日本人の生活に欠かせない大豆
だけど、大豆そのものを料理して食卓に上ることはなかった我が家
大豆って、料理するにも柔らかく煮えるまで時間がかかるし、
五目豆なんぞ一度作ってみたが、なかなか売れなかった
けど、そうも言っていられなくなった
毎年、ビールのお供に、たんまり枝豆を作っているクマさん
作りすぎて、食べごろを逸し、コロンコロンに固くなったのが、毎年毎年出来てくる
それがだんだんたまってきて、気にはなっていた
で、ふと、以前、友人に教えてもらったおから料理を思い出した
そこで、まずはおからを作ってみたら、案外簡単だった
作りやすい量として
1 大豆125gを一晩たっぷりの水に浸ける
2 ふっくら戻った大豆の水を切って洗って、900ccの水とミキサーにかける
最低でも30秒はかける
それくらいやらないとおからが細かくならず、豆乳も水っぽくなる
3 どろどろになったのを鍋に入れて、焦げないように木べらで底をかき回しながら弱火~中火で10分煮る(夏場はこれが根性要る!)。
4 目の細かい金ざるで豆乳を漉し、残ったのがおからだけど、さらにさらしみたいな布で包んで豆乳分をしっかり絞り切る
で、このおからを使うわけだけど
おからの煮物は、一緒に入れる具によって、地味にも豪華にもなる
今回の具は、ひじき、サクラエビ入りさつまあげ、ベビーホタテ
このベビーホタテ(茹でた物)は外せないしそんなに高くない。おからに加えるには一押し!
それらをたっぷりの汁(醤油、酒、みりん、出汁)で煮てから、おからを投入
汁けがなくなるまで煮詰めて完成
友達のところじゃ、ほかに大きなエビも入っていてびっくりした豪勢さ^^
それまで地味なおからしか知らなかったので、目からうろこだった
以前、おからの煮物は「体にいいから」「繊維質がたっぷり執れるから」という理由で作っていたけど
こうなると、考え方も変わるわい^^
で、クマさんから言われたのが
普通、大豆って、豆乳がほしくて煮るもんじゃないの?
ん? そうだっけ?
ちなみに、この量で、できる豆乳は600ccほど
豆乳好きのクマさんが、あっちゅう間に飲んじまった
豆乳が目的の場合、あまったおからはフライパンで炒ってパラパラにして
おからパウダーにして冷凍庫で保存
ほかの卯の花料理やお菓子の用が来るまで出番待ち
こういうためにも、ミキサーには長めの時間かけた方がいい
豆腐屋さんで買う豆乳はおいしくてよく買うけれど、
スーパーに売っているのは、なんか香料が鼻についてパスしている
大豆、古いのがまだあるので、これを機に、おから料理に励むことにした
この間、やっと消費期限ぎりぎりのホットケーキミックスを使い切ったとこなのになあ