画館は、複数あると思います。近くの映画館は封切館ではなかった
ように思われますが、現在の北九州市の黒崎や小倉の映画館は封切館だったと思います。

小学生の頃ですので、細かい所は覚えていませんが、印象に残っているものを記しておきます。
映画名の後の年号は公開年です。記録では1950年代公開の場合も、見たのは1960年代に
なってからかも知れません。

『東映』
時代劇の全盛期で、「新諸国物語 笛吹童子」(1954年)は早い時期に見ていると思います。
市川右太衛門の「旗本退屈男」、月形龍之介の「水戸黄門」、大友柳太朗の「快傑黒頭巾・丹下左膳」
中村錦之助の「一心太助」、大川橋蔵の「新吾十番勝負」、その他片岡千恵蔵の作品など記憶にあります。

大石内蔵助:片岡千恵蔵、浅野内匠頭:中村錦之助、堀部安兵衛:大友柳太朗、
大石主税:北大路欣也など東映のオールスターキャスト「忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻」
(1959年)も見ています。

美空ひばりの映画もいくつか見ていますが、タイトルは覚えていません。
ミュージカルのような、歌って踊っての楽しい場面があって、堺正章のお父さん
堺駿二も共演で歌っていたのを覚えています。

『東宝』
「空の大怪獣ラドン」(1956年)・「地球防衛軍」(1957年)・「美女と液体人間」(1958年)

『日活』
「にあんちゃん」(監督:今村昌平 1959年)
モノクロ映画で炭鉱を舞台にしているためか、印象に残っています。

『洋画』
シネマスコープ第一回作品の「聖衣」(1953年)はキリストに関係した歴史映画で、感動して
ボロボロ泣いたのを覚えています。シネマスコープで見たのかどうか覚えがありません。
見たのは中学生になってからだと思いますので、1960年代だと思います。

「砂漠は生きている」(1953年)・「十戒」(1956年)や監督:ジョン・フォード、
主演:ジョン・ウェインの幾つかの映画も見た記憶があります。