"STAND!" Sly and the Family Stone
produced and arranged by Sly Stone
1. STAND!(スタンド!)(3:07)
2. DON'T CALL ME NIGGER, WHITEY(ドント・コール・ミー・ニガー・ホワイティ)(5:57)
3. I WANT TO TAKE YOU HIGHER(アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー)(5:22)
4. SOMEBODY'S WATCHING YOU(サムバディズ・ウォッチング・ユー)(3:20)
5. SING A SIMPLE SONG(シング・ア・シンプル・ソング)(3:55)
6. EVERYDAY PEOPLE(エヴリデイ・ピープル)(2:21)
7. SEX MACHINE(セックス・マシーン)(13:46)
8. YOU CAN MAKE IT IF YOU TRY(ユー・キャン・メイク・イット・イフ・ユー・トライ)(3:38)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
9. STAND!〈Single Version〉(スタンド!〈シングル・ヴァージョン〉)(3:07)
10. I WANT TO TAKE YOU HIGHER〈Single Version〉(アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー〈シングル・ヴァージョン〉)(3:00)
11. YOU CAN MAKE IT IF YOU TRY〈Single Version〉(ユー・キャン・メイク・イット・イフ・ユー・トライ〈シングル・ヴァージョン〉)(3:38)
12. SOUL CLAPPIN' II(ソウル・クラッピン II)(3:26)
13. MY BRAIN〈Zig-Zag〉(マイ・ブレイン〈ジグ・ザグ〉)(3:18)
【The Family】
Sly Stone: vocals, keyboards, guitar / Freddie Stone: guitar, vocals / Rose Stone: keyboards, vocals / Gregg Errico: drums / Jerry Martin: sax, vocals / Cynthia Robinson: trumpet / Larry Graham: bass, vocals
スライ&ザ・ファミリー・ストーン の4th アルバムにして歴史的名盤 "スタンド!" ーーー。
スライ・ストーンことシルヴェスター・スチュアートは、1944年テキサス州ダラス生まれ。1950年代にサンフランシスコへ移住、短期大学で音楽理論や作曲などを専攻する傍ら、ドゥー・ワップ・グループを結成し活動。10代の頃からR&Bラジオ曲のDJとして、20代になるとプロデューサーやソングライターなど業界の裏方としてノウハウを身につけ、実力を発揮。1967年にファミリー・ストーンを結成、翌年参加したウッドストックでのステージが話題に。
本アルバムからの1st シングル "EVERYDAY PEOPLE"(← こちらでどうぞ)は、4週連続で初の全米No.1を記録。
アメリカ社会が "公民権運動" に揺れた時代、人種問題を独自のアプローチで鋭く切り込み、黒人の権利にとどまらず人間としての生き方までを訴えた強いメッセージは、今を生きる人々の心にも響く不朽の名盤 ーーー(秀逸)。
ロック+ソウルを見事に融合させた、パワフルで高揚感あふれるロッキッシュ&ファンキーな一枚。
1. STAND!
〈立ち上がろう 自分が信じるもののために〉・・・今の日本にも、自分にも、心の奥深く響きます。
2. DON'T CALL ME NIGGER, WHITEY
なんともストレートに〈ニガーと呼ぶなよ、ホワイティ ホワイティと呼ぶなよ、ニガー〉
3. I WANT TO TAKE YOU HIGHER
ウッドストックで聴衆を熱狂させた、彼らの代名詞的な1曲。
イントロを聴いただけでヤラれます!
5. SING A SIMPLE SONG
コレ、歌詞がわからなくても思わず口ずさんでしまうフレーズがあるファンク・ナンバー。
8. YOU CAN MAKE IT IF YOU TRY
〈やれば出来るさ 黒人だからってあきらめず〉・・・心に刺さります。
私などが語るのもおこがましい、この時代の音楽を語る上で避けては通れない一枚 ーーー(薦)。
彼らの存在を知らなかったとしても、映画好きならば必ずどこかで耳にしたことのある曲ばかりでしょう。
彼らの曲が流れてくるだけで、時代のメッセージとともに多くを語ってくれますから。
機会がありましたら、ぜひ歌詞カードを片手にじっくりと聴き込んでみてください。
関連記事 >> "Everyday People"
>> 'funky_soulful'(CD/LP)- discography(M-Z)