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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

Zガンダム第37話。

2006-05-13 00:02:02 | ガンダム
今回は有名な「ダカール演説」の回。
カラバのアムロ・ハヤトら主導の作戦で
ダカールの地球連邦政府の議会を乗っ取り、
そこで壇上に立ったクワトロ大尉は
自分の正体がかの「赤い彗星のシャア」であることを明かし、
ティターンズの非道を全世界へと訴え、
世論をもエゥーゴ寄りへと動かしていく…。

と、今回はかなりシャアが出ずっぱりの回で(と言うか実質主役)
しかもカッコいいです。

ここ最近は1stの頃の完璧無比な強さを見せた姿が
ウソの様に無様で情けなかった彼ですが(笑)
この回では久々にカッコいい役回りを演じてます。
シャアのファンも大満足の回かと。


でも個人的には、この回で一番オイシイのは、
この回初登場の(そしてもう多分出てこない)アジス中尉。

ティターンズの中にありながらも正義の人として描かれる彼。
連邦兵士に絡まれるベルトーチカを助けたりと、
初登場時からいきなり「イイ人」オーラ全開出しまくり。

その後、クワトロの演説を成功させるべく
その間の時間稼ぎの為にモビルスーツで出撃してきた、
カミーユやアムロらと戦いを繰り広げるものの、
戦いの中のカミーユとの会話で、
次第にクワトロの演説に興味を持ち始め
自分自身の立場に対しての疑問を抱いていくことに。

そして物語終盤。
ティターンズの別働隊が議会演説放送を中止させるべく、
通信基地を破壊しようと言うところへ、
アッシマーを駆って立ちふさがります。
曰く、「なぜ議会をつぶそうとする?
ティターンズが正しいのなら、議会で証明すべきだろ」
と。

力ずくのティターンズのやり方に疑問を持ちながらも、
一方ではまだティターンズを信じたい気持ちもあり、
そして自分達が正義であると言うのならば、
(今まさにエゥーゴのクワトロがそうしている様に)
議会でそれを見せるべきだと。

正義と信念との狭間で苦悩している姿がうかがえます。

が、彼のそんな気持ちも虚しく…。

彼のアッシマーは、ジェリドのバイアランに貫かれます。





…て、ジェリド!?



またお前かよ。





そしてこの時のジェリドのセリフがもう最悪。

曰く、「ティターンズは力だ!!」だと。
もうね。バカかアホかと。ホントに全く。

こういうセリフさらっと吐いちゃうってのは、
ティターンズと言う組織に対しての忠誠心と言うよりはむしろ
単に盲目的に信奉して追従してるってことの表れで、
これはもう軍隊と言うよりはタチの悪い宗教みたいで
ホント怖いしキモいです。

ジェリドはもう、このところ本当に株を下げまくってますな(笑)
ま、所詮は単なる「負け犬」キャラでしかないし(苦笑)

と言うワケで、せっかくいいキャラだった
(今後の展開次第では仲間になっても不思議じゃない)
アジス中尉ですが、ジェリドにやられて死亡。

…いや多分死んでないか。アッシマー爆発しなかったし。


しかし今回。
ちょっと残念だったのが、アジス中尉初めとした、
ダカール防衛隊(?)の面々が乗ってるモビルスーツが
アッシマーだったってこと。

いややっぱり、自分の中ではアッシマーって、
ブラン・ブルターク少佐専用のモビルスーツなんですよ。
あれだけアッシマーを愛していた人は他にいないんじゃないかと。
だって死ぬ時の断末魔が「アッシマーがぁ!!」ですからね。

他のキャラクターが皆、
死ぬ時は自らの最愛の人のことなり考えて散っていったのに対し
(cf.カクリコン「アメリアァァァ」)、
ブラン少佐と来たら断末魔に「アッシマーがぁ!!」
一体アンタ、どれだけアッシマー大好きなんだよと(笑)

多分この人、アッシマーが恋人だったんでしょうね(苦笑)

