4月19日教会学校聖言葉

「見ないで信ずる者は、さいわいである」
ヨハネによる福音書20.29
　
　ここでイエス様が言われている「見る」とは、結果を目の当たりする、結果を知るという意味です。つまり、イエス様は結果を知らないままで信ずる者はさいわいであると言われています。


　キリスト教の信仰は聖書の聖言葉を信じることにつきます。逆にいえば、聖書の聖言葉のほかその証拠はありません。しかもその言葉は具体的な結果に触れられていないものがほとんどで、
これほど頼りないものはないようにさえ思います。

　しかし、その頼りなげな聖言葉を信じて結果の見えない導きでも踏み出す時、その聖言葉が確固たる真実であることを実感することができます。ときに期待以上のサプライズをもって神様はその信仰に応えて下さるのです。その信仰が裏切られることは決してありません。

　愛するあなたのためにいのちを捧げられた方が、その言葉を信じて飛び込んできたあなたを捨て置くはずがありません。限られた人生の中で、聖言葉に隠された神様のサプライズを楽しみ味わい尽くしましょう（正野）