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KANZLERAMTオタクの日々

ドイツのテクノレーベルKANZLERAMTをこよなく愛する男の日々の独り言。

当選しちゃった…。

2007-06-08 23:16:21 | テクノ・音楽
先日の日記でもちらりと書いた、YMOのライブ。

どうせ当たるハズも無いけど一応形だけ申し込んでみるか、と、
ネットの先行予約申し込んでみたら…



当たっちゃったよおい!!(゜Д゜)



うわぁもうこれは行くしかないな!!
でも京都遠いぜイヤッホォォーーイ!!!

ディスクレビュー2007年6月6日。

2007-06-06 23:45:17 | テクノ・音楽
久々に、本当に久々にKANZLERAMTやYMO以外の音源を購入。
JORIS VOORNの新作アルバム[FROM A DEEP PLACE]。
フォーマットはCD。

 

一曲目から彼らしい流麗で繊細な上音が広がって、
そのまま音の世界にグイグイと引き込まれてしまう。

全体的な音の雰囲気は、
デトロイトを彼ならではの解釈で再構築した、
メロウでメロディックで叙情感あふれるテクノってところ。

つまり、前作の[FUTURE HYSTORY]の流れを汲みながらも、
でもそれよりももっと深くそれでいて壮大な世界観で、
そしてより「聴かせる」音に進化したと言うか。


彼のトラックでは[FUTURE HYSTORY]にも収録の
[INCIDENT]があまりにも有名過ぎて、
実際、それで彼の名を知ったと言う人も多いだろう。

その[INCIDENT]の様なトラックは、
このアルバムには入っていない。
だから、[INCIDENT]を期待して聴く人には、
少し物足りなく思えてしまうかもしれない。

また、その分全体的な印象も、
どうしても[FUTURE HYSTORY]よりも
地味でおとなしいものに感じてしまうかもしれない。

…しかし。
じっくりと聴き込む程に、深い味わいが出てくる。
そんなアルバムなのだ。

だから。
[INCIDENT]しか知らない、そんな人達にこそ。
じっくりと聴いてもらいたい。
そう思うのだ。

きっとそこには、今まで知らなかった、
「新しい音の世界」がどこまでも広がっているだろう。


JORIS自身の音が一皮向けて、
成熟したことを確信させる出来のこのアルバム。

フロア向けなトラックも勿論入ってはいるけれど、
でもクラブでガシガシ踊ると言うよりはむしろ、
部屋で独りグラスを傾けながら、じっくり聴き込む。

それがこの作品の正しい楽しみ方だと、僕はそう思う。

本当に凄い。

2007-06-02 00:48:43 | テクノ・音楽
先日のHUMAN AUDIO SPONGE名義でのライブに続いて、
今度はあの三人が遂に!! 満を持して!!



YMO名義でのライブ演るだとな!!



なんでも、世界各国7ヶ所で同時開催される、
[LIVE EARTH]
と言うイベントのライブアクトとして登場するのだとか。



これは凄い…本当に凄い。

まさに歴史的大事件と言っても過言ではない。



ただ…本当にもの凄いことだとは思うけど、
でも正直行きたいかどうかと言うと今のところちと微妙。



理由は色々とあるのだけど、まず会場。
YMOのライブが行われるのは京都の東寺。
ああ東寺ね…なかなかいいお寺だよね。



ておい京都遠いよ!!



で、イベントの開催時間見ると、
京都会場は19時開演の21時終演予定だとか。
でもってこの京都開場の参加アーティストは、
今のところYMOを入れて3組。
でもまだ少し増えそうな感じ。

となると、イベントの時間は2時間で、
その中におそらく5組くらいのアーティストが出るだろうから、
YMOのライブ時間はざっと計算すると…



ほんの30分程度!?