と言うワケで、個人的には、
アッシマーにはブラン少佐以外乗って欲しくないんですよ。

いや乗るなら乗るで構わないんですけどね、
乗るからにはブラン少佐に負けない位の、
アッシマーへの愛情を見せて欲しい、と。


とりあえずアッシマーに乗るパイロットは皆、やられる時には



「アッシマーがぁ!!」



こう叫ぶことをむしろ義務付けて欲しいなぁ、と。

Zガンダム第36話。

2006-05-07 22:15:29 | ガンダム
今回は[永遠のフォウ]のタイトル通り、
フォウとカミーユとの(永遠の)別れが描かれる回。

クワトロと共に地球に降りた
(と言うかヤザンによって強制的に落とされた)カミーユ。

降り立ったキリマンジャロの、ティターンズ基地にて
フォウ・ムラサメと再会するものの、
サイコガンダムのパイロットとして「強化」されてしまっている
彼女にはカミーユの姿は単なる「敵」としてしか認知されず…。

と言うのが前回の後半部分のストーリー。

そして今回。
フォウの事をあきらめきれない(?)カミーユは、
単身でティターンズ基地へと乗り込みます。

…て、これ。
よくよく考えてみると凄いよなぁ。
好きな女会いたさで敵の真っ只中へ、
何の武装もせずに乗り込んじゃうだなんて…。

まあカミーユ君の(度を超えた)女好きがなせる業なんだろうけど
でもこの行動力には素直に感心します。

一方、カミーユが基地に乗り込んだその時。
フォウはと言うと…



お風呂入ってました。

あからさまな視聴者サービスです。
ところでこれで、ライラさん・ファに続いて3人目ですね。
Zで入浴シーン見せる女の子って。

でも他の2人と違うのは、今回のフォウ。
ギリギリに見えそうで見えないというところ(笑)
やっぱりZの真ヒロインってコトで優遇されてるんですかねー。

で、入浴中にカミーユの気配を感じ取るフォウ。
そしてカミーユ会いたさで飛び出してきます。

この時のフォウとカミーユの再会シーン。
ベタだけどなんか好きです。
フォウが「バーン!!」とか言ってカミーユを撃つふりして、
ちょっとビックリさせて喜んでみたり。
無邪気で凄くかわいい。

と言うかこの回のフォウはとにかくかわいいです。



ハッキリ言って萌え。


今までそんなにフォウってキャラクターを
カワイイとは思わなかったんですけど、
今回は作画がいいのか何なのか、とにかくかわいい。

この後しばらくずっとカミーユといちゃいちゃしてるのだけど、
でもその時のフォウも凄くカワイイ。
カミーユに甘えるしぐさとか声だとかもうたまりません(おい)

でもなんか、カミーユ×フォウって、
なんか見てて微笑ましいって言うか何て言うか。
凄く可愛らしいカップルに見えます。
実は「自己チューのプッツン坊や×精神分裂症の危ない女のコ」
って言う痛いカップル以外の何者でも無いのにね。



でもストーリー後半。
フォウが強化人間特有の精神的変調をきたし、
更にそこへジェリドが絡んでくることで、
2人は破滅へと向かって行くことに。

と言うかね。
改めて録画したDVD観直してみて思ったけどね。


ホントジェリドうぜぇ。


ケガの療養に地球来てるんだったら、
大人しく病院で寝ていろと。
と言うかもうお前は一生寝ていろと。


戦いに意思を囚われてしまったフォウはサイコガンダムを呼び、
それを止めようとするカミーユはZに乗り、必死の説得を試みる。

物語の最終盤。
カミーユの説得の甲斐あって、再び心を開けかけるフォウ。
しかしそこへ、ジェリドの乗ったバイアランが、
Zを仕留めんと突撃をかける!!

