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旧★キャバリアのふく★ブログ

許す

2008年01月07日 | スタッフコラム
人を許す ということについて、ちょっと考えた。

ワタシには、到底理解できそうにない振る舞いをする知人がいる。
彼女のユーモアや親切や怒りのメソッドというのは、
恐ろしい程に身勝手なように見える。

ワタシは最初、彼女が年下であるということもあり、
なんていうか「彼女だからしょうがない」的に、
諦めつつも付き合って来たのだが、
このまま行くと自分が段々不幸になるような気がして
距離を持つ、というより、「断絶」を決め込んだ。

断絶、となるからには、それなりのキッカケがあったはずなんだけど、
それがなんだったかのかもう覚えてない程に、
いろいろ身の毛がよだつようなことがあったワケで。

彼女はそういうことを他人にしてしまうと、
一定期間「冷戦状態」のごとく他人と距離をおき、
勝手に彼女なりに「ほとぼりが冷めた」と判断すると、
すっかり今までのことはなかったように明るく元気に連絡してくるのだが。

最初は「いつまでも根に持つなんて、自分の方が大人気ないよな」と
思って今まで通り付き合ってきたが、
ちょっとするとまた同じことの繰り返しで。

何かある度に友人達に
「あんなヤツとまだ付き合ってんの?ありえない!」と言われ続け、
さすがに、「それもそうだな」と思ったわけです。

ちょっと嫌なヤツ。ならまだ良いんだけど。
彼女のやり方は徹底的に人を心を傷つけるやり方で、
本人にはその自覚はなく、軽い冗談くらいなモンなのかもしれないけど。
なにより大変なのは、こっちが怒りを爆発させるまで
根気良く(って言うの?)しつこく、同じことをやり続ける所。
そこがかなり、へこむんですよね。

そして。
断絶に至ったわけだが。
断絶してからかれこれもう4~5年も経つのに、
まだコンタクトを取ろうとする(それこそ根気良く)意欲があるから
ワタシは本当に困ってしまう。

年賀状も来ました。
「連絡下さい」と書いてあった。

するかーーーーーーーーーーーーー!!!


みんなは上手にやっている。
右から左へ受け流すことができる。
懐に入りこまれないように、上手にやっているように見える。
そう!
彼女のやり方というのは、無理くりにでも内臓の奥まで入ってきて
バババーっと食い散らかして去っていく。ピラニアのような恐ろしさ。
悩み毎を探り出し、真摯に助けるような感じでぐぐっと入ってきて、
ちょっと思い通りに行かないと、そこをエグルみたいな。
で。再生するのを待ってから、またやってくる。

こわ~。

ワタシ以外の人は、防御が上手い気がする。
ニコニコしながらも、決して油断しないような・・・。
ワタシは見せすぎなんだと思う。腹割って話すぎのような・・・。
結局自分が悪いんだ。

彼女の存在というのは、ワタシにはちょっとしたホラーでやんすよ。
駅で彼女に似た人を見かけるとギョっとするぐらいに。
実家がバレているので、もし、訪ねて来たらどうしよう・・と、
考える度に、本気で怖い。泣く。

今日も。今日届いた年賀状を見て。
「ぎゃー!」っとなって即ゴミ箱に捨ててしまった。
知らない名前だったので、うっかりじっくり見てしまったのが失敗だった。
恐ろしくて震えていたら母が
「家に来たらお母さんが追い払ってあげるよ。」と自信満々で言ってくれた。
母がワタシを援護してくれることなど、滅多矢鱈にあるもんじゃないのよー。
それほどに、彼女は、我が家でも有名な存在なのです。

しかし、だ。
神様は「許しなさい」と言っている。
はて。どうしたものか。とも思う。
こんなに他人をキライでい続けて良いのかしら?とも思う。
可哀想なヒトなんだろうな~とは思う。
あんまり幸せじゃないんだろうな~とも。
4年も5年も、何度言っても、友達を介してまで誘っても、
なんの連絡もくれないヒトに、ここまで執着するってことは、
お友達もなかなかできなんだろうな~とは、思う。

どうしたものか。

などと。
思わせる所が彼女の怖さなのかもっ!!!とも思う。

ワタシから連絡することはアリエナイんだけど。
もし来ちゃったら、うっかり会っちゃったら、
ワタシはどうするだろう?

それを想像するだけで、充分怖い。

彼女を克服することができるだろうか?
それが許すってことになるのかしら?
そうだと良いけど。


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