3日遅れとなりますが、2013年6月22、23日の両日に、新津鉄道資料館にてC57 19とK47編成の並びがヴェールを脱ぎ、多くの家族連れなどで賑わいました。
C57 19は、1938年1月24日に川崎重工兵庫工場で落成され、以来九州地区や新潟地区などで活躍を重ねました。1972年9月29日に新津運輸区で廃車となり、その後は新潟市の鳥屋野交通公園で保存されてきました。このたびの静態保存の際して、今年の6月18~19日にかけて移送されました。
K47編成については改めて紹介する必要はありませんが、4月末から新潟新幹線車両センターで廃車作業が始まり、多くのファンが見守る中、5月26未明から27日にかけてこの鉄道資料館に移送されました。
それでは、この並びを御覧下さい。取材日は6月22日でした。
新津鉄道資料館に到着すると、原色200系とC57 19の並びが現れ、多くの家族連れなどが写真撮影に興じていました。
今回展示されたのは、K47編成の1号車「221-1510」。今年の4月14日にさよなら運転が行なわれたのは記憶に新しいです(関連記事はこちら)。展示前は分併装置のカバーが外されていましたが、現役当時の姿となって帰ってきました。
C57 19と221-1510の並びを後ろから。前者の全長が20.3mに対して後者は25mなので、違いは歴然としています。
C57 19の動輪を拡大。鳥屋野交通公園時代の整備が行き届いていたからか、素晴しい状態です。
ここには映っていませんが、新潟大学鉄道研究部がスタッフとなって、SLばんえつ物語のヘッドマークの展示や鉄道掘り出し市が行なわれていました。
新津鉄道資料館でK47とC57 19の特別公開で賑わった一方、取材日の新潟駅南口では「TYOフェスタ」が行なわれ、世界に1台しかないディズニードリームクルーザーが公開されました。運転手は「くまのプーさん」。
また、同日には、「NODOKAパーティートレイン」が運転され、新潟駅から新津経由で村上まで行きました。今年は8番線からの発車でした。私のちょい上の女性がいましたが、参加者の大半は20代と思われます。
最後に少し脱線しましたが、K47とC57 19の特別公開は以上です。現在、新津鉄道資料館はリニューアル工事の真っ最中で、これらの並びの上に屋根が取り付けられています。プレーンな状態での並びは今回限りということです。
次は、飯山線のプチ駅巡りの模様をお伝えします。
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