ふくにゃんのフォト日記

旅行、趣味、食べ歩きなどの日々の出来事を書いているブログです。

直島で芸術を堪能

2016年08月13日 | 旅行
2010年から3年に一度開催されている瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。
場所は、香川県の直島(なおしま)という島です。
ここには、安藤忠雄氏設計のベネッセハウスミュージアムというホテルも兼ね備えてたミュージアムがあり、たまたま偶然にもホテルの予約がとれたので行くことに。ここのホテル、世界的に有名みたいで、なかなか予約がとれないそうです。

ということで、岡山は宇部港からフェリーです。
なにやら、カラフルな魚のモニュメント。「宇野のチヌ」とのタイトル。淀川に落ちているゴミ、漂流物で作られたそうです。


このフェリーに車を乗せて島に向かいます。

乗車開始。

出発後デッキに行きましたがとても暑い

遠くに瀬戸大橋

約20分位で、直島宮浦港に到着。短い船旅も終え早速宿であるベネッセハウスミュージアムに向かいます。
あまり大きくはない島なので、車止められるのか等々場所の確認含めまずは視察ということで。
途中、ゲートらしきところでチェックを受けます。宿泊者以外は通行できないとのこと。
名前を告げゲートを通過。
到着。

ミュージアムっぽい建物。

ミュージアム兼ホテルの玄関。

チェックイン可能ということなので、荷物を部屋に置きにいきます。廊下もホテルというよりミュージアム。
ここのホテルは、ミュージアムの中に部屋があるので当然といえば当然。


ホテルの部屋。

見事なオーシャンビュー

さすがに部屋も芸術まみれ。



お風呂からも外の景色を眺めることができるようになってます。

そうそう、このホテルにはテレビがありません。必要な方は事前に言ってくださいとのこと。なので、ラジオしかありません。しかもBOSE。

バルコニーからの眺めも最高。



遠くに、瀬戸大橋。望遠レンズで

部屋と部屋からの眺めを堪能し、まずは腹ごしらえ。
宮浦港まで戻ります。といっても5分位。
自転車でも一周2時間30分程度で回れると聞いてましたが、さすがの暑さなので、車で来て正解でした。

海鮮・焼肉レストランへんこつ苑へ。

相方は、焼肉ランチ。



私は、焼肉&海鮮ランチ。


お腹も満たし、付近の散策。
港に着いた時に気が付いてませんでしたが、赤カボチャのモニュメント。

中にも入ることができます。

これは、直島パヴィリオン。これも中に入れます。


ここからは、本日のメインイベントである、地中美術館へ向かいます。
名のとおり、瀬戸内の景観を損なわないよう建物の大半を地中に埋設した作りとのこと。設計はこれも安藤忠雄氏。
美術館ということなので、何があるかといえば、クロード・モネ、ジェームズ・タレル等々の作品が恒久的に展示されてます。
私はクロード・モネしか知りません・・・

チケットセンターでチケットを購入。入場制限があるので、何時の回に入れるか要チェックです。

昼食に向かう途中14:30~のチケットを購入できたので、駐車場に車をとめ美術館に向かいます。

遊歩道を歩いていきます。

途中にあるモネの池。

数分で入口付近へ到着。


ここからは一切撮影禁止となってます。
ので、ベネッセアートサイト直島のHPから。詳細はHPをみてください。
安藤忠雄「地中美術館」

ウォルター・デ・マリア「タイム/タイムレス/ノー・タイム」

ジェームズ・タレル「オープン・スカイ」

美術館入口付近に落ちていた葉っぱもアート


美術館で芸術を堪能し、夕食まで時間があるのでホテルビーチへ散策に向かいます。
南瓜。堤防の突端に置かれてます。
皆さん記念写真を撮るのに一所懸命。

2号機と南瓜




ビーチ内の公園にも多くの作品が展示されてます。
ちなみにこれは「かえると猫」

「猫」

「腰掛」


再び部屋に戻ると、海が相変わらずきれい。夕日もさぞかしきれいだろうとワクワクです。ということで夕食の時間になったので、館内にあるレストランへ


ミュージアムレストランの「一扇」。周りはヨーロッパ系の外国人が殆ど。


壁には作品が掲げられており、まさに美術館の中での食事。




席からみた外の景色。

外に出て


本日のお品書き。

前菜(季節の前菜盛り合わせ)
お椀(鮑しんじょう 冬瓜 クコの実 柚子) 鮑です!

