OnePointStore.com STAFFBLOG

旧★キャバリアのふく★ブログ

ベッド

2008年01月13日 | スタッフコラム
私の部屋のベッドは父が作った(というか、父が大工さんに作ってもらった)
作り付けのもので。
二段ベッドのようになっていて、
下の段にはモノが収納できるようになっており、
上の段にはベッドと足元にテーブル、頭の方には本棚がついている。
それがもう、壁にガッツリ固定されているので、
模様替えなんて出来ないし、
ベッドと壁の隙間に何か落とそうもんなら絶対に取れないのに、
そそっかしい私は常にそこに大事な大事なモノを落とすので、
いつもきーーーーーーーーーーーっとなっている。

うちの父は、普通の昔の建売だったこの家を、
作り付けだらけに階層して来た。

台所も和室も壁一面作り付けの収納だし。
私の部屋なんてぐるり一面、吊り戸棚だらけだし。
しかも、改修する時にあった家電製品の寸法で
何かもつくってあるから、家電の買い替えだってママならない始末。
おかげでTVも洗濯機も冷蔵庫も、サイズに縛られて買い替えさえ不自由で。
家電の進化に対応できない始末。
私がもっとも憎むのは、作りつけだーーーーーーー!!

大改造ビフォーアフターでも、作りつけ家具がよく登場するのだが、
私はそれまでどんなに「素敵なおうち~」と思っていても、
作りつけ家具が登場するだけで、一気に萎える。
それくらいキライだ!
自由がないし、変化もない、
そしてイレギュラーなハプニングに対する寛容度が低い。低すぎる!!

と。思っていたのだが。
チビっ子が遊びに来るとみんな、
「こんにちはー!」と言いながら私の部屋に一目散にやって来て、
私の大嫌いなベッドの上に乗りたがる。

ベッドは地上1m位の高さにあるので、
オトナでもピョンとは飛び乗れない。
私は椅子をベッドの横において、椅子に上ってベッドに乗っている。
ここも私の嫌いポイントのひとつなんですが。

チビっ子たちは、
みんな教えてないのに、椅子によじのぼってベッドに乗る。
それからやっと
「ねえ、何して遊ぶ?」と言いながら、
汚いお部屋をぐるっと見渡して、
質問の雨をふらせる。

この本なーに?これ全部買ったの?
カメラがなんでコンセントに繋がってんの?
ベッドの上でパソコンするの?
あの絵はなーに?
この箱の中に何が入ってるの?
なんで石があるの?
このペン全部書けるの?
タバコをジャムの瓶に入れるの?
子供のビデオないの?
なんでテレビが2つもあるの?
これどうやって使うの?
この紙全部買ったの?

まあだいたい。こんな感じ。
で。適当に返事していると、
「粘土やろー!」ということになったりするんだけど。
「じゃあテーブル出すからベッドから降りてよ。」と言っても
「なんで?ここでやろうよ!」と明るく言うのだ。

オマエんちは、ベッドの上で粘土するのか?!

と、つっこみたくなるけど。
チビっ子のママ達(むろん、みんな友達)は、
絶対そんなこと許すハズがないようなキチンとした方ばかりなので
そんなことはアリエナイはず。

もちろん、さすがの私も、ベッドで粘土は勇気がいるので
「だ~め~」というのだけど。
「じゃあベッドの上でTVみない?」なんて言い出す。

私の大嫌いなこのベッドが、子供は結構お気に入り。
単に高い所が好きなのかもしれないけど。

「何して遊ぼうかな~」ってお部屋を見渡すのに
丁度良いのかしら?

