今回は結構巷で評価の高い『ゆれる』を観てきましたのでご紹介!
今回の上映館はシネアミューズ イースト/ウエスト・・・まあ結構行く映画館の一つですが、だいたい混んでます。
今回はウエストで観たのですが、シートは背中までの背もたれと極普通なすわり心地。
でもあまり疲れません。
ただ座席自体がちょっと低いかな。。。
段差もゆるやかなので観やすいってわけではないですね。
ここは座席数としては普通なのですが、立ち見を許すのであまり好きではないです。
でもいい作品が上映されるので・・・つい行っちゃいます。

あらすじ
東京で写真家として暮らす猛(オダギリジョー)は母の一周忌で久しぶりに故郷へ戻ってきた。父:勇(伊武雅刀)とはあまり顔を合わせづらいが、故郷で家業を継ぎ、その父と一緒に暮らす兄:稔(香川照之)には尊敬の念があった。
実家へ行く道の途中、家業のガソリンスタンドで幼なじみの智恵子(真木よう子)を見かけるが、お互い気づかないふり。
稔の心遣いで呼ばれたものの、実家では父と口論に。。。
そんなとき稔にガソリンスタンドから電話があり、猛が送っていくことになり、そこではじめて智恵子と話をする。
昔のような関係をと願う智恵子とは対照的に猛はそっけない。
そんな微妙な関係はあるものの、次の日、3人で近くの渓谷へ遊びに行くことに。。。
なつかしい場所にはしゃぐ稔。猛は黙々と自然を撮りはじめ、つり橋をわたり奥へと入っていく。
そんな猛を追いかけようと智恵子は自分もつり橋を渡ろうとするが稔が止めようとついていく。そのときだった。
つり橋には稔と智恵子、その瞬間を目撃したのは猛ひとり。
転落した智恵子は事故か、それとも・・・。
感想
おすすめ度:

(星3つ)
心境の変化とつり橋が「ゆれる」の醍醐味。
そういう面ではよくできた作品ですが・・・まだケツが青い感じです。
オダギリジョーファンにとってはたまらない作品かもしれませんね。
でも個人的には香川照之さんや蟹江敬三さん、そしてなんといってもキムキム兄さんですかね。脇を固める役者とストーリーとしての面白さ、あとちょっとオダギリジョーさんの演技に3星です。
<<以下ネタバレあり>>
よくできた作品ですが、やはり所々まだまだな感じがします。
全体的にゆったりとした作品で、猛の心情の「ゆれ」をその中で精一杯表現しようとしているのですが・・・長い。
長いのは映画ではなく、シーンの一つ一つ。。。
それぞれのシーンは確かに無駄ではないのですが、まだまだ切れるはず。
そのおかげでせっかくの作品が間延びしてしまっている。
・・・もったいない感じですが、ゆったりした中にもテンポが必要だと思います。
ストーリーとしては非常に面白い。
兄がしでかしたことを信じたくない気持ち、故郷の女に愛想もつきちょっとホッとした気持ち・・・いろんな気持ちが交錯してラストへ向かいますが、これは結構ハっとします。
演技自体は結構上手いオダギリジョーさんですが、今回の押さえ気味な演技はGOODでした。
正しいと思っていたことが、実はそうではないと気づく感覚がラストシーンで見事に交わっていると思います。
裁判のシーンでは検察官役で登場したキムキム兄さん(木村祐一)。
最初はわざと棒読みのような罪状読み。でもそうしたことが、この後展開される公判シーンでの布石になっています。
証人の登場や被告人(兄)への質疑・・・だんだんと苛立ちや感情が出てくる感じが見事でした。・・・まあそういう意味では蟹江敬三さんも同様ですね。
そしてガソリンスタンドの店員を演じた新井浩文さん。・・・あの雰囲気が何ともいえないですね
意外にも豪華メンバーが出演しているこの作品。
それだけに残念な感じでした。。。
オダギリジョーファンは結構楽しめると思います。
あんなカッコイイことしてみたいな・・・まあ無理ですが
今回の上映館はシネアミューズ イースト/ウエスト・・・まあ結構行く映画館の一つですが、だいたい混んでます。
今回はウエストで観たのですが、シートは背中までの背もたれと極普通なすわり心地。
でもあまり疲れません。
ただ座席自体がちょっと低いかな。。。
段差もゆるやかなので観やすいってわけではないですね。
ここは座席数としては普通なのですが、立ち見を許すのであまり好きではないです。
でもいい作品が上映されるので・・・つい行っちゃいます。