それをいち早く察し、
Zをかばって盾になるサイコガンダム。

そして…カミーユの腕の中で息を引き取るフォウ。



凄く…凄く切ないシーンです。

前半のカミーユとの楽しげな描写があったからこそ、
余計に切なく思えます。
思えばZでは何人もの人物が散っていったけど、
でもその中でも最も切ない描かれ方だと思います。

でも、切ないのだけれど…それと同時にとても美しい。
そんなシーンにも思えます。
他のキャラと較べて、
やはり別格の扱いの描かれ方をされてるなぁ、と思ってもみたり。

まあ1stで言うところのララァ・スンのポジション、ですからね。



ところで今回、ジェリドがフォウを殺してしまったワケですが、
これでジェリドはカミーユの母・フォウの2人を手にかけ、
一方カミーユはカクリコン・ライラ・マウアーの3人を殺めている。

つまりお互いに肉親だとか親友だとか恋人だとか、
大事な人間を殺しあってるワケで、何とも不毛な関係だなぁと。
まあこの不毛な不条理さは、
Zと言う物語全般を通じてのテーマなんじゃないか、
とも最近は思えてきたり。

あと、フォウの声優さん。
演技上手いなぁと素直に感心しました。
カミーユに甘える時の、「普通の女のコ」のフォウ。
精神に不調をきたした「危うい」フォウ。
戦いに囚われた「マシーンの様な」フォウ。
その演じ分けが本当に上手いなぁと。
その全てが別人の様でいて、でもやっぱり、
フォウ・ムラサメと言う同じ「1人の人物」なのだと
きちんと納得させられるだけの演技力。



そりゃ、こんな上手い人が演ってたんなら、
勝手に声優変えたら問題にもなるわ。

永遠のフォウ。

2006-05-04 01:09:53 | ガンダム
たった今見終わったZガンダム第36話。[永遠のフォウ]。
恐らくZガンダムのストーリーの中で、
一番のヤマ場となる話じゃないかと思うんですけどね。



なんかね、もうね、

フォウかわいいよフォウ。



前半部分はひたすらフォウかわいいですフォウ。
カミーユにじゃれつくフォウがもうカワイくてたまりません。
ハッキリ言って萌えですよ萌え。

前回のZガンダム感想で、
カミーユとフォウの絡みなんぞ興味ねぇって言いましたがね、
あれ撤回しますよ。
フォウかわいいですフォウ。



でもって後半部分。
なんかもう、ひたすら切ないです。
でもって可哀想過ぎますよフォウ。
ああっ切ないよフォウ切ないよ。





そしてジェリド…。



お前もう逝っていいよ。



やっぱりコイツはどうしようも無いヘタレだと思った次第。
ヘタレな上に最低です。ホント救い様が無い。
マウアーもライラも草葉の陰で泣いてるぞ!! …ったく。





またまともな感想(?)は後日書きます。

Zガンダム第35話。

2006-05-01 23:16:57 | ガンダム
今回は、カミーユとクワトロが再び地球へと降り、
そこでのカミーユとフォウ・ムラサメとの再会を中心にした回。

物語後半で2人の再会が悲劇的に描かれ、
更には話の最終盤にはアムロまでが再登場し、
多分、次回にかけてZ最大のヤマ場となっていく話。

なんだけど、我らがヤザン隊長のファン的には、
後半よりもむしろ前半が見所な回、でしょう。

前回までシロッコの下に居たハズなのに、
なぜか今回はアレキサンドリアのガディ艦長の下にいるヤザン。

ガディさん、
「シロッコの厄介払い」がどうとか呟いてますが…あれ?
もしやそういうコト?

結局、隊長とシロッコは別に気が合ってたワケでもなく、
単に利用されてただけ、なんですかねぇ?
で、いらなくなったからもう捨てられた、と。
ああ。なんて不憫なヤザン隊長(苦笑)

そんな隊長ですが、今回もアーガマ、そしてZを撃つべく出撃。
そして今回はアレキサンドリアのモビルスーツ隊を助太刀として
貸してもらえることに。

どうでも言いのですが、このアレキサンドリアのモビルスーツ隊。
[バーザム]とか言う新機種らしいですが、
なんか1stの[ギャン]みたいでカッコワル…。

ところでヤザン隊長。
アレキサンドリアの協力を得られたことに対して、
ガディに「艦長、協力を感謝する」と礼を述べ、
握手まで求めてます。

ヤザン隊長って、今までのジェリド達とのイザコザや、
果てはジャマイカンを葬り去った例の一件からして、
上司だろうが何だろうが気に入らねぇヤツは片っ端からぶっ潰す!!
的な野獣みたいなイメージが強かったのだけれど、
協力してくれた相手に対しては素直に礼と敬意を表するなど、
実はかなりの真人間、なのかも。

