ご近所の庭に、大きな夏ミカンや柚子、柿の木を見かけるけど
買えば高価なこれらの物も、自宅の庭にあると持て余している人が多いらしい
かくいうかあちゃんだって、庭に柚子の木はあるものの、柚子の香りが苦手なため自宅では持て余し、
毎年「いらんかあ」と友人に送り付けている
送り付けられた友人たちは、なんとか喜んでくれているようなので(?)良しとしよう???
さすがにこれではいかんと、大冒険で、柚子釜ゆべしなるものの製作に挑戦してみたが、
出来上がって一切れ食べてみたら、柚子の香りがすんごくて、やっぱり断念
あとのゆべしは、みな、クマさんの口に入ると決まった
けど、柚子以外は対処できる
と思っていたところに、
クマさんが、陶芸教室仲間から大量の夏ミカンをいただいてきた
やはり、庭に大きな木があるらしい
何十個も実れば、個人宅では処理しきれないよねえ
しかも、甘夏じゃなくて酸っぱい夏ミカンである
やった! とは思ったけど、我が家だって、こんなに大量にどうするよ
ってことで、まずはマーマレードで4個使った
あと10個
まあ、すぐに悪くなるものじゃないからと、
3個使って夏ミカンピールを作った
ピールの場合、果汁は使わないので、
絞って、醤油とブレンドすれば、おいしいポン酢醤油となる
作った夏ミカンピールを、畑のお隣さんのKさんにおすそ分けしたところたいそう喜ばれて
どうやって作るの? と詳しく作り方を訊かれたのでびっくりした
ざっと説明しただけでは不充分かなと思ったので、次回、レシピを持っていくつもり
酸っぱい夏ミカンをもらう機会があったら、是非お試しあれ
あと7個…
夏ミカンピールの作り方
1 皮は8等分に切って、水に半日~1日浸ける。途中2~3回水を取り替える
2 水気を切った皮は、白い部分を包丁でざっと剥ぎ(残っていてもかまわない)、5ミリ幅の千切りにする
3 沸騰した湯で1分茹で水に取って冷ます作業を4回繰り返す
3 2の60~70%くらいの上白糖を用意する
4 鍋に3と150ccの水と3と半量の砂糖を入れて中火にかけ、汁気が半分になったら残りの砂糖を入れて煮詰める
5 金網にあけて冷ます
お好みで、グラニュー糖をまぶすとおしゃれ
これにチョコレートをまとわせると、「オーランジュ」という高級菓子になる(本物はオレンジピールで作るけど)
細かく切ってケーキやクッキーに入れても良し
クマさんは、ウイスキーのおつまみにしている
もっと大量にとは思ったが、根性が続かなかったわ…
この間、クマさんの要請で、彼の陶芸仲間に持っていくべく
どでかいチーズケーキを作ったんだけど
なんたって、いつもの3倍の大きさのを作ったものだから
必然的に材料も3倍になる計算
クリームチーズも600g必要!
なので、ええい! とばかり業務用の1.4キロを購入した!
けど、全然後先考えてなかったかあちゃん
あんなでかいチーズケーキ、そんなに何度も作るもんかい
残った800g
さて、どうしようかねえと考えている間に
この間焼いたオヤツのパウンドケーキがなくなった
(いつも、朝ごはん代わり、3時のオヤツ用に、何かかにか作ってある)
とりあえずどうしようかと…
やっぱり、こうなる
簡単っちゃ簡単ということで
いつもの15センチのチーズケーキ
自家消費用だったので、
チーズの裏ごしは割愛してミキサーで混ぜるだけ、下敷きのクラッカーもざくざく砕くだけで作った
けど、使うチーズは200g
4回分かよ
シンプルに、トーストとかサラダにも使わないと、チーズはなくならん…
ちなみに、カップはクマさん作成
モデルは「びっくりココさん」
でもね、トレードマークの胸の黒ボタン、忘れてるんだぜ
里芋のこと、ご存じだろうか
里芋にもいろいろ種類があるって、考えりゃ当たり前なんだけど
かあちゃん、恥ずかしながら、お隣さんから種芋を分けてもらった時に初めて知った
いただいたのは土垂(どたれ)という種類
以来、我が家の畑で育ってくれて、ここ数年、里芋は買ったことがない^^
里芋を育てると、もれなく親芋ができる
大きいのは、こぶし1~2つ分
↓ は標準サイズ?
この親芋の周りにくっついている子芋、孫芋が、里芋として出回っているけど
この親芋はなぜか出回らない
菜園のご近所さんでも、食べないという人が多いけど
けっこう量があるし、捨てるのはもったいない
かぼちゃ並みに固いので切るときに苦労するし
煮てもすぐには柔らかくならない
というのが難点
ううむ 食べない理由はもしかしてこれか?
だいぶ前に収穫を終えてはいるんだけど、まだたくさん食べ切れないで残っている(・_・;)
そこで、火が通りやすいように一口大の半分の大きさにしてみたら
お? けっこういいんじゃない??
これで里芋コロッケを作ってみたら、ねっとりした味わいで正解
で、同じように小さめにして煮っころがしにしてみても正解
なんだ、普通においしいじゃん と思った
要は、めんどくさいだけ?
今度のクマさん亭での料理として、提供しようかなあ
風味が落ちる前に食べたいところ
里芋の茎も、ひと手間かければ「芋がら」として食べられるが、普段はお目にかからない
煮物、みそ汁の実にするが、歯ごたえが楽しいらしい
そうなると、里芋の茎がそこにあるのだから、作ってみたくなるのがかあちゃん
いいところを30㎝ほどに切って、皮を剥いて、紐や金串に刺してカラカラになるまで干す
皮を蕗のように手で剝いてみたら、アクが爪の間に入って真っ黒になったので、こりゃかなわんと、ピーラーで剥いてみた
けど、土垂れの茎は、芋がらには向かないそうだ
確かに、少し苦味が残るような?
水に浸けて戻す時間を長くし、水も何度か取り換えてみたら、食べられるようになった
里芋ひとつとっても、いろいろと面白い
親芋はひとまずおいておくとしても、
子芋の方も、どんどん悪くなっていくので、食べ切れない分は、土の中に埋めて
食べたいときに掘り出すつもりだけど、はたしてどうなるやら?
お隣畑のKさんから、ニンジンをたくさんいただいた
ニンジンは、
畑に置いといても長期間もつ
連作障害がない、と
なにかと便利
ということで、いっぱい作っているそうだ
と言っても、収穫したらどんどん古びていく
ニンジンシリシリとか、グラッセとか、カレーや煮物にしてもいいけど
毎日にんじんもちょいとねえ?
そこで、以前を思い出して冷凍保存
今回は、きんぴら用と、すりおろしの2種類にした
落ち着いたら、すりおろしの方を使って久しぶりにニンジンケーキでも作ろうかと^^
いや、すぐに作ってもいいんだけど、
ただいま、いただいた甘いものがたくさんあって、三段腹に貢献しそうなので止めておくわい