★愛犬写真募集中!★
表参道ヒルズから帰って来た私を、母が待ち構えていてこんなことを言った。
今日ね、お友達のお宅にみんなで集まってお喋りしてたのね。
そうしたら、そこの家の娘さんが、
ママ達、何について話してるの?何が言いたいのかさっぱり理解できない。
なんて言うのよ~。不思議なこと言うわよね。
楽しく世間話していただけなのに。
何が分からないのかしら?
そのお嬢さんは私も良く知っている。
最近は会ってないけど、弟の同級生で子供の時は何度も一緒に遊んだ。
シュガークラフトの勉強の為にドイツに渡り経験を積み、
最近帰国して東京のホテルでシェフパティシエとして働いていると
聞いている。
利発でサバサバした彼女らしい発言だなと、思わずニンマリした。
それはねお母さん。今度会ったら言っておいて。
別に悩むことじゃなくてさ。
女同士の会話は『しりとり』なんだよって。
男性同士の会話は、グラフで言うとY軸上で展開される。
1つのテーマについて、持論をぶつけ合うコミュニケーションだ。
持論じゃなくて受け売りの場合も多いんだけどね。
お互い一歩も譲らず、いっこうに決着を見ない。
熱い戦士達は再試合を誓いお開きとなる。
結局勝敗は延々と次回へと持ち越されることになるんだけどね。
例えばこんな感じ。
ライブドアについてどう思う?
問題の根本は○○にあると僕は思うな。だって・・・
いやいやそれは違うだろう。まず○○について議論するべきなんじゃない?
その意見には大方賛成。だけどそれだけじゃ○○は説明できない。
そもそも・・・・
と言った感じ。
一方、女性同士の場合。
キーワードを繋ぐ「しりとり」形式で会話は進行する。
延々と描かれたスパイラルは、誰かが「ん」と言うまで尽きることはない。
例えばこんな感じ。
ライブドアについてどう思う?
あれはホリエモンが悪いのよ。「TV」に出すぎよ。
「TV」と言えば、最近始まった「ドラマ」見た?
ああ、あの「ドラマ」ね。「タッキー」が出てるやつでしょ?
「タッキー」って「チョコレート」が好きらしいよ。
うっそー!「チョコ」食べたら太るじゃん。「ダイエット」してるのかな?
○○ちゃん「ダイエット」で痩せたよね~。「ジム」にも通ってるらしいよ。
あたしの「ジム」に変な人がいてさー!
・・・・
てな具合。
どっちが正しいとかではなく、コミュニケーションの目的が違うのだろう。
私がこれを”発見”したのは数年前。
居酒屋で女同士で楽しく盛り上がっていた時。
後から1名、当時部下だった超ナイスな男の子を呼んだ。
「美味しいご飯ご馳走するから、車で迎えに来て~」と。
彼を仮にY君としましょう。
Y君は美人で有名な女性作詞家の付き人をしていたことがあり、
彼女に女性の扱いを徹底的に仕込まれていたので、
ものすごーく気が利くのです。
なんでも「女にエクスキューズはいらない」と叩き込まれたんだそうです。
ナイスです、作詞家先生!
その時も好き勝手に盛り上がるお姉様達の会話を、
美しいマナーで食事しながら注意深く見守っていたY君。
なんせ「言われる前に」ツマミもお酒もオーダーせねば、と
ワンコのように気配を察する習性が身に付いているので、
その辺の男子のように、
タバコ吸いながら別のテーブルの美女に目を奪われているわけには
断じていかないのです。
さてさて。会話も尽き、お開きになった後で。
Y君ご自慢のBM(なんかホストみたいだけど、違うのよ)で、
お家まで送ってもらっている車中。Y君が言いました。
「ひとつ質問しても良いですか?」
ええ、かまわなくてよ。
「さっき話してたこと。全部覚えているんですか?」
んん?何をいきなり。なぜそんなことを聞くのか、理解できませんでした私。
Y君曰く、
展開が速すぎて、僕ついて行けませんでした。返事する暇もなかった。
だそうです。
わっはっは!そう言うことね。
爆笑しちゃいましたよ!
ただ情報交換してるだけ。仕入れて出す、みたいな感じ?
意見なんて求めてないもーん。
しりとりみたいなもんよ。しりとり。
Y君。笑ってました。
「なるほど。山手線ゲームですね。
じゃあ僕は、毎回「ドボン」で良いんですね。良かった。」だって。
うん近い。カシコイ、カシコイ。
その時に気付いたの。
そう言えば男子と女子の会話って違うな~って。
それからは、飲み会なんかでは注意深く、
女の子の会話が延々とスパイラルを描き、
男の子の会話がY軸上で展開されるのを観察・確認し、
うん、やっぱりと。
確信を深めて今日に至るのでした。
でもさ。
女性の場合、歳をとってくると「しりとり」のルールさえ無視で、
ただひたすら自分の思いついたことをクチにするようになるよね。
母を見ててそう思う。そして自分にも。
それで楽しくてスッキリしちゃうからさ、
男性もしくは男性っぽい志向の人には
理解不能マークが点灯しちゃうんだろうね~。ははは!おもしろーい。
男子に「女のお喋りは手に負えない」と言われたら、
「しりとりしてんのー!」と言ってやりましょう!
そして「いつまで喋ってるんだ」と言われたら、
「『ん』が出るまでに決まってるでしょ。そんなの子供だって知ってるわよ!
邪魔しないでっ!」と一括してやろうぜ!
思い当たったらclick!click!
ランキングは益々下降の86位。アクセスIP数は記録更新中~
表参道ヒルズから帰って来た私を、母が待ち構えていてこんなことを言った。
今日ね、お友達のお宅にみんなで集まってお喋りしてたのね。
そうしたら、そこの家の娘さんが、
ママ達、何について話してるの?何が言いたいのかさっぱり理解できない。
なんて言うのよ~。不思議なこと言うわよね。
楽しく世間話していただけなのに。
何が分からないのかしら?
そのお嬢さんは私も良く知っている。
最近は会ってないけど、弟の同級生で子供の時は何度も一緒に遊んだ。
シュガークラフトの勉強の為にドイツに渡り経験を積み、
最近帰国して東京のホテルでシェフパティシエとして働いていると
聞いている。
利発でサバサバした彼女らしい発言だなと、思わずニンマリした。
それはねお母さん。今度会ったら言っておいて。
別に悩むことじゃなくてさ。
女同士の会話は『しりとり』なんだよって。
男性同士の会話は、グラフで言うとY軸上で展開される。
1つのテーマについて、持論をぶつけ合うコミュニケーションだ。
持論じゃなくて受け売りの場合も多いんだけどね。
お互い一歩も譲らず、いっこうに決着を見ない。
熱い戦士達は再試合を誓いお開きとなる。
結局勝敗は延々と次回へと持ち越されることになるんだけどね。
例えばこんな感