【常明園】の日常~がんばらない いつも一所懸命だから~

長崎県の東彼杵にある障害者支援施設(生活介護・施設入所支援)【常明園】での利用者さんや職員さんの日常を紹介します。

Sky~異例の夏~one pray in nagasaki~

2020-08-31 21:15:40 | Weblog

「異例の夏
そんな8月も今日で、おしまい。
昨日は日曜日で、穏やかに過ぎると思いきや、空は様々な表情を見せました。

出勤時の快晴







雨が降るなんて思いもしない。

しかしながら改めて、園からの眺めは最高ですね。この景色を盲の方にも伝えられたらな。
何か出来ないかな。
点字や言葉以外、Googleセンパイも活躍してるけど、自分の何かで伝えたい。

なんて思ってたら、いきなり雷雨(;´д`)






また豪雨災害、避難、頭がよぎるような豪雨に、雷まで(TT)

利用者さんも「雷鳴った!」「停電しないかな?」などの声もありましたが、いつの間にか止んでました。

通り雨にしては、質が悪いですね。

でも、その位の何かが、驚異が身近にあって、最善策をとる術を考えさせられたのも、今夏の事実。

しかし、そんな深海の思想とは裏腹に、晴れ渡った空。
さっきまでの恐雨(造語)が嘘のよう。
幻想的な、吸い込まれそうな、むしろこのままどこか遠くへ行きたい。
そんな空、そら、ソラ、sora










全て無加工。
生で見られる幸せ。

音で感じられるものってないかな。

ある盲の利用者さんは言います。
「今日の空はどうですか?」

私は当たり前のように返します。
「晴れてますよ」
「曇りですよ」
「雨が降って、雷が鳴ってます」

それは当たり前。
きっと盲の方でも分かってる、肌で感じてるはず。

もっと、少しでも何か広げられないか、小さなことでも。

だからすこしでも広げたくて言います。
「雲一つないないくらい晴れてますよ」
「少し散歩したら、汗だくになるくらい晴れてますよ」
「ちょっと外に出ただけでビショビショになるくらい雨ひどいですよ」
「少し先が見えない位、雨が強いですよ」
「裏の側溝が溢れる位、豪雨ですよ」

足りない。
薄い。
伝わらない。

うん、難しい。

きっと見えている以上に肌で感じて音で感じている。
もっと上手に伝えられないかな。

自分達が思っている以上に、色んなもので感じ取られていると実感したのが、前記事にある、食事会(龍頭泉)に行った時。
川の、滝の音を聞いた利用者さんが言いました。
「これ、川。何か聞こえる。楽しい。」

そう。情報提供、環境提供、生活提供、余暇提供、日常提供。
提供じゃないか。
共有。
強く思わされた時。

何でもいいから、何かやってみよう。

何か空模様から、初心に帰らされました(勝手に)(笑)

いや、きっと空も自然も人間同様、心があるんでしょう。
あるべき時に、何か起こすんでしょう。

きっと世界を作るのは人間じゃない。
自然かな。

何言っとんねん(笑)

バーイ!



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2020-08-31 17:21:11 | Weblog
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