東京で写真家として暮らす猛(オダギリジョー)は母の一周忌で久しぶりに故郷へ戻ってきた。父:勇(伊武雅刀)とはあまり顔を合わせづらいが、故郷で家業を継ぎ、その父と一緒に暮らす兄:稔(香川照之)には尊敬の念があった。
実家へ行く道の途中、家業のガソリンスタンドで幼なじみの智恵子(真木よう子)を見かけるが、お互い気づかないふり。
稔の心遣いで呼ばれたものの、実家では父と口論に。。。
そんなとき稔にガソリンスタンドから電話があり、猛が送っていくことになり、そこではじめて智恵子と話をする。
昔のような関係をと願う智恵子とは対照的に猛はそっけない。
そんな微妙な関係はあるものの、次の日、3人で近くの渓谷へ遊びに行くことに。。。
なつかしい場所にはしゃぐ稔。猛は黙々と自然を撮りはじめ、つり橋をわたり奥へと入っていく。
そんな猛を追いかけようと智恵子は自分もつり橋を渡ろうとするが稔が止めようとついていく。そのときだった。
つり橋には稔と智恵子、その瞬間を目撃したのは猛ひとり。
転落した智恵子は事故か、それとも・・・。

おすすめ度:



心境の変化とつり橋が「ゆれる」の醍醐味。
そういう面ではよくできた作品ですが・・・まだケツが青い感じです。
オダギリジョーファンにとってはたまらない作品かもしれませんね。
でも個人的には香川照之さんや蟹江敬三さん、そしてなんといってもキムキム兄さんですかね。脇を固める役者とストーリーとしての面白さ、あとちょっとオダギリジョーさんの演技に3星です。
<<以下ネタバレあり>>
よくできた作品ですが、やはり所々まだまだな感じがします。
全体的にゆったりとした作品で、猛の心情の「ゆれ」をその中で精一杯表現しようとしているのですが・・・長い。
長いのは映画ではなく、シーンの一つ一つ。。。
それぞれのシーンは確かに無駄ではないのですが、まだまだ切れるはず。
そのおかげでせっかくの作品が間延びしてしまっている。
・・・もったいない感じですが、ゆったりした中にもテンポが必要だと思います。
ストーリーとしては非常に面白い。
兄がしでかしたことを信じたくない気持ち、故郷の女に愛想もつきちょっとホッとした気持ち・・・いろんな気持ちが交錯してラストへ向かいますが、これは結構ハっとします。
演技自体は結構上手いオダギリジョーさんですが、今回の押さえ気味な演技はGOODでした。
正しいと思っていたことが、実はそうではないと気づく感覚がラストシーンで見事に交わっていると思います。
裁判のシーンでは検察官役で登場したキムキム兄さん(木村祐一)。
最初はわざと棒読みのような罪状読み。でもそうしたことが、この後展開される公判シーンでの布石になっています。
証人の登場や被告人(兄)への質疑・・・だんだんと苛立ちや感情が出てくる感じが見事でした。・・・まあそういう意味では蟹江敬三さんも同様ですね。
そしてガソリンスタンドの店員を演じた新井浩文さん。・・・あの雰囲気が何ともいえないですね

意外にも豪華メンバーが出演しているこの作品。
それだけに残念な感じでした。。。
オダギリジョーファンは結構楽しめると思います。
あんなカッコイイことしてみたいな・・・まあ無理ですが

チェックさせていただきます。。。
またよろしくお願いします。