ううむ…わざわざ京都くんだりまで出かけて、
でも肝心のライブはたったの30分。
それにヘタすると帰りの最終の新幹線に間に合わないこと考えて
京都で一泊することを頭に入れつつ…

新幹線代+宿泊代+チケット代=ほんの30分のライブ



どう考えても割に合わねぇ…。



あと、ぶっちゃけ他の出演者微妙過ぎ。



リップなんとかってよく分からんけど、
どうせ最近のちゃらちゃらしたヒップホップだかなんかの人でしょ。
YMOのライブ観る為に高い金かけて出向いて、
その挙句にそんなつまらん音楽聴かせられたらたまらんわ(笑)



同時開催の幕張会場はもっと微妙。
なんだよこの某エイ○ッ糞に乗っ取られた様なメンツはよww



まあこのイベント、
趣旨自体は「世界の環境保護を考えて」みたいな、
至極まともで立派なことを訴えてるんだけど、
だったらもうちょっとメンツ考えろと。
説得力無さ過ぎなんだよ。



と言うワケでせっかくのYMO再結成と言う、
歴史的大事件なのにも関わらず、
イマイチそそられない気がするのが本当のところ。



まあ、先日のHUMAN AUDIO SPONGEのライブが、
本当にサービス精神旺盛で大満足なものだったから、
正直今、音楽的には満ち足りちゃったるんだよなぁ。
ぶっちゃけあれで充分に「再々生YMO」みたいなもんだったし。
だから今回のは別にムリしてまで行かなくても良いんじゃないかと。
そう思うのですよ。

…なんて散々文句たれつつももしチケット取れたら行っちゃうんだろうけど。

音楽ソフトを購入。

2007-05-18 23:58:43 | テクノ・音楽
生まれて初めて、「音楽ソフト」なるものを買ってしまった。

確かに音楽は好きだが、でも自分で作曲してみようだとか、
そんなことを思ったことは一度も無い。

だから、こんなソフトを買うことは生涯無いだろう、
そう思っていたのだけど…。

買ったのは、ACID MUSIC STUDIOと言うソフト。

豊富なループサンプルだとかが収録されていて、
簡単な操作でそれらを組み合わせるだけでも
なんとなく曲らしいものが創れて遊べてしまうらしい。



でも僕が気になったのは、
そんな「本来の用途」たる作曲機能よりも、
このソフトを使って簡単にミックスCDが創れちゃうらしい、
と言うこと。

実は、今日購入へ踏み切る前に、この一ヶ月ほど、
お試し版をダウンロードして色々いじっていたのだけど、
確かにお手軽簡単に曲と曲とを混ぜて繋げてしまえるのだ。

ソフト上では曲のファイルは波形で表示され、
1トラック毎に別々の波形として扱われる。

それを幾つも並べ、
一つの曲の中盤~終盤にかけてフェードアウトさせ、
続く次の曲を重ねてフェードインさせ…
それを繰り返していけばあら不思議。
本当にDJミックスみたいのが出来てしまう。

フェードイン・フェードアウトだとかは全てマウスで簡単操作。
ピッチあわせだとか全然考える必要なし。
BPMを設定しておけば、全ての曲がそのBPMで演奏される。

曲を取り込む際の小節の取り方だけ少し注意が必要だけど、
でもそこさえ気をつければ本当に簡単に出来てしまうっぽい。

せっかくなので、色々といじって遊んでみようと思う。

もうあと一ヶ月もしないうちに梅雨に入ってしまい、
そうなると外出もなかなか出来なくなってしまうけど、
でもそんな時。

部屋にこもって独り遊べる、こんな「玩具」があるととてもイイ。

とりあえずはこれで、
KANZLERAMTオンリーのミックスでも創ってみようかと思う。

…と言うかね。
某所でうっかり宣言してしまった為に、
どうあってもKANZLERAMTオンリーのミックスを
創らなくてはならない羽目に陥ってしまっているのだ(苦笑)


あとは今日。
全然関係ないけど香水を買ってみた。



ブルガリのプールオムのエクストリーム。
ブルガリの香水は香りにクセが無くてつけやすいので好きだ。
今まで割と何種類か買っている。

まあ、香水ブランドとして、ベタと言えばベタなんだが(笑)