Zって、登場人物がカミーユだとかクワトロだとか、
どっか「壊れた」おかしな人達ばっかりで、
その中でもヤザン隊長は、
凶暴なエキセントリックさで際立つキャラだと思っていたけれど、
実は他の人達に較べて至極真っ当な考えと常識を持った人間、
なのかもしれません。



…なんて思ったのだけれど、ヤザン隊長。
出撃して新兵器[ウミヘビ]でZを追い詰めた途端にこの笑顔。



テレビ画面一杯に広がる

凶悪度120%の悪人面。

これ…チビッコ見たらマジで泣くよ、きっと。


さて。
[ウミヘビ]でZを追い込んだものの結局今回も撃破はならず、
しかし、そこへ割り入ったクワトロの百式に[ウミヘビ]命中。

その直撃にダメージを受け、
そのまま大気圏へと落下していく百式。

…なんか、弱い。

弱いぞクワトロって言うかシャア。


まあ、ヤザン隊長が強いってのは勿論ありますが、
にしてもなんか弱いなぁシャア・アズナブル。
1stの頃の鬼の様な強さはどうした!? 
逆襲のシャアでも強かったじゃあないか!?

Zのシャアは「弱い」てのは方々で聞いてはいましたけど、
本当に弱いんだなぁ、と実感するここ最近の回。
それも、戦闘面だとかだけじゃなくって、
精神的にも弱いなぁってのをひしひしと感じます。

前回ラストで飛び出た迷セリフ、「サボテンが花をつけている」
これを聞いたときにはどうしようかと思いましたよ全く。


そんなんだからカミーユに修正されるんだよ。



さて。
クワトロ大尉の百式を叩き落したヤザン隊長。
それを部下の一人が深追いしようとするのをすかさず止めます。
曰く、「よせ、落ちるぞ。焼け死ぬことはない!!」と。

ここらへんやっぱり、ヤザンは戦況を冷静に見てるなぁ、と。
これがただの猪武者ならば何も考えずに追っていくところですが
もう充分だと考えたヤザンは追うのを止めます。


何も考えずにガンダムMK2を大気圏に追ってって焼け死んだ、

どっかのカクリとは違います。



まあ、総評として、
今回もまた、ヤザン隊長の株が上がった回だった。と言うことで。

後半部分については割愛。
どうせ次回もその続きだろうし。
て言うか個人的にカミーユ×フォウの絡みってどうでもイイのよね。

Zガンダム第34話。

2006-04-24 23:01:13 | ガンダム
今回のZガンダム。
大きな出来事としては、
レコア・ロンドがとうとうティターンズ側へ寝返ってしまう回。
(正確に言えばまだ「連れ去れる」だけなんだけど)

なんだけど、そんなコトよりもただとにかく、
久々にヤザン隊長出ずっぱりで大活躍!!の回だったりします。
今回はかなり出番多くて(と言うかカミーユよりもむしろ多い?)
ヤザン隊長のファンは大満足な回じゃないでしょうか。

前回ラストで、
アクシズとの(とりあえずの)協定が結べたことに満足したのか
エゥーゴに攻撃を仕掛けようとしないシロッコ。
それに苛立つヤザンは、今こそエゥーゴに攻撃すべきだと主張。
シロッコも結局それを認め、ヤザンの出撃を許すことに。

この時のヤザンとシロッコのやり取りが何とも言えない。
この2人、息が合うのかと思ったら案外とそうでもない?
実はお互いに利用しあってるだけの様な気がしなくも無い様な…。

