札沼線駅巡りの前にニュースをお伝えします。先週金曜日のことになりますが、JR九州は、今秋より筑豊本線(折尾~若松間など)に架線式蓄電池電車をデビューさせると発表しました。車両形式は819系であり、愛称は「DENCHA」です。アコモデーションはオールロングシートです。直方~折尾間などで集電し、折尾~若松間で利用するのだそうです。架線式蓄電池電車といえば烏山線の「ACCUM」が有名ですが、いよいよ九州にも水平展開されたといっていいでしょう。裏を返せば、直方の国鉄形気動車でも淘汰劇が始まるということです。
さて、本題に。8時51分に拓北駅に到着。北口で休憩を終え、1つ桑園寄りの踏切を渡って南口へ。跨線橋の入口といった趣です。
駅前では住宅の上棟工事が。1つ貴重なものを見させてもらいました。
では駅舎の中へ。南口は休むスペースがありません。無人駅タイプの自動券売機と簡易Kitaca改札機。
ここで時刻表を。早朝、深夜を除いて1時間に2~5本です。9時台は2本です。次は9時20分発にしよう。
いよいよあいの里公園駅へいきたいところでしたが、9時20分発の電車で急病人発生で遅れるというアナウンス。
怪我の功名として、9時25分発の544Mを。731系G108編成+G101編成でした。
石狩当別方面の551Mは、731系G121編成のみで10分遅れでやってきました。
10分遅れの9時37分にあいの里公園駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
改札を抜けて駅舎の中へ。2台の自動改札の横には自動券売機。簡易Kitaca改札の脇にJR北海道の社員が立っていますが、551Mの車掌が546Mの発車番線の変更を案内しているのです。あいの里公園駅は無人駅です。
それでは駅舎撮影。圓山彬雄の設計のモダンな駅舎です。トイレは桑園方に。昭和9年に「釜谷臼駅」という名で開業しましたが、平成3年に500mほど新十津川寄りに移転して現在に至っています。
桑園寄りにはモニュメントが。「KLEIO」(平成4年 國松明日香)です。
滞在時間が10分圧縮されたので駅前だけ。街路樹のナナカマドが見頃を迎えていました。尚、あいの里公園へは徒歩数分ですが。
見取り図を描いたのは新十津川寄りにある待合室で。4脚のベンチから成っています。
出発する前に駅名標を。あいの里公園駅は「G11」です。
定刻にやってきた9時56分発の553Mに乗車し、JR北海道最長のトラス橋である石狩川橋梁を渡ります。721系F3202+F3102編成で、1区間だけUシート体験させてもらいました。
つづく
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