「われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである。」
使徒行伝17.28
神様は姿が見えず、その声も聞こえないので、時に自分の中で存在が希薄になる時があります。
まるで人よりもほんの少し大きな存在のように錯覚してしまうのです。
しかし、実際神様はこの聖言葉が示すように、宇宙さえ自らのうちに含むほどの広大無辺な存在です。
神様からご覧になれば中に生きる私たちは、宇宙から見た砂粒よりももっと小さな存在に違いありません。
神様があなたに何か事を起こすと決められたなら、どんな存在もそれを留めることはできず、神様が許されなければどんなことも起こりえません。
その神様がこの取るに足らない存在に目をとめ、ひとり子イエス様の命をもってあがない、神様のうちに恐れなく安心して住まうものとして、取り扱って下さっています。
目の前の事象に目を奪われそうになりますが、その背後には必ず神様の御手があることを忘れないでください。
その方はあなたを命をかけて愛して下さっていることも。(正野)