ディスクレビュー2007年4月16日。

2007-04-16 23:22:11 | テクノ・音楽
なんかここ数日ダークなテクノが聴きたくて、
自分の中でただ今ヨハネスヘイル強化日間中。

この人、最近の(KANZLERAMT以外からの)リリース作品では
ベタなエレクトロに走ってしまっているのが残念だけど、
でも昔の作品はホントに凄くいい。


ダークなトランスとか、暗黒ミニマルとか創らせたら、
右に出る人はいないと思う。

で、今日の一枚はこれ。[FEIERN](KA63)。

 

彼の過去のアナログカット作品を
色々集めてCDアルバム化したというもの。

異論はあると思うけど、あえてジャンル分けするするとしたら、
僕はこの作品は「トランス」だと思うのだ。

全体として、空間的な上音の、
広がりのある世界観を感じさせる曲が多く、
黙って耳を傾けていると知らないうちに
体も精神もトランスしてしまいそうな、そんな音の世界。

いわゆる「クスリ臭い」トランスなんかよりも、全然ヤバイ。

だってクスリに頼らずとも、
音だけで飛べてしまうワケだから。

言うまでもないことだけど、
最近のアホな若い子達が聴いている様な、
なんちゃってトランスなんかとは較べるまでもなく。


とりあえず個人的には。

#01[CALLIN PT.1]

アルバム最初を飾るトラック。
11分もあるまさに「トランス協奏曲」とでも言うべき壮大な曲。
作品世界を想像させる広がりのある音は、幕開けにふさわしい。

#11[PYRAMIDA DEL SOL]

ヨハネス様の真骨頂とでも言うべき、ダークでハードなトラック。
これぞまさに「暗黒テクノ」。

#12[DJUNGLE BOOK REMIX]

この曲聴くとなぜかいつも、
某ネズミーの某エレクトックなんとかのテーマ曲を思い出してしまう。
自分的には壊れたネズミーのテーマ(勝手に)。
だって似てるんだもん(そうか?)

#10[DOCTRINE OF CREATION]

もうただただカッコイイとしか言えない。
ストリングス系の荘厳で深みのある上音に、しっかりしたリズム。
完璧です。


この辺りがたまらないところ。

チケット届いたっ!!

2007-03-30 23:09:49 | テクノ・音楽
来たよ来たよ来ましたよ!!
お待ちかねのチケットが手元に届きました!!



これじゃ何か分かりづらいけど、拡大すればホラ。



ああっもう凄く楽しみ♪
ついにあの御三方揃い踏みを、
この眼で、生で直に観れる日が来るだなんて…。

5月は色々と(公私共に)充実した月になりそうな予感。

HUMAN AUDIO SPONGE。

2007-03-17 23:51:18 | テクノ・音楽
ここ数週間、ハズレただの当たっただの、
一喜一憂していた件。

実を言うと、
コレのチケット先行予約に当たったのだ。



[HUMAN AUDIO SPONGE]のスペシャルライブ。

-HUMAN AUDIO SPONGE-
それは、高橋幸宏と細野晴臣のユニット[SKETCH SHOW]に、
かつての盟友坂本龍一が加わったもの。

なんと、この御三方が一つになって、
一夜限りのライブを魅せて下さると言うのだ。



それは、そう。すなわち-言ってみれば。


YMOの再々結成だ!!