でもティターンズ内に、
お互いに気が合う人間も他にいなさそうだし。
ヤザンは部下2人には慕われてるけど他からは疎まれてるし、
シロッコに懐いているのはサラだけ(苦笑)
つまり、お互いに対等な立場で友人になれる可能性のある、
唯一の人物と言うことにも…。

まあ利用しあっている部分も多いけど、
お互いに惹かれるものがあるのも事実なんじゃないか、と。

さて。出撃したヤザン隊長。
今まではとにかく、
猪突猛進に攻撃しまくるイメージが強かったのだけれど、
今回はかなり策を巡らせて、計略家的な側面も見せてます。

マラサイのダミー(単なる風船)を10体前後も用意して、
大群で待ち構えている様に見せかけ、
そこへZガンダムをおびき寄せて、
手薄になったエゥーゴのアーガマ本体を叩く!!と言う作戦。

まあ勿論、この作戦は結局成功はしなかったのだけれど
(成功したらそこで話終わっちゃうし笑)
でもやっぱりヤザン隊長は単なる戦闘マニアじゃなくて
隊長クラスとして普通に有能な人物なんだなぁ、と。

今回はどういうワケかZガンダムとはほとんど交戦せず、
レコアの乗るメタスとの戦いに。
ここで描かれる、レコアとヤザン隊長の精神の交感。
なんかこのシーン観てると、
「あれ? もしかしてこの2人も実はニュータイプ?」
と思ってしまいます。

戦いの最中、お互いを「感じる」と言う描写は、
基本的にニュータイプ同士でしか描かれないものだし。
しかしレコアはともかく、
「オールドタイプの代表格」の様に言われている隊長が…
まさか、ねぇ。

ところでこの2人の交感のシーン。
なんかどう考えてもやっぱりセックスを連想させてしまって
微妙にエロい。
まあ多分それを狙ってるんだろうけど。

と言うかそもそも今回、話中盤のレコアのセリフでも、
「この世界には、昔から男と女の2つのセックスしかないわ」
とか、どう考えても普通のロボットアニメにはあり得ないです。

そして話の最終盤。
動かないレコアのメタスを貫くヤザンのハンブラビ。
メタスのコクピットから出てくるレコア。
それを見て一言つぶやくヤザン。
「まともそうな女がなんで…」
なんかこのシーンいいです。

ヤザン隊長のあの普段の無差別虐殺っぷり(笑)見てたら、
こんな風にコクピットから出てきたら躊躇無く
モビルスーツで握りつぶしてしまいそうに思えるけど、
でも決してそんなことはしない隊長。
意外と紳士でまたもや好感度アップ。

そしてこの後、ヤザン隊長によってレコアは、
シロッコの元へ連れて行かれる、と言うことなんでしょうね。

あとは今回の見所としては、話のラスト。
レコアが死んだ(とエゥーゴでは思われている)ことで逆上し、
クワトロ大尉に殴りかかるカミーユ。
まあ確かに殴りたくなる気持ちは分かりますけどね。

そもそもクワトロ大尉がもっとちゃんとレコアに接してれば
きっとこうはならなかったでしょうし。



ああ罪深き女たらしのシャア・アズナブル。

Zガンダム第33話。

2006-04-17 01:15:01 | ガンダム
前回のラストで遂に姿を表した、旧ジオン軍の残党[アクシズ]。

今回の話は、彼らとの交渉に向かった、
シャア初めとするエゥーゴの面々と、
ハマーン率いるアクシズとの絡みが中心の話。

なんだけど、とりあえず…。





ミ、ミネバたん…!!





ジオンの猛将ドズル・ザビの忘れ形見にして、
ザビ家の正統後継者ミネバ様。
不覚にもつい、彼女に萌えてしまっている自分を発見してしまい、
何とも言えない自己嫌悪に(苦笑)
全くこれじゃあシャアのコトをとやかく言えない
タダのロリコンじゃあないですか。
て言うかこんなコト言ってるヤツがZZ観ちゃうときっと、
「プルたん萌え~」とか言っちゃったりするんだろうな。まじキモッ。




