ふくにゃんのフォト日記

旅行、趣味、食べ歩きなどの日々の出来事を書いているブログです。

W124 ブロアファン交換

2017年04月02日 | 
1号機のエアコンのファンを回すと、室内で鈴虫というかコオロギ?が鳴くような音が聞こえるようになってきました
かなり前になりますが、雨の日にドライブ中にブロアファンが動かなくなり、フロントガラスが曇って怖い思いをしたことがあるので早めに交換することにしました。

これがW124のブロアファン。中古品をGET。


BOSCH製。


パーツも揃い早速の交換です。どのように交換すればいいのかというと、124にはいろいろなマニュアルが市販されています。
これは、北米で使われているマニュアル。今では入手困難なしろものになってるようです。


当然英語


これも別のマニュアル(OWNERS WORKSHOP MANUAL)これも英語


心配しなくても日本語版のマニュアルもあります。


作業の難易度も表記されてるので、自分でチャレンジするか整備工場にお願いするかある程度判断できるところがいいです。


今回は難易度3。過去にも交換したことがありますが、難易度3よりも優しく感じました。個々人の経験などにもよると思いますが。やる気と時間と工具があれば大丈夫です


マニュアルは基本的な注意事項は書いてますがコツなどは書いてませんので実際作業する時はなかなか迷ったりあきらめざるを得ないこともあります。事前にマニュアルをみたうえでわからないことなどはショップなどにアドバイスもらっておけばいいと思います。

早速実作業開始。
フロントガラス、ワイパー下にブロアファンがあります。ベンツのボンネットを開けるとこれくらいが標準で開きます。
これでは作業しづらいです。


更にフルオープン状態に。


真横から90度に開きます。作業性を考えて2段階にしているところなど知恵が詰まってることを感じされます。


早速、取り換え作業に取り掛かります。このワイパー下部にブロアファンがあります。


まずはワイパーの取り外し。カバーを外した状態。




ネジ(六角)を六角レンチで外します。ネジを外した後は、ワイパーを横に引っ張れば抜けます。
外した後の画像ですが、丸い穴にネジがとまっているわけではありません。半月状態でねじ止めされる構造です


次に、エンジンルームを遮断しているゴム(矢印)を外します。


次には、○○を取り外すのにネジ4本(一本写ってませんが)外します。反対側も同様に。


年式が新しい車は一体型となっていると思われます。
この車は、真ん中部分と両端が分かれれます。


次に〇で囲った部分を外します。もう一か所向こう側にもあります。
ここで注意。これを下に落とすと探すのに非常に苦労しますよ。


センター側のカバーを外しますが、先ほどのプラスチック製のネジを外すと奥に、ネジが見えます。

反対側のネジを外します。


これでセンター部のカバーを取り外せます。


次には、ワイパー本体。矢印部分の2本を外します。向こう側に写っているのは外す必要はありません。


なかなかみづらい(というか見えません)ですが、奥にネジがとまってます。反対側も。


この部分も外します。


これで、ワイパーを動かしていくと、ワイパー本体が外れます。でも、簡単には取り外しできません。
狭いところによくつけたなと感心する位のスペースで取り付けられてますので一苦労します。
コツというかワイパー本体の根本側から外すのがいいかもです。残念ながら外している写真を撮る余裕がありませんでした

ワイパーに接続されているケーブルを外します。ワイパー本体が外れる一歩手前なのに接続されてるケーブルも短くなかなか固い。


ブロアファンが入っているカバーを外します。ピンでとまってるのでドライバー等でこじれば外れます。金属製のピンなので見ればわかりますが、上側奥にもピンがあるので要注意。


カバー取り外し完了。


次は、ブロアファン本体を外します。プラスとマイナスの線を外します。
このセンター部分で止まっている金具は、何か細い金属でこじれば外れます。逆に取り付けるのがなかなか難しい・・・。


ブロアファンを取り外した状態。奥に見える金属網目の下側にエバポレーターがあります。
このエバポレーターの交換は室内ダッシュボードをすべて外さないといけないという面倒な位置についてます。


これからは、外した順に戻していきます。画像も撮りながら約90分位の作業でした。
全て元に戻し、さあ、音もなくスムーズに風がでてくるかな。
んっ?全然風が出てきません。
あっブロアファンの配線をするの忘れてました


またすべての工程をやり直し、快調に風がでてくることを確認よかった、よかった。

ブロアファン新品かつ交換を実施してもらうと5~6万位は必要になります。
今回は、中古部品かつ自らの交換を実施したので、1/10程度の出費でとどまりました。
まあ、中古部品なのでいつ最交換となるかは?ですが

ここで、別の問題が発覚。雨水を下に落とすドレンが1つボロボロ状態に。


後日、パーツを注文(日本国内には在庫がなく、ドイツより取り寄せ)し、無事取り替え完了。


作業中には、周りの駐車場に止めているいろんな方々から「何してんのー」と声かけられます。
いろいろと交流しながら楽しくガレージライフ満喫してます