ま、でも。
父はいつも私に「このベッドがむかつくー!」と文句を言われているので、
チビっ子たちがネコみたいに、
ベッドの上にちんまり居座ってごちゃごちゃしている所を見て、
ちょっと嬉しそうである。

許す

2008年01月07日 | スタッフコラム
人を許す ということについて、ちょっと考えた。

ワタシには、到底理解できそうにない振る舞いをする知人がいる。
彼女のユーモアや親切や怒りのメソッドというのは、
恐ろしい程に身勝手なように見える。

ワタシは最初、彼女が年下であるということもあり、
なんていうか「彼女だからしょうがない」的に、
諦めつつも付き合って来たのだが、
このまま行くと自分が段々不幸になるような気がして
距離を持つ、というより、「断絶」を決め込んだ。

断絶、となるからには、それなりのキッカケがあったはずなんだけど、
それがなんだったかのかもう覚えてない程に、
いろいろ身の毛がよだつようなことがあったワケで。

彼女はそういうことを他人にしてしまうと、
一定期間「冷戦状態」のごとく他人と距離をおき、
勝手に彼女なりに「ほとぼりが冷めた」と判断すると、
すっかり今までのことはなかったように明るく元気に連絡してくるのだが。

最初は「いつまでも根に持つなんて、自分の方が大人気ないよな」と
思って今まで通り付き合ってきたが、
ちょっとするとまた同じことの繰り返しで。

何かある度に友人達に
「あんなヤツとまだ付き合ってんの?ありえない!」と言われ続け、
さすがに、「それもそうだな」と思ったわけです。

ちょっと嫌なヤツ。ならまだ良いんだけど。
彼女のやり方は徹底的に人を心を傷つけるやり方で、
本人にはその自覚はなく、軽い冗談くらいなモンなのかもしれないけど。
なにより大変なのは、こっちが怒りを爆発させるまで
根気良く(って言うの?)しつこく、同じことをやり続ける所。
そこがかなり、へこむんですよね。

そして。
断絶に至ったわけだが。
断絶してからかれこれもう4~5年も経つのに、
まだコンタクトを取ろうとする(それこそ根気良く)意欲があるから
ワタシは本当に困ってしまう。

年賀状も来ました。
「連絡下さい」と書いてあった。

するかーーーーーーーーーーーーー!!!


みんなは上手にやっている。
右から左へ受け流すことができる。
懐に入りこまれないように、上手にやっているように見える。
そう!
彼女のやり方というのは、無理くりにでも内臓の奥まで入ってきて
バババーっと食い散らかして去っていく。ピラニアのような恐ろしさ。
悩み毎を探り出し、真摯に助けるような感じでぐぐっと入ってきて、
ちょっと思い通りに行かないと、そこをエグルみたいな。
で。再生するのを待ってから、またやってくる。

こわ~。

ワタシ以外の人は、防御が上手い気がする。
ニコニコしながらも、決して油断しないような・・・。
ワタシは見せすぎなんだと思う。腹割って話すぎのような・・・。
結局自分が悪いんだ。

彼女の存在というのは、ワタシにはちょっとしたホラーでやんすよ。
駅で彼女に似た人を見かけるとギョっとするぐらいに。
実家がバレているので、もし、訪ねて来たらどうしよう・・と、
考える度に、本気で怖い。泣く。

今日も。今日届いた年賀状を見て。
「ぎゃー!」っとなって即ゴミ箱に捨ててしまった。
知らない名前だったので、うっかりじっくり見てしまったのが失敗だった。
恐ろしくて震えていたら母が
「家に来たらお母さんが追い払ってあげるよ。」と自信満々で言ってくれた。
母がワタシを援護してくれることなど、滅多矢鱈にあるもんじゃないのよー。
それほどに、彼女は、我が家でも有名な存在なのです。

しかし、だ。
神様は「許しなさい」と言っている。
はて。どうしたものか。とも思う。
こんなに他人をキライでい続けて良いのかしら?とも思う。
可哀想なヒトなんだろうな~とは思う。
あんまり幸せじゃないんだろうな~とも。
4年も5年も、何度言っても、友達を介してまで誘っても、
なんの連絡もくれないヒトに、ここまで執着するってことは、
お友達もなかなかできなんだろうな~とは、思う。

どうしたものか。

などと。
思わせる所が彼女の怖さなのかもっ!!!とも思う。

ワタシから連絡することはアリエナイんだけど。
もし来ちゃったら、うっかり会っちゃったら、
ワタシはどうするだろう?

