ポンテプロンタ広告ブログ
ブラジル、サンパウロで活動する広告会社のブログです。展示会、イベント、マテリアル製作、調査・マーケティング・コンサルティングの分野で、主に日本の企業、政府関係機関の業務のお手伝いをしています。日本語とポルトガル語のバイリンガルでアテンドいたします。
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ブラジルのビールのシェアをきちんと調べてみようと思ったけど、業界団体などでは公開していないね。データはRceita Federalのサイトにあるようだけど、メーカーごとに見るには何やら認証が必要みたいで断念。もう一つは小売りから見たニールセンだけど、こちらは有料。
仕方がないので、断片的ながらネットで探してみた。
2013年の数字はBNDES(ブラジル国立経済社会開発銀行)のレポート『O setor de bebidas no Brasil』からで、出典はAmbevとなっていた。ニールセンの数字なのか税務署の数字なのかはわからなかった。2015年はBittencoutとというよく知らないコンサル会社のサイトから。こちらはニールセンだと明記している。2011年はキリンが買ったSchincariolが2番だったように思う。
それにしてもAmbevの寡占状態だ。まぁSkol、Brahma、Antariticaの三大ブランドが合併してできたのだから仕方がないけど、そういう合併を許した状況も状況だね。関係ないけどテレビもGloboの寡占、何でもかんでも大きくしないと生き残っていけないということか。
ブラジル・キリンはやはり苦労している。よく一番搾りがブラジル人の好みに合わなくてというようなことが言われているけど、一番搾りはとりあえずは日本食レストランにスタートさせて今、徐々に広げていっているところだから、数字にはあまり影響していないと思う。