能登半島地震の影響で七尾線は、高松から先が運転見合わせとなってましたが、そのうち高松~羽咋間が本日運転再開しました。ただし、本数は可也少ないということで。尚、羽咋~七尾間の運転再開は1月22日となってますが、七尾~和倉温泉間及びのと鉄道は被害が酷く、運転再開の見通しは立っていません。
さて、これからお伝えするのは、白新線の新崎駅です。新崎駅は、新潟駅から3駅目にあたり、阿賀野川を渡ってすぐの所にあります。平成7年12月25日に橋上駅舎化されていますが、バリアフリー設備が未整備でした。その新崎駅は、2023年9月30日をもって「みどりの窓口」が廃止されたのです。
新崎駅へは659Mでアプローチ。2面3線の構内で、特急列車の退避などを行う普通列車も存在します。
9月17日に初訪問した際には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:20~17:30でした。尚、トイレは改札をくぐって右手に。
その「みどりの窓口」は9月30日を最後を廃止されました。
10月1日以降は7:30~14:30にサポートの駅係員が居るに過ぎず、それ以外の時間帯は無人なのです。乗車券類は自動券売機で買ってくれとのこと定期券などは新潟や豊栄などの大きな駅へ。
でも、待合室には9人分のベンチがあり、ゴミ箱や自販機やパンフ類も備え付けられています。
それには、家庭ごみの持ち込みが多い「誠に遺憾」な背景がありました。
さて、北口に出ました。白を基調として水色のラインが入っています。
駅前からは、おらってのバスが発着します。
そのおらってのバスは7往復発着します。
駅前の地図。松浜の花火の打ち上げが表現されています。
折角なので、駅前の様子。豊栄方には山津水産が。
徒歩圏内に三幸製菓の本社が存在し、近くには新潟せんべい王国もあったりします。
で、その新潟方にはみゆき堂本舗が。
県道352号を進んで行くと、新崎駅前郵便局があったりします。
南口に向かって。2023年9月17日の時点では作業員出入り口になっていたもの…。
10月3日の時点ではエレベーターの形になってました実際、新崎駅の南口にエレベーターが設置されたのは11月27日のことですから。
南口に向かっていくと、窓には何やら意味ありげな人形が。
南口に出ました。左手には既にエレベーターの塔が付いてました。
駅前ロータリーには何やらモニュメントが。
周辺は新興住宅地ですが、付近にはひらせいホームセンターとか伏見の工場とかがあったりします。
新崎駅の合理化については以上です。合理化というよりはむしろ、バリアフリー設備の設置と同時進行なのではないかと感じました。
さて、新崎駅の北口ですが、工事用区画なるものが仕切られてました。南口のエレベーター設置が終わったので、今度は北口もという流れに違いありません。新崎駅は工場街の駅ということでバリアフリー化が比較的遅れていたことでしょう。
ところで、新潟の駅の合理化ですが、ここに紹介されていないのには関屋、矢代田、宮内が挙げられます。来月に入ると、内野、寺尾もやり玉にあげられます。ワタシ的には、新津駅の「みどりの窓口」は絶対に廃止になって欲しくないと思っています。
話が変わりますが、国土交通省は12日、芸備線の備後庄原〜備中神代間に関する再構築協議会の設置を正式に決定しました。今後は、JR西日本と沿線自治体などが協議に加わりますが、今後3年以内に結論が出される見通しです。以前、芸備線及び並行する備北交通の高速バスの両方が利用出来る企画乗車券が発売されていましたが、そのための布石だったに違いありません。
新潟駅前の万代広場の新通路が今日供用開始となりました。次は、関屋駅の合理化についてお伝えします。
参考サイト さいきの駅舎訪問