エゥーゴ×アクシズの交渉自体は、
シャアの軽はずみな行動もあって結局決裂。
この回のシャアは、1st~Zを通じて視聴者に植えつけられてきた、
「冷静沈着な男」と言うイメージを見事にくつがえしてしまう程に
ひたすら感情むき出しで観てる側にとってはちょっと新鮮。

まあ、感情的になっちゃうのも仕方が無いとは思うんですけどね。

だって…交渉相手が…まあ、その…



ぶっちゃけ元カノなワケだし。

裏設定(と言うかファンの間では定説?)によると、
ハマーンってシャアと昔付き合ってたらしいですね。



と言うかつまり、ハマーンって、
女たらしシャアの一番最初の被害者ってコト!!??



まあそんな感じでエゥーゴ×アクシズの絡みが描かれる前半。
でもこの回の見所は実は後半にあったりします。

この回はアクシズ中心で展開していく話だから当然、
ティターンズ側との絡みは無いだろうと思っていたんですね。

ところが!!
途中のCM挟んで後半になった途端に登場するヤザン隊長!!
しかも!!
腹心の部下とも言えるラムサス・ダンケルの2人を引き連れて、
ハンブラビ3連編隊での登場!!

アクシズとの交渉が決裂し、
なんとか命からがら脱出したシャアやカミーユ達の前に現れます。

そして今回もやっぱり隊長は強い。
2人の部下との息の合った絶妙なコンビネーションで
カミーユのZガンダムをおびき寄せ、
そして、新兵器の[クモの巣]でZを捕らえ電流攻撃!!

Zガンダムをあと一歩で撃破!!と言うところまで迫るものの、
今回も結局、シャアやレコア、
それに駆けつけたエマ達の邪魔が入って撃破ならず…。

ああ残念(笑)

でもホント、ヤザン隊長カッコええなぁ。
僕が女なら間違いなく惚れますね(おい)
強いだけじゃなくって、ラムサス・ダンケルとの会話を見るに、
やっぱり部下には相当慕われてますよこの人。

一見、ただの「極悪人」にしか見えないのに、
実はそうでない、奥深い人間性を有しているのがイイです。

あと、今回思ったけれど、ハンブラビってカコイイ…。
最初観た時は「ヘンなデザインのモビルスーツだなぁ」って
正直思ったのだけれど(笑)、
でも今回、3機編隊でスピーディに飛び回ってる
ハンブラビの姿はなんかやたらカッコ良かった。
モビルスーツ形態よりもモビルアーマ時の方が
スマートでカッコ良いのかも。

あと、アッシマーもそうだったけど、
パッと見、妙なデザインにしか見えない機体の方が、
実はたまらなく味のある素晴らしいモビルスーツなのかも。

Zガンダム第32話。

2006-04-06 14:22:46 | ガンダム
今回は、前回のカミーユ君に引き続き
真打ちクワトロ大尉の女たらしぶりが発揮される回。



レコア女史が悩み顔でいるところへ近付き、
彼女が自分に好意を持っていることをイイことに

いきなり接吻ですか!?(゜Д゜)



別にその気があるワケでもないって言うのに
と言うかそもそもロリコンのシャア的にはレコアさんは本来
ストライクゾーン圏外だと思われますが

とりあえず頂けるもんは何でも貰っとけ的なノリでしょうか。

凄いです。あるイミ男らしいと言えば男らしいです。
さすがガンダム史上最強のスケコマシ。恐るべし…。


まあ、クワトロ大尉に好意を抱きつつも、
頭の片隅ではシロッコのことばかり考えている
レコアさんもレコアさんですが。

つまりどっちもどっち。


…と言うかこれ。
女たらしの男と浮気性の女って、
あるイミ似合いのカップルなのでは?