いや勿論、本当は、
HUMAN AUDIO SPONGEとYMOが全く別モノだってコトは
充分に知っているし理解しているつもりだ。

でもね。
それでも。

それでも敢えて言わせてもらう。

やっぱりこれはYMOの再々結成なのだ。

21世紀版のYMOが、かつての「再生」とは違う、
もっとずっと自然で、リラックスした形で具現化される。
そんな風に僕は思う。



何にせよ。
この日はきっと、日本の-
いや世界の音楽史に残る一日となるだろう。
そんな日に立ち会えると言うこの幸運。
ただただ、本当に嬉しい。

ディスクレビュー2007年3月14日。

2007-03-15 00:04:00 | テクノ・音楽
今日の一枚。

ドイツのテクノレーベル[UNGLEICH]のコンピレーション。
その名も[UNGLEICH WE ARE]。

 

UNGLEICHってドイツテクノの中でも、
恐らくあまり主流じゃない方のレーベルなんだけど
何気に結構良作出してて、僕的にはちょいちょい注目してる。

レーベル主催しているのはSENDER BERLIN。
2人組のテクノユニットで、
深みのあるサウンドを主軸に綺麗でピュアなテクノから
ハードなトラックまで色々と創っている。

ちなみに、このSENDER BERLINの片割れ。
T.LITSCHKOは、あのKOWALSKIと組んで、
ユニットDOUBLE Xをやっている人だったりもする。

そんな縁もあってか(?)、このUNGLEICH。
出している音は、どこかKANZLERAMTと共通する雰囲気もある。

ただ、KANZLERAMTよりも、もっとディープでマニアックな世界。

あまりフロア向けでは無いかもしれないけど、
でも、ぼんやりと音に耳を傾けていると、
そのままその世界の深みに引きずりこまれそうになって、
それがなんとも気持ちがイイ、のだ。

で、このコンピレーション。

全13曲入っていて、ベーチャンみたいなダビーなものから、
デトロイト風の流麗な上モノのトラック。
ジャズっぽい歌モノまでとかなり色々入っていて楽しめる。

ハードなフロア向けテクノよりも、
もう少しゆるい音を聴きたい。
…でもエレクトロニカではぬる過ぎる。
そんな気分の時には実にピッタリなアルバムだ。

でも個人的に面白いと思うのは、
#12のDOUBLE Xのトラックと続くラストのKOWALSKIのトラック。

この2曲のKOWALSKIはかなりダークで黒い。
ここ最近のポップな彼の音しか知らない人が聴いたらもう、
卒倒する位の真っ黒さ。

特に#12は、どす黒く突き上げる様なベース音に、
禍々しくカオティックに響くシンセの上音。
そこにヘビーな声ネタまで重ねると言う
もの凄くダークでぶっ壊れた感のある展開が凄まじい。

更にこの曲、曲名も凄い。
[BROKEN GUCCI GLASSES]って一体…。

直訳するとつまり、
グッチのメガネが壊れちゃったwwwってこと??

まあ確かに、
メガネ壊れちゃって嘆いている気分を表したかの様な、
そんな曲ではありますが。

ディスクレビュー2007年3月4日。

2007-03-04 23:43:42 | テクノ・音楽
ここ数日繰り返し聴いている一枚。

KANZLERAMTの101番。
DAMON WILDのアルバム[DOWNTOWN WORLD]。

 

デトロイティッシュな作品を連発している
ここ数年のKANZLERAMTの中では、
異質と言ってもイイ程に硬く太いミニマルテクノ。
しかし単にフロアライクなミニマルと言うのではなく、
音の雰囲気や創り込みがかなりマニアックで渋い。

ここ最近のKANZLERAMTの音と言うよりは、
一昔前-初期から中期にかけてのKANZLERAMTの音っぽい。

個人的に、
一番このレーベルが面白かった頃の音を彷彿とさせる。

異論は色々あるだろうけど、
僕的にはここのレーベルの旬は40番~90番台位ではないか。
そう思っている。

40番以前は音が暗過ぎる上にマニアック過ぎてとっつきにくく、
逆に100番以降は分かりやすい音が多くて入りやすいのだけど、
ややデトロイトに偏り過ぎな感があり、
一体このレーベルはどこへ向かうのか…と、
個人的にはちょっとだけ心配だったりもする。

