OnePointStore.com STAFFBLOG

旧★キャバリアのふく★ブログ

怖い話

2008年01月31日 | スタッフコラム
仕事には、義理系と合理系があり。

言葉の通り義理系は、義理人情でやるもので、
仕事の対価はお金でなくて「情緒」や「意義」となる。
義理100%の仕事を、ボランティアと呼ぶ。
一方合理系は、「お金のため」に割り切ってする仕事のことで、
仕事の対価はお金なので、そこに「情緒」や「意義」を求めてはいけない。
ビジネスライクに、が信条となる。

楽しい仕事とは、合理5:1義理 くらいのバランスか。

合理で引き受けたつもりなのに、
いつのまにか義理になっていた・・というのはよくある話。
対価としてもらえるのは、情緒ばかり・・みたいな。

たとえ義理仕事であっても、対価が「意義」の場合は良い。
「修行時代」や「奉仕活動」がそうであるように、
仕事の受け手側は、
お金には変えられない経験や技を獲得したり、
「ちょっと良い気分」を体感できるというメリットがある。

悩ましいのは。
仕事の対価が「情緒」の場合。
相手からは「感謝の言葉」とか「次への期待」なんかが貰えるのであるが、
そこには明確な「貸し・借り」が発生しているのだ。

“借り”はすぐに忘れるけど
“貸し”はなかなか忘れられない

“借り”たことは無かったことにしたいものだが
“貸し”には利回りを求める

これが人情ってもんよ。

義理系の仕事を他人にお願いするヒトの中には、
律儀にそれを覚えていて“借り”を返そうと頑張るヒトもおりますが。
多くの場合。
義理仕事を他人に振るような人物は、
“貸し・借り”の概念が果てしなく甘い輩が多いのが事実。

「対価は情緒で充分だろ」と思っていたりするし、
また、
自分の“貸し”と利回り計算はしっかりするけど“借り”については無頓着。

「あの時奢ってやった」みたいな情緒的な貸しをいつまでも覚えていて、
「だから今日は奢ってよ。」と、何度も何度も平気で言える・・みたいな。

果たして。
そんな人物に一度でも「借り」をつくってしまったら、
帳消しになることはまずない。
返せども、、返せども、、だ。

また。
義理人情で仕事を振るヒトというのは、
義理人情に弱い人物を誠に上手に探し当てる。
そして離さない。

「ビジネスパートナー」とか「アライアンス」「win×win」などの
ちょっとワクワクするような言葉を駆使して
合理系のニオイを振りまくのであるが、
その対価はえてして、
「お金」ではなく、「意義」でさえもなく、「情緒」である。
それを、仕事を振る人物に分からないように
目くらましする技能に長けている。

そういうヒトは
“割の良い仕事”なんて言葉も大好き。
通常300円で受けられる仕事を、3000円で引き受けた。
すごく儲かった。割が良い。
でもこれは、まっとうな商売ではない。
そういうことを、自覚しているかしていなかは別として、
人間はやっぱりちょっと可愛い所があり、
心の奥の奥の方で「まっとうではない」ことに抵抗感があるものだ。

で。どうするかと言うと。
共犯者をつくっておくんだね。
善良な市民である私達は“割の良い仕事”を振られることになる。
そしてそれをやってしまう。

「だってこのヒト、いつだって義理系の仕事ばかりで、
 貰うのは「情緒」ばっかり。
 こっちには“貸し”がいっぱいあるんだから
 この辺で返してもらわなきゃ。」

と、賢く立ち回ったつもりになる。

ところがどっこい!
この“割の良い仕事”は、ワタシの新たな“借り”として、
確実に積みあがり、利回り計算されて、請求されることになる。

オトナの世界って、怖~い。

がんばっちくれー

2008年01月31日 | スタッフコラム
今日お会いしたのは、「夕日研究家」という肩書きも持つ
著名な俳優さんで。
今年還暦だそうですが、
とてもじゃないけどそんな風に見えませんでした。

今の時代、40代以上の男性の方が、
セクシー?

私が年を取ったせいもあるし、
若い時からオヤジ好きなせいもあると思いますけど。

今の若い子(30代くらいまで)って、
なんちゅーかこう、ユニセックスな感じでしょ。

内側はそんなに変わらないと思うんだけど、
表現がこう、ソフトというか、
優しいというか、油っぽくないというか、ギラギラ感がなく。
女の子みたいにソフトな表現で。

「お願い!なんにもしないから!!!ちょっと寄るだけ!」とか言って、
もっとヤンチャだと「先っちょだけ!!」みたいなワケの分からない文句で(笑)
拝みたおしてホテルに誘う、
みたいなアグレッシブさがないんじゃないか(想像)。

または、
そういうことがカッコ悪い的な風に思っていて、しない。みたいな印象。

「なんにもしないから!!」が良いとか、
それを全ての女子は望んでいるということではなく、
そーゆーヤンチャな馬鹿っぽい遊び心を死ぬ気守って来た男というのは、
独特なチャーミングさ、セクシーさがあるもんでさーね。

今の若い子達は、もうちょっとエレガントよね。良く言えば。

女の子の気持ちを大事にしたい風な「良いの?ほんとに?」的に
お伺い立てる系なアプローチが似合う感じの男子が多い。(気がする)

つまらん。(個人的に)

多くの動物がそうであるように、
オスはやっぱり。
飾り立てて、ダンスを踊って、必死にメスにアピールする役割りを
勝って出ていただかないとだね。
メスは「いやだわ。こまちゃうわ。どうしようかしら。」と
淑女を演じることができないではないか。
品格もなにもあったもんじゃないわよ。

がんばっちくれー。人間男子達。

などと思った。

素敵でしたよ。夕日研究家。
セクシーだったわ。

(別に、誘われたのでもなんでもないのですが。あしからず。)