まあそれはさておき。
実はかなり色々と見所のあった今回。

まず、ヤザン隊長とシロッコとの出会い。
ドゴスギアに転属したヤザン隊長がシロッコに呼ばれ、
そこで初の出会い。

ここでどういうワケか、
お互いのことをやたらと気に入って速攻で意気投合。

ヤザン隊長、シロッコに自分から握手を求めるし。

今までヤザン隊長って、
他人と衝突するシーンばかりだったので、これは結構驚き。
ジェリドにしろジャマイカンにしろ、
完全に馬鹿にしきって全く認めていなかったのが、
シロッコには何か惹かれるものがあったのでしょうか。

あと、今回からヤザン隊長の乗機がハンブラビに。
これ、かなりヘンなモビルスーツです。
真っ青の機体にとがった頭。
そして魚のエイを思い起こさせる独特のフォルム。

正直、前まで乗ってたギャプランの方が素直にカッコイイけど、
でも隊長にはこれくらいアクの強い機体の方が似合ってるかも。

そして初搭乗の(ハズの)ハンブラビで
いきなりカミーユのZガンダムをピンチに追い詰める隊長。
やっぱり強いです。
あと一歩、のところまで追い詰めたものの、
そこへアクシズのモビルスーツ部隊が邪魔に入り、
撤退を余儀なくされるヤザン隊長。

思えば、以前もカツの邪魔さえなければ
Zガンダムを撃破!!てところまで行ったことがあったし、
ヤザン隊長自身はZ(カミーユ)を倒せる程の能力があるのに、
結局いいところで邪魔が入って…と言うパターンばかりの様な。

主人公のライバル的存在と言う位置付けでは同じでも、
自分自身の実力不足でカミーユに歯が立たないジェリドとは
やっぱり決定的に違うよなぁ(笑)

で、このアクシズのモビルスーツ部隊。
最後の方でアクシズ総帥のハマーン様がちょっとだけ登場。
次回から本格的に話に絡んでくる様で、
またまた面白くなってきそうな予感。



と言うか、ハマーン登場で、クワトロ大尉を巡る

人間関係のドロ沼が悪化しそうな気も。

Zガンダム第31話。

2006-04-04 01:58:50 | ガンダム
今回は、シロッコの命で、アーガマにダメージを与えるべく、
アーガマ停泊中の月面都市に爆弾を仕掛けに来たサラと、
そこへ偶然居合わせてしまい、それを防ごうとするカミーユ。
その両者の絡みとを描いた話。



なんだけど、



カミーユ君の女好きが遺憾なく発揮された回でもあります。

公園で出会ったサラにアイスクリームを買ってやるシーンの
カミーユ君のニヤっけっぷりとか、もうマヌケ過ぎて笑えます。
さらにそこをファに見られた時の慌てっぷりとか、本当にアホ。
こんなヤツでエースパイロット務まってるのかって思うと、
エウーゴって組織も大したコトないなぁ、と。



…いや。それは違うか。



そもそもエウーゴの実質NO.1のクワトロ大尉こそ、

ガンダム史上最強の女たらしですし。



あと。爆弾の爆破時間が迫り、
逃げようとするサラを取り押さえるカミーユ。
それは別にイイんだけど、何も押し倒すコト無いんじゃ…。

これ、何かやましい考えハァハァがあるんじゃ?
と思わずにはいられません。エロ過ぎです。

あと。エロいと言えば、今回のサラたん。
民間人への変装と言うことで軍服じゃない服装での
侵入→作戦行動だったのだけど、
それが何とヘソ出し

上に薄手のコートっぽい上着を羽織ってはいるものの、
その下はセパレートの黒い服で、
一見水着と言うか下手すると下着と言うか。
かなりエロいです。

と言うことで総評。

今回のZガンダムはとにかくエロかったと言うことで。



まあ、もう少しマジメに書きますと、

サラたん萌え。



あ。ちっともマジメに書けてない…。

でもマジな話。
ちょっとこのサラと言うキャラに親近感が沸きました。
前に出た時は、カツに対する態度とか、
物凄い性格悪いなぁって印象だったんだけど。

でも今回のエピソードで、
なんか普通の女の子なんだなぁって言う…。

それだけに、
シロッコと言うクワトロ大尉に勝るとも劣らないスケコマシ
飼われてしまってるのが不憫でなりません。ああ。

Zガンダム第30話。

2006-03-27 23:07:19 | ガンダム
今回のZガンダム。





ああっ、マウアーが、マウアーが…



僕のマウアーたんが!!



