ちょっぴり久しぶりの更新になった今日はウィル・スミス親子共演の話題作、『幸せのちから』の試写会に行ってきましたのでご紹介!
今回の場所はイイノホールで初めてだったのですが、ここもキレイなところでした。
霞ヶ関って場所柄からか、会場の周りはそんなに人は多くなく、会場内は女性が多かったですね。
シートはよくある背中くらいまでの背もたれタイプですが、意外とふっくらした座り心地。。。
色もよくある赤で・・・まあまあですね。
でも驚いたのは音響。
試写会会場にありがちな音響レベルの低さは微塵も無く、ほぼ映画館並。
ちょっとこれは得した気分でした。

あらすじ
1981年のサンフランシスコ。
医療機器のセールスマンであるクリス・ガードナー(ウィル・スミス)はパートで働く妻:リンダ(タンディ・ニュートン)と幼い息子:クリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイデン・スミス)の3人暮らし。
高級な医療機器のためなかなか売れず、大金をはたいて買った在庫は一向に減る気配はなかった。家賃や税金も不払いだったため、クリストファーにも満足な生活をさせてあげられず、リンダには愛想をつかされてしまう始末。
そんな中あるきっかけから証券会社ウィッター社の育成コースに申し込むことになった矢先、リンダに逃げられ、クリストファーと2人きりになってしまう。
申し込んだはいいが、一月待っても返事が来ない。
ひょんなことから要請コースの人材課長:トゥイッスル(ブライアン・ハウ)のタクシーに同乗することになり、最近流行っていたルービックキューブの腕前を披露し、面接のチャンスを掴む。
面接の前日、家賃の催促で大家から壁の塗り替えをやらされ、挙げ句の果てに税金滞納で警察に拘留されてしまい、クリストファーを迎えにも行けない。
果たしてクリスはチャンスをモノにして幸せをつかむことができるのか?
感想
おすすめ度:
(星1つ)
まあ来日して親バカぶりを発揮していた割には何とも不満足な出来でした。
確かにウィル・スミス自身は表情から演技から良い出来でしたが、作品として脚本が悪いのが欠点。絶賛されていた息子の演技も見る人が見れば普通ですね。
題材自体は悪くないのですが、どうしてもその苦しさしか伝わってこない。そのタイトルの通り幸せのちからが感じ取れない・・・非常に残念な作品でした
そうは言ってもこの映画には小ネタが満載。ウィル・スミスの演技と小ネタ探しなら見てもいいかなってことで1星です。
<<以下ネタバレあり>>
試写会に招待したのが女性が多かったことから感動作品を狙っていたのでしょうが、確かにラストまで見ればちょっとした感動は味わえますが、それよりもどん底の苦しさばかりが目立っていました。
OLを中心とした世代をターゲットとするなら、だんだん良くなっていくとか、『プラダを着た悪魔』のように、厳しいながらも成長していく主人公を見せなければウケないと思います。
この作品の場合、やっと抜け出せそうってところで終わるし、それに至る過程も飛ばされ親子の苦労話になってしまっていました。
さて親バカ絶賛の息子の演技ですが、・・・ちょっと真似事をしているだけですね。
まだ幼いから未知数と言ったらそうかもしれませんが、だいたい子役のレベルは泣くシーンでわかるってのが私の持論です。
クリストファーの場合、泣くシーンは複数ありましたがどれも泣き始めから撮られていない。たぶんすぐに泣けないからホントに泣かすか、もしくはメイクなんでしょうね。
これを天才子役に当てはめると、ダコタ・ファニングの場合はちゃんと泣けている・・・まあそんなところですね。まあ何にしても今後次第ですかね。
ストーリーとしては医療機器の在庫を大量に抱えながら、毎日売れもしないものが、養成コースに入ったとたんになぜか時間もないのに売れ出す。何だかよく分からないうちに月日、時間も過ぎ、その合い間のシーンはすべて生活が中心。
折角のサクセスストーリーでもあるのに、養成コースでの苦労や仲間との関係が見えないのが残念でした。
そのおかげでラストでたった一人の合格者に選ばれても、生活面で光が見えたくらいにしか思えず、感動も共感も半減以下になってしまっていると思いました。
この作品で言いたいこと・・・それがぼやけてしまっているのでは?
そんな中でも注目の小ネタは、まずは医療機器をタイムマシーンって言い出す浮浪者のジジイ。
あのテンションで何かやるだろうとは思っていましたが、途中で手に入れてしまいますね、タイムマシーンを。
2番目は協会の歌のシーンで、歌手の横で手話をしている黒人のおっさん。
ほんの一瞬の登場ですが、かなりのインパクトです。
手話がなぜかラップ調で爆笑です
そしてラストは養成コースの最終日のテスト終わり、エレベーターで会った同じコースの生徒。
この人も一足先にテストを終えた人なのですが、クリスにそそのかされて慌てて戻ります。慌てっプリがよかったです。
鑑賞される際は小ネタ探してみてくださいね。
最後にウィル・スミスの演技ですが、見事です。
だんだんと苦労により、表情や顔つきの変化、喋り方を見事に変えています。
これだけは今までのウィル・スミスに見られなかった演技です。
ちょっといい感じでした。
あまりおすすめしない作品ですが、これぞウィル・スミスの演技ってのは見れるのは確かです。
よければどうぞ
今回の場所はイイノホールで初めてだったのですが、ここもキレイなところでした。
霞ヶ関って場所柄からか、会場の周りはそんなに人は多くなく、会場内は女性が多かったですね。
シートはよくある背中くらいまでの背もたれタイプですが、意外とふっくらした座り心地。。。
色もよくある赤で・・・まあまあですね。
でも驚いたのは音響。
試写会会場にありがちな音響レベルの低さは微塵も無く、ほぼ映画館並。
ちょっとこれは得した気分でした。


