クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山陰本線全駅下車への道・第6回(その5)

2018-08-18 17:43:14 | 山陰線


山陰本線8981Dは、14時50分に特牛駅に到着。一見する限り片面ホーム1面のみの構内ですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!



階段を下って駅舎へ。木製のラッチ跡がお出迎え



それでは駅舎撮影。昭和3年9月の開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。牛山隆信氏の著書『もっと秘境駅に行こう!』では「販売を休止して朽ち果てつつある自動販売機がある」とのくだりがありますが、この時点では自動販売機なるものはなくなっています。




トイレは下関方に。昭和57年3月30日築ですが、汲み取り式です。



では駅舎の中へ。無人化されて、窓口などが閉鎖されています。それにしても、窓口跡のボードに貼られている写真集は何??



映画「四日間の奇跡」の写真集です特牛駅が映画の舞台になったなんて初めて知りました。



で、出入口の上にはD51 732の写真が。嘗て特牛駅付近を走っていたSLに違いありません。



駅前の様子。割と新しい民家が数軒ありますが、開業医などはありません。ここから角島行きのブルーライン交通のバスが出ていたりします。もっとよく調べていれば、伊上駅から折り返さずに滝部駅からバスに乗ってました。



特牛駅は、うっしーさんのサイトでは第162位の秘境駅(2018年8月18日現在)ということになっています。ですが、坂を下ると「奇跡の鐘」が「観光地化された秘境駅」の典型例そのものです。折角なので3回ほど鳴らしてきました


駅ノートに書き込みし、15時12分発の966D(キハ47 2016+キハ47 3019)で長門市方面へ。



15時25分に長門粟野駅に到着。一見する限り、島式ホーム1面2線の構内に見えますが…。



昨年4月15日を以って交換設備が撤去されていたのです断ち切られた駅舎側の線路と無用の跨線橋が寂寥感を醸し出しています。


つづく

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