と言うワケで、マウアー女史が逝ってしまわれました。
美人女性パイロット揃いのZの中でもとびきりの美人で、
おまけに仕事も出来る。
知的でいかにもクールビューティな感じがたまらない、
かなり好きなキャラだったので残念…。

でもマウアーたん。
死に際(と言うか死にゼリフ)もかなりカッコ良かったのですが
でもそれがジェリドみたいなダメ人間をかばう為と言うのが
非常になんだかなぁ。

マウアーたん、
仕事は出来るのに男を見る目は全く無い様で(苦笑)

でもマウアーを失って逆上したジェリドの暴れっぷりは凄かった。
ネモ2機を立て続けに打ち落とし、
レコアの乗るメタスにも大ダメージ。
カミーユをして「あれがジェリドなのか!?」なんて言わせてしまう程。

なんだけど結局、
Zガンダムには敵わぬまま戦闘不能となって
戦線から離脱してしまうのがやっぱりジェリド。

その後の、
マウアーの死が信じられずに涙するジェリドの姿は悲しかった。
ジェリドってやっぱり、凄い「人間臭い」キャラなんですよね。
ライラさんが逝ってしまった時もそうだったけど、
大事な人を失った時のジェリドの姿はなんか凄い泣ける。

前回の毒ガス作戦で好感度がガタ落ちだったジェリドだけど
今回のエピソードでまた戻ったかも。

ちなみに今回、ヤザン隊長は結構出番ありました。
でも完全にジェリド&マウアーの引き立て役。
まあ隊長には次回以降に期待と言うことで。

あと今回、隕石に隠れて敵を待ち伏せする
ジェリド&マウアーのガブスレイ見てて思ったけど、
なんか…


セミに似てる?


と思ってネットで調べたら案の定、
ガブスレイのモビルアーマー形態は「セミ」て呼ばれてるそうで。
納得。あれは完全に昆虫系ですよ。

Zガンダム第29話。

2006-03-17 11:56:57 | ガンダム
今回は、ティターンズによる、
コロニーへの毒ガス注入作戦と、
エゥーゴのそれを阻止しようとする戦いの話。

で、この毒ガス作戦の指揮を執ったのがジェリド中尉。
なんかもう、この人堕ちるとこまで堕ちたなぁって言う…。

Zって、
主人公のカミーユがあんなひねくれ者のプッツン坊やで、
それに対するジェリドが敵役ながら
ある意味まっすぐな性格で、
それでいて色々なイミで同情も共感も出来る、
むしろ主役よりも好感が持てそうな
そんなキャラだったんだけどなぁ…。

今回の終盤での、カミーユのとの交戦中のセリフ。
「貴様がいなければ、
こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ!!」

もう最悪です。
最低な作戦を手段として選んだばかりか、
それを相手のせいにするだなんて…。

最近、カミーユがちょっとずつ大人になってきてるので
それに比較すると
ジェリドはますますダメ人間に堕ちてるなぁって言う(苦笑)

ところで、今回はヤザン隊長の出番はほんの一瞬だけ。
しかもセリフは無し(悲)

なんだけど、この登場シーン。
これはこれで結構重要なイミを持っているのかも。

毒ガス作戦を拒否したヤザンが、
(恐らく作戦を潰そうとして)作戦会議の場に現れるも、
結局追い出されてしまう(笑)と言うシーン。

やっぱり隊長は、
以前のコロニー落としと言い今回の毒ガスと言い、
こういう卑怯な作戦がお嫌いな様です。

ここまでで分かったヤザン隊長の人間性。
・異常なまでの戦闘好き。戦闘狂。
・だけど卑怯な作戦・大量虐殺的なものは嫌い。
・気に入らねぇヤツは上司だろうとぶっ潰す。
・でも意外と部下思い。下には結構優しい。

戦闘狂なところはどうかとは思いますが(苦笑)
でもそれ以外の部分はかなり漢(おとこ)だと思うのですが。
男が惚れる男って言うんですかね。