それを想像するだけで、充分怖い。

彼女を克服することができるだろうか?
それが許すってことになるのかしら?
そうだと良いけど。

選挙って大変~

2008年01月07日 | スタッフコラム
たった今。
NHKの「民主主義」の9本目と10本目を見終わりました。

選挙って大変・・・。

それが感想でした。

ほんとに。

候補者って大変・・・。
怒鳴りつけられたり、文句言われたり。
教えたがられたり、説教されたり、偉ぶられたり。。
ワタシの苦手なこと(というか大嫌いかも・・)テンコ盛りでやんした。
権威とかシガラミとかもうそりゃ~大変そうで。
応援してるんだか苛められてるのかワケわかんない状態。
みんな親切で、良かれと思ってやってるんでしょうけど。

そりゃ無償でお手伝いしてるんだから
チラっと恩着せがましいことも言いたくなる気持ちもワカランでもないが、
言われる人は一人で、言いたい人はものすごく大勢だもんだから、
なんでも一身で受けなければならず、
な~んかホント、大変そうで可哀想になるくらいだわって思いました。

ああいうことに耐えられる人というのは、
やっぱりある程度のエリートじゃないと無理だな~と思いました。
政治家って一大組織だ。超組織だわ~って感じ。

新人さんですと
あそこで組織の一員として認めてもらうことに精一杯になっちゃって、
ふと気付くと世の中のために何かしようという気力は
一滴たりとも残っていなかった・・・的なことがあるのではないかと
思ったり致します。
そのくらい過酷。
「ひと言、言いたい。」という人ばっかに囲まれるなんて。
考えただけでもゾ~っとしますよ・・・。

会社でもいますよね。
仕事キライだけど、政治は得意って方。
さしたる実績もないまま、気がつくとなんだか良いポジションにいらっしゃる、みたいなさ。
ワタシはとっても尊敬するけど。これも才能だな~って。
組織に向いてる感じで羨ましい。
それも立派な生き方であると思います。ホントに。

が。
ぜ~たい、ワタシには無理。

マサイの戦士みたく。分かり易いのが良いわ。

最後はそれが、美しいかどうか。

2008年01月06日 | スタッフコラム
昨年の暮。
辰巳芳子さんのお節作りを拝見していて
「清貧」ということについて考えました。
辰巳さんはお金持ちなんだけどね。
でも、パリス・ヒルトンと辰巳芳子さんの暮らしぶりに対し
私が憧れ(尊敬)を持つのは、辰巳さんだな~と。
あの番組を見ると、何万円もする高級お節がなんだか、
ちょっとダサいように思えるのは、なぜなのかしら。

と、考えると。
やっぱりそれはワタシが日本人だからなのかも・・・と
思いました。
武士は食わねど高楊枝、、が、潔しと思うメンタリティを持っているからで。

というような延長線に、民主主義ってどうよってのがあって。
その答えに近づくべく、
NHKの「民主主義」を、お正月から毎日観ていました。
本日が最終日。夜の12時からやっています。

この番組は世界33カ国の映像作家が長い年月をかけて
「民主主義」をテーマに各国を取材した膨大なビデオ作品の中から
10本を選りすぐって放送しているもので、
最終日の本日は日本と中国が舞台です。

昨晩はインドとパキスタンでした。
インドはガンジーの思想は現代に生きているか?
ガンジーが歩いた塩の道を辿るドキュメンタリーでした。
パキスタンはムシャラフ大統領との晩餐や内戦に苦しむ村々で
民主主義はどう受け入れられているのかに女性記者が迫ります。

ワタシが印象に残った回は、
アフリカ・リベリアの女性内閣の回と、
デンマークの風刺画事件の回でした。

リベリアの女性大統領がデモ隊のリーダー達と話し合う様子は、
まるで母親のように国民を想い正しい道に導こうとする大統領の強い姿勢に、
アフリカ女性の強さを垣間見たようでした。
本当に強いお母さん、というか、校長先生みたいでしたよ。
真摯に耳を傾け、受け入れ、そして強くたしなめ、提案し、納得させる。
鼻息の荒かったデモ隊のリーダー達にも少しも怯まず、
毅然とした態度で気付きを促すという。

