防火水槽の割れ目で、フキが育っていました。
めずらしいことに、この隣家の庭にフキが植えられているのです。
そのこぼれ種が、ここに根を張った模様。
昔は、この近隣の林に、天然のフキが繁殖している所が一カ所ありました。
子供の頃に一度、いまは亡き祖母と一緒に採って、甘辛く炊いて食べました。
その後、その林は無くなりました。
いまではそこは、住宅地になっています。
地球温暖化という観点以外からみても、身近な自然の豊かさが、どんどん失われています。
このフキは、ささやかな抵抗を試みているのでしょうか。
この写真を見ているうちに、そんなことを思い出しました。
他にも食べられる植物が色々あって。。。
庭から採っては、母が料理したものを食べていました。
子どものころに、その下準備を手伝ったのを思い出します。
こういうちょっとしたことも今となっては懐かしい思い出。
身近な自然が失われていって。。。
こういう経験さえもできなくなるなんて、寂しいですね。
自然は、いつまでも残していきたいですよね。。。
いまは、宅地やスーパーになっています。
東京のベッドタウンなので、仕方がないとはおもいますが。
祖父母の居た奈良には、まだたくさんの山々が残っていますが、むかし沢ガニを捕った小川は、ずいぶん前に3面コンクリートで固められてしまいました。
ワラビをよく採りにいきましたが、最近は業者が採りにくるので、数が減ったとか。
なかなか難しい問題ですよね。