1981年のサンフランシスコ。
医療機器のセールスマンであるクリス・ガードナー(ウィル・スミス)はパートで働く妻:リンダ(タンディ・ニュートン)と幼い息子:クリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイデン・スミス)の3人暮らし。
高級な医療機器のためなかなか売れず、大金をはたいて買った在庫は一向に減る気配はなかった。家賃や税金も不払いだったため、クリストファーにも満足な生活をさせてあげられず、リンダには愛想をつかされてしまう始末。
そんな中あるきっかけから証券会社ウィッター社の育成コースに申し込むことになった矢先、リンダに逃げられ、クリストファーと2人きりになってしまう。
申し込んだはいいが、一月待っても返事が来ない。
ひょんなことから要請コースの人材課長:トゥイッスル(ブライアン・ハウ)のタクシーに同乗することになり、最近流行っていたルービックキューブの腕前を披露し、面接のチャンスを掴む。
面接の前日、家賃の催促で大家から壁の塗り替えをやらされ、挙げ句の果てに税金滞納で警察に拘留されてしまい、クリストファーを迎えにも行けない。
果たしてクリスはチャンスをモノにして幸せをつかむことができるのか?

おすすめ度:

まあ来日して親バカぶりを発揮していた割には何とも不満足な出来でした。
確かにウィル・スミス自身は表情から演技から良い出来でしたが、作品として脚本が悪いのが欠点。絶賛されていた息子の演技も見る人が見れば普通ですね。
題材自体は悪くないのですが、どうしてもその苦しさしか伝わってこない。そのタイトルの通り幸せのちからが感じ取れない・・・非常に残念な作品でした

そうは言ってもこの映画には小ネタが満載。ウィル・スミスの演技と小ネタ探しなら見てもいいかなってことで1星です。
<<以下ネタバレあり>>
試写会に招待したのが女性が多かったことから感動作品を狙っていたのでしょうが、確かにラストまで見ればちょっとした感動は味わえますが、それよりもどん底の苦しさばかりが目立っていました。
OLを中心とした世代をターゲットとするなら、だんだん良くなっていくとか、『プラダを着た悪魔』のように、厳しいながらも成長していく主人公を見せなければウケないと思います。
この作品の場合、やっと抜け出せそうってところで終わるし、それに至る過程も飛ばされ親子の苦労話になってしまっていました。
さて親バカ絶賛の息子の演技ですが、・・・ちょっと真似事をしているだけですね。
まだ幼いから未知数と言ったらそうかもしれませんが、だいたい子役のレベルは泣くシーンでわかるってのが私の持論です。
クリストファーの場合、泣くシーンは複数ありましたがどれも泣き始めから撮られていない。たぶんすぐに泣けないからホントに泣かすか、もしくはメイクなんでしょうね。
これを天才子役に当てはめると、ダコタ・ファニングの場合はちゃんと泣けている・・・まあそんなところですね。まあ何にしても今後次第ですかね。
ストーリーとしては医療機器の在庫を大量に抱えながら、毎日売れもしないものが、養成コースに入ったとたんになぜか時間もないのに売れ出す。何だかよく分からないうちに月日、時間も過ぎ、その合い間のシーンはすべて生活が中心。
折角のサクセスストーリーでもあるのに、養成コースでの苦労や仲間との関係が見えないのが残念でした。
そのおかげでラストでたった一人の合格者に選ばれても、生活面で光が見えたくらいにしか思えず、感動も共感も半減以下になってしまっていると思いました。
この作品で言いたいこと・・・それがぼやけてしまっているのでは?
そんな中でも注目の小ネタは、まずは医療機器をタイムマシーンって言い出す浮浪者のジジイ。
あのテンションで何かやるだろうとは思っていましたが、途中で手に入れてしまいますね、タイムマシーンを。
2番目は協会の歌のシーンで、歌手の横で手話をしている黒人のおっさん。
ほんの一瞬の登場ですが、かなりのインパクトです。
手話がなぜかラップ調で爆笑です

そしてラストは養成コースの最終日のテスト終わり、エレベーターで会った同じコースの生徒。
この人も一足先にテストを終えた人なのですが、クリスにそそのかされて慌てて戻ります。慌てっプリがよかったです。
鑑賞される際は小ネタ探してみてくださいね。
最後にウィル・スミスの演技ですが、見事です。
だんだんと苦労により、表情や顔つきの変化、喋り方を見事に変えています。
これだけは今までのウィル・スミスに見られなかった演技です。
ちょっといい感じでした。
あまりおすすめしない作品ですが、これぞウィル・スミスの演技ってのは見れるのは確かです。
よければどうぞ