全然話は違いますが、ビヨンセの持っている「女の子達!頑張ろう!」という
しなやかで強い生き方のルーツは、ここだったのね、納得という感じかしら。

それからデンマークの回。
これは「言論の自由」VS「宗教」という構図に落ち着けたかったようですが、
私達日本人からみたらもう、
どうしたって「ヨーロッパの負け」でしょう。と感じました。
親しきものにも礼儀ありって言葉を、この方達は知らないのかしらね?と
首をかしげたくなるような。
風刺というのはユーモアが利いてなきゃ駄目だと思うんだけど、
あの風刺画はどうしたって笑えない。
「これが笑えないなんてインテリジェンスがない証拠」とかって言いたいようですが、
「君達のインテリジェンスはその程度かね?」と、
極東の田舎娘に言われても仕方ないような振る舞い。
逆に言うと、極東の田舎娘ごときでもそんなの分かるぜ・・という所が、
日本の文化の高さなのもしれませんが。

ま、それと。だったら報復して良いか、というのは、また別の話ですが。。

今までの回を通してみると、
どうやら世界に横たわっている課題といのは、
「民主主義ってどうやら、完全無欠ではなさそうだぞ。」という気配。かしら。
なんだか「日本の品格」みたいになっちゃいますが。

どの回を見ても(日本はまた別でしょうが)目立つのは、
民主主義云々の前に「自由ってなんだ」という問い掛け。
カーストの最下層にいるある家族のお父さんは
「家と一日二回の食事があれば満足だ。それ以上は望んでいないのだ。」と
涙を流して訴えた。
ロシアの愛国者の村ではリーダーが「考えるな。働け。」と指導する。
イスラムの男性達は「村の方針が全てだ」と言って議論をしようとしない。
これが教育のない人達のおかれている不憫な生活だと結論付けるのは、
それはそれで乱暴というか大きなお世話というか、
ものすごく不遜な気もしないでもない。

井の中の蛙 という言葉もありますが。
それはそれでアリなんじゃないかと思います。
誰しもが清潔で安全であること=豊かかと言ったら
そうでないような。
コミュニティのことは、コミュニティに任せて良いんじゃないかとも
チラッと思う。

明確なのは、経済が人を幸せするとは限らないように、
民主主義によって画一的に世界が均衡になるなんてこたーファンタジーどころか、
お話にもならないってことでしょうか。
少なくともワタシはそれを信じない。

だってさ。
フラットな世界って、ちょっと怖くないですか??
起伏かあっていろんな色彩があって、いろいろあって、世界、じゃないのかしら。
弱者と呼ばれる人達にも、笑いや幸せはちゃんと用意されていると
ワタシは弱者の一人として思うんですけどねえ。

あけましておめでとうございます

2008年01月03日 | スタッフコラム
いや~、あけましたね~。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年の正月は弟夫婦の家にあつまって
おせちを食べたりワンコたちと遊んだりいたしました。
みんなで持ち寄ってすごいご馳走でございました。
満足なり~。

今日からお仕事。
本年もそこそこワタクシなりに頑張る所存でござ~い。

しかしアレですな。
毎年、毎年、「今年こそ嫁に!」と年賀状に書くんでやんすが
なかなか思うとおりに行きませんな。

先日テレビを見ておりましたら
時間軸をどこまで広げてイメージできるか?が
人の生き様である~と、ある学者の方が仰っておりました。

それには自信があるざんすよ。ワタクシ。
60までに嫁に行く。
そして、子育ては来世で!!というのが目標ですもん。
時間軸は来世まで広がっているのでありんす。
どーだっ!!!これが俺の生き様だ~!!(大威張り!!)

単にのんびりしすぎって話もありますが。

さて今年。
ワタクシは益々、ゆる~く生きて行きたいと所存でございます。
怒ったり泣いたりすることでテンションを高めつつも、
そんな自分を面白がって行きたいと思います。