なるへそブログ

日々の暮らしの中で気づいた新しい発見「なるへそ~」と思った出来事を書き綴ります

土偶と埴輪の違い

2014-10-15 00:13:16 | 似ている言葉
先日、某博物館にて開催されていた、土偶展を鑑賞する機会がありました

人(女性?)の形をしていて、目とか足とかがビヨーンと大きくなっていて、見るからに神秘的な気分になってしまいました

一緒に行った人が、しきりに「埴輪!埴輪!」と言うので、「違うよ、土偶だよ!」というやりとりを何度かしました

でも実際のところ、土偶と埴輪の違いって何なのでしょうか。。。?

そんなわけで、調べてみました


まず大きく違うのが、時代です

土偶が縄文時代に作られていたのに対し、埴輪は古墳時代に作られていました。

なるへそ。これは全然違いますね

次に、利用の仕方です。

土偶は主に祭祀用に使われていました。縄文時代ですから、まだ稲作は行われていません。災厄を遠ざけたり、子孫繁栄を願ったりしたのでしょうか。足などの一部分が意図的に欠けているものが多いため、病気やケガからの復活を祈ったという説もあります

一方の埴輪は主に副葬品として使用されていたようです。古墳などに並べられていたものが数多く発掘されています。

その形も種類が豊富で、人の形をしたものや、動物・家の形をしたものなどがあったようです

そういえば昔、教育テレビで『おーい!はに丸』という番組がありましたね。子どもの頃、たまに見ていました。あれに出てきたのも、人の形と馬の形をした埴輪くん達でした

土偶と埴輪、何となく似ているようですが、実は時代も使われ方も全く違うことが分かりました


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