昨日の3年生の補習の様子です。 頑張れ!!3年生!!
本日午前中、校長室で仕事をしていますと、福井県越前市の和紙の里三館(紙の文化博物館・卯立の工芸館・パピルス館)館長の川崎さんが、本校を訪問してくださいました。猿橋司書が校長室まで案内をしてくれました。
話を伺うと、「梶の木について調べられている」とのことでした。つっこんで話をうかがうと、「楮の前はカジノキを、和紙の原料に使っていた」との話でした。このことは初耳でした。梶の樹皮は楮(こうぞ)と同様に、製紙用の繊維原料として使われていたことを知りました。
そこで、本校の正門の横に植えている「カジノキ」の写真を撮りにお見えになったとのことです。私が知りうる「本校のカジノキ」についての由来をお話し、関係資料をお渡しました。9月には、校長会用務で福井市に伺います。越前市に伺えるかわかりませんが、「和紙の里三館」、いずれの日にか訪れたい場所となりました。
さて、標記のタイトルの交流が行われています。
この交流の目的は以下のとおりです。
諏訪市と交流のある東日本大震災被災地の小中高生を諏訪市に招き、諏訪市の児童生徒との交流を深める中で、お互いに思いやる気持ちを培うとともに、自然や災害と向き合う心を養い防災意識を高めることによって、高い志を持って力強く未来を生きるための「生きる力」を身につける。
実施機関として、主催は、諏訪市、諏訪市教育委員会、諏訪市校長会。後援は東松島市教育委員会。対象は、東松島市内各小中学校、宮城県東松島高等学校、宮城県石巻西高等学校、諏訪市内小中高校の児童生徒です。もちろん、3月に東松山市に伺った本校の生徒2名も参加予定でしたが、1名のみに参加になりました。私も本日午後から参加しました。石城諏訪清陵高校校長先生も一緒でした。
東松島市の小中高校生は、8月6日から8日までに2泊3日間で、諏訪市の小中高校生は、本日1日参加します。
宮城県からは40名強の参加者があり、諏訪市内各校から30名強の小中高校生が参加します。諏訪市校長会、高等学校長、諏訪市教頭会、養護教諭、諏訪市職員も総勢25名ほど参加する一大イベントです。
諏訪市内の小中高校生は、7時50分に文化センターに集合。
8時30分に蓼の海で東松島市児童生徒と合流
8時40分 蓼の海を出発し、霧ケ峰に移動
9時20分 八島高原「あざみ館」着 合流セレモニー実施
10時 霧ケ峰 八島湿原見学等
11時30分 霧ケ峰出発
11時50分 蓼の海 森林体験学習館到着
昼食後、東松島市・諏訪市の小中高校生の自然学習・防災学習交流を行います。
昼食後、小島諏訪市教育長さんのお話を伺い、その後、前宮城県石巻西高等学校長齋藤幸男先生(現仙台大学教授)のお話を伺いました。齋藤先生のお話は、校長会でも1度お聞きしています。
小島教育長さんのお話 「諏訪の災害の特徴」
上の多くの写真を張り合わせたものは、なんと、遠くから見ると、齋藤先生のお顔なのです。驚きました。
齋藤先生のお話 「災間を生きる君たちに」
小島教育長さんのお話の中で、諏訪市で過去にあった平成18年7月の水害の話は、私も当時、災害派遣で参りましたので、非常に興味深く話を伺うことができました。
齋藤先生のお話は、あの東日本大震災の津波被害とその後の対応の話が中心でしたが、小学生・中学生・高校生に対して、非常にメッセージ性の高いお話でした。
本校の生徒たちにもぜひ、一度、話をしてもらえないかと思った次第です。そんなことを考えながら、学校に再び仕事をするために戻りました。そして、やっとの思いで完成させた原稿を、高校校長会事務局に送りました。
この後、蓼の海出発が18時30分。19時に解散となります。