お向(お造り盛り合わせ)

焚合(胡麻豆富 和風グラタン)

焼物(まながつお西京焼き サラダ)

進肴(鯛あら炊き)

食事(とうもろこし御飯 味噌汁 香の物) とうもろこし御飯最高に美味しい。お代わりをお願いしましたが、残念ながらないとのこと

果物(桃ワイン煮 マスカット)

どれも美味しく、大変満足。ご馳走様でした

外の景色も段々夕日色に染まってきました。残念なことに食事中の時間帯だったので部屋から夕日を眺めることはできませんでした。




レストランから出て


食事が終わるとすっかり日も暮れ、ホテルの外から南方面を見ると、四国は香川県の街並みの夜景。


部屋からの外の景色。月が海を照らし、遠くに瀬戸大橋のライトアップが見えてます。
夜の景色も最高

望遠で


翌朝。
朝から見る海の景色もとてもいいです。今日も暑くなりそうな気配


朝食は、少し離れたところにあるテラスレストランへ移動。歩いて10分程でいけますが、とても日差しが強く暑いので。

パークホールの玄関から、アートな廊下を抜けていきます。



海沿いのテラス。ここも多くの欧米系の外国人で一杯。

朝から、食べ過ぎ?

これは、岡山名物のママカリ。「ママ(御飯)をカリ(借り)にいくほどおいしい」ちうことから呼ばれるようになったそうな。

窓越しに、オープンテラス

外に出てここで海を見ながらの食事も美味しいでしょうが、とても暑いので誰も座ってません。

海が透き通ってます。美味しそうなワカメが浜辺に打ち上げられてます。


ここからは、ベネッセハウスの外にある芸術品などを紹介。
ホテル2階のショップの外にある、
「シップヤード・ワークス 船底と穴」

そこから見える景色。階下に見えるのは、
「タイム・エクスポーズド」

「茶のめ」

ウォルター・デ・マリア氏作の
「見えて/見えず 知って/知れず」

「シャープヤード・ワークス 切断された船首」


他にも多くの作品がありますが、この辺で。

海岸から上を見ると、階段がありますが、これも安藤忠雄氏設計のものでしょうか。


海岸沿い。流木がいいあんばいですが、誰かが置いたのかな?


チェックアウトも終え、ベネッセパーク内のラウンジでお茶タイム。宿泊者は無料とのことなので。



パークラウンジ。

パークラウンジから


ベネッセミュージアムを後に、ここからは本村エリアにある家プロジェクトのアート鑑賞。駐車場に車を止め歩いていると、公衆トイレもアート。

ここは古民家を安藤忠雄氏の設計でよみがえらせた建物。ミュージアムになってます。この日は残念ながら休館日だったので中をみることはできませんでした

あちこちに南瓜のモチーフが飾られてます。



島にもカフェあります。『にゃお島』
民宿おやじの海も併設。

壁には、猫のレリーフ。

ここには人のレリーフ。何か話ししているよう。何かでみましたが、この人がしゃべっている内容とこれに受け答えしている人のレリーフもあるようです。

元祖直島バーガーの看板。休みだったので食べれませんでしたが、美味しいんでしょうね。

これは、家プロジェクトの1つでもある角屋。同じく休館日。

あちこちに見られましたが、家の表札?太陽で文字陰に映し出されてます。

島を走っているバス。
左が赤カボチャ号?右が南瓜号?
 
でました。白鳥です。
ずっと探してましたが、地元の人に聞いてもわからないとのことでなかなか見つからなくて帰ろうとした時に偶然みつけました。


本村エリアを後に、昼食タイム。
朝からたくさん食べたのであっさり系で。
地元の方に教えてもらってました、山本うどんさんです。宮浦港から少し入っていったとこ(歩くには少し遠いかな)にあります。



ぶっかけうどん。500円也。
こしがありとっても美味しい。さすがは本場のうどん県。


フェリーで宮浦港から岡山宇野港まで帰ります。
最後に、フェリーの展望デッキから赤カボチャ。