40番~90番台くらいが、一番バランスが取れていたのでは。
そう思う。

中でも、40番~70番あたり。
ここのラインナップは神がかっている。

HEIKO LAUX・JOHANNES HEILの2人が主軸として
コンスタントに良作をリリースしつつ、
次世代をになうALEXANDER KOWALSKIとDIEGO。
この2人の天才が徐々にその才能の片鱗を表し、
その一方でCHIRSTIAN MORGENSTERNが
初期のこのレーベルの香りを漂わせるディープなトラックを創る。
ANTHONY ROTHERは幾つかの変名を使って
数々の実験的で変態な作品を残し
DJ SLIPはこれまた独特で壊れた世界観を展開する。
極めつけにはHIGHRISE(なんとJOHN SELWAY)と言う凄いゲストが
これまたテクノ史に残るであろう傑作トラックを生み出す。

う~ん。
この頃のカンツラはホント面白かったなぁ。
音がそれまでのダークでディープなサウンドから
徐々に綺麗で聴きやすい方向へとシフトしていたのにも関わらず
何とも言えないアングラなマニアックさが漂っていた。

最近はそのマニアさが少し薄れつつあるのがちょっとイヤだ。

ディスクレビュー2007年2月26日。

2007-02-26 23:31:42 | テクノ・音楽
ここ最近は、めっきりCDもレコードも買わなくなった。

と言っても勿論、音楽聴くのを止めたワケじゃない。

昔から持っているお気に入りの盤を
その日の気分に応じて棚から取り出し、何度も聴き直す。
そんな中で、昔の自分が気付いていなかった、
新たな良さをその作品の中に「発見」してしまうこともある。

ここ数日ハマっているのは、
KANZLERAMTの首領HEIKO LAUXの[SENSEFICTION]。
多分7~8年は昔の作品だったと思う。

 

最近では別名義OFFSHORE FUNKなどで、
かなりデトロイトに傾いた作風を魅せているHEIKO。

この作品では、
流麗な上音にデトロイトの片鱗を感じさせはするものの、
ここ最近のトラックで見られる様な音の分厚さは無く、
いたってシンプルな曲展開・音創りを魅せる。

デトロイトと言うよりは、浮遊感漂う空間ミニマルと言った趣き。
クリアーに澄んだサウンドが気持ちいい。

先日のHEIKO LAUXの来日。
もしかすると僕は彼に、
こんな音を魅せてくれることを期待していたのかもしれないな。

しかし、シンプルに澄み切ってはいるのだけれど、
深みのあるその音。
いや、シンプルだからこそ、よりディープに、
その世界観が掘り下げられている、とでも言うのか。

僕のお気に入りは8曲目の[PRE SENSE]。

このアルバムの中でも一際異彩を放つ、ダークな曲調。
どこまでも暗く、少し哀しげな雰囲気も漂わせるメロディ。
それでいながらBPMはかなり速い、と言うのがミソ。
フロアでもきちんと機能するディープな空間ミニマル、
と言ったところ。

しかし、昔このアルバム聴いてた頃は単純に、
そのシンセの上音に耳を囚われているだけだったのが、
あれから数年経って色々な音を聴く中で
「テクノと言う音楽の聴き方」を覚えたのか、
今聴くともっと色々と、
細かい部分の音の面白さだとかに気付かされる。

先の[PRE SENSE]にしてみれば、
深く響き渡る上音が素晴らしいのは勿論なのだけど、
よくよく聴くと実はベースが非常にイイ鳴りをしている。
二小節毎の一拍目で入る、タメの音がたまらなく良いのだ。

なんと言うか、
こういう聴き方に気付いてしまったせいなのかもしれないが、
ふと思ったのが、テクノと言う音楽は、
本当に「音フェチの為の音楽」なんだなぁ、と。

果たして他のジャンルの音楽で、
こんな風に「ここの部分のベースが良い」
「ここで入るハイハットの鳴りがたまらない」
「ここの裏音と表の上音の重なりが…」
そんな聴き方をするだろうか。

まあ、とにもかくにも。
そんな、音の聴き方が変わってきた自分自身に対して、
なぜか無性におかしさを覚えたりもするのだった。