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"HARDBALL"(2001)

2008-05-27 01:36:57 | Drama
陽だまりのグラウンド

松竹ホームビデオ

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cast >> Keanu Reeves, Diane Lane, John Hawkes, D.B.Sweeney, Mike McGlone, Graham Beckel, A.Delon Ellis, Jr., Julian Griffith, Bryan Hearne, Michael B. Jordan, Kristopher Lofton, Michael Perkins, Brian Reed, Alexander Telles, DeWayne Warren, Sammy Sosa(himself)...
producer >>Michael Tollin
producer / director >>Brian Robbins(106min)
music >>Mark Isham
soundtrack >>


《僕は、野球を教えた。子供たちは、僕に人生を教えてくれた。》
シカゴの低所得者住宅地区に結成された少年野球チーム “キカンバス” のコーチを打算的に引き受けた男が、少年たちの純真な心に触れるうちに、次第に “自分” を取り戻していく姿を描いた感動ドラマ ーーー。
監督はスポーツをモチーフとした "RADIO" "Coach Carter" "Dreamer: Inspired By A true Story" をマイケル・トーリンと共に製作したブライアン・ロビンス。

Hardball - Trailer


人生の転機は、思いがけない時にやって来る。コナー・オニール(キアヌ・リーヴス  "SPEED" "THE MATRIX" シリーズ)の場合は、少年野球チームのコーチを引き受けた時がそうだった ーーー。
ギャンブルと酒に溺れた日々を送るコナーは、スポーツ賭博でつくった莫大な借金に追い込まれていた。ある日、証券会社に勤める友人に助けを求めたところ、交換条件として出されたのは、彼の会社が出資している少年野球チームのコーチをすること。週500ドルの報酬のため仕方なく引き受けたチームは、ユニフォームもなければ道具もボロボロ。それでもスラム街に暮らす貧しい子供たちの瞳は、野球への情熱で輝いていた。最初は金目当てだったものの、子供たちの生活と深く関わり、自分を慕う少年たちの想いに触れるうちに、コナーの心には "誰かのために何かをする喜び" と "人生に対する責任感" が芽生えていく。しかし一丸となったチームには、悲しい事件が待ち受けていた・・・・・。

子供たちの教師エリザベスをダイアン・レイン( filmography )、コナーの悪友ティッキーをジョン・ホークス( "American Gangster" )が演じているが、なんといっても主役は子供たち。
マイルス(A・デロン・エリス・ジュニア)、ジェファソン(ジュリアン・グリフィス)、アンドレ(ブライアン・ハーン)、ジャマル(マイケル・B・ジョーダン  filmography )、クラレンス(クリストファー・ロフティン)、コーフィー(マイケル・パーキンス)、レイレイ(ブライアン・リード)、アレックス(アレクサンダー・テレス)、そしてGベイビー(ドウェイン・ウォレン)。それぞれのキャラクターが個性的でイイ(← 率直に言うと「めんこい」!・笑)。

Notorious B.I.G-Big Poppa [HD]
この作品には欠かせない故The Notorious B.I.G. の "Big Poppa"
オリジナルはもちろん、The Isley Brothers の "Between The Sheets"(← 名盤です)。


原題の "hardball" は文字通り「硬球」の意味もありますが「厳しいやり方」「真剣勝負」「〈俗〉(目的のためには手段を選ばない)強硬姿勢」などの意味もあります。
邦題『陽 だまりのグラウンド』という響きはとても好きですが、本作で描きたかったのは子供たちの無邪気な姿ではなく、その背後にある避けようのない「厳しい現実」 や「真剣勝負で生きなければならない日々」ではないでしょうか。確かに『陽だまり』のように心温まるんですが、そのままでは終わりません。罪のない子供たちに弱い私は、いつも同じところで涙が出てしまいます・・・。
ちなみに個人的には『マトリックス』などのアクション系より、ドラマで魅せるキアヌの方が好きです。

>>  Sports - filmography



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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
観ていないので、観てからコメントしようと思っていたのですが。 (jamjam)
2008-05-28 09:51:39
funkymeg_mさんへ

掲載の記事がないとガックリです。自分でも書いていますので、思い通りに時間が取れないことは百も承知で、勝手なコメントを入れています。

監督ブライアン・ロビンス「Dreamer」と一緒なんですね。特典映像で観ましたが、確か、若い監督ですよね。凄いなぁと思って、感心して観ていました。

一緒にされたら困るかもしれませんが、キアヌ・リーブスに関してはメグさんと一緒の感覚です。とは言っても彼のアクションものは一本も観ていませんので何とも言えないのですが、あまり観たいという気持ちになりません。

この映画、観たら感想入れますね。
返信する
す、すいません・・・(痛&苦笑) (funkymeg_m)
2008-05-28 22:15:00
to jamjamさん


「皆勤賞」のジャム×2さんに言われると説得力あるなぁ・・・(汗)
でも「ガックリです」と言ってもらえるのは、とても光栄です♪ 目標は「皆勤賞」なんですが・・・・・がんばりまぁ~す!

ブライアン・ロビンスは 1963年生まれですから、まだまだ期待できますね。

キアヌは繊細な心理描写(← 追い込まれていく感じ)がイイと思うので、アクションはTVで放映されたときにでも観てみてください。個人的には "THE MATRIX" より "SPEED" の方がずっと好きです。彼は "SPEED2" 主演を断った決断力も見事でした(笑)。

感想、お待ちしております。
返信する
ちょっと、肩透かしかな。 (jamjam)
2008-06-01 20:14:58
funkymeg_mさんへ

キアヌの演技に関してはメグさんのおっしゃる通りでいい雰囲気を出していたと思いますが、子供達の野球シーンは、今ひとつという感じです。

今回の映画に係わらず、常に思っていることですが、スポーツシーンを扱う映画の場合ストーリーの流れがぶつっと切れてしまう感じがして、ストリーの流れを上手に扱うのは非常に難しいことなんだなぁと思っています。

あのような環境の中でのスポーツにかける彼らの情熱は、日本でのぬるま湯での感覚とは全然違うでしょね。まさに、命をかけて野球をしているわけですから、キアヌ演じるコナーにも伝わるのでしょうね。

ダイアン・レインの演技より、私がまったく知らないジョン・ホークスの演技の方が気になりました。
返信する
“流れ”は重要ですよね。 (funkymeg_m)
2008-06-02 19:46:15
to jamjamさん


毎度さまです&コメントありがとうございます。

確かにスポーツをモチーフとしてはいますが、コーチと子供たちとが共に成長していく姿を描いたドラマで「野球メイン」の作品ではないので、そういう意味では物足りないでしょうね(苦笑)。

"Coach Carter" や "Dreamer" のように実話に基づいた物語でもないし、これらの後に観たら趣が違うのでますます物足りなく感じると思います。

ジョン・ホークスは私もあまり詳しくありませんが、バンド(vo, g)で音楽活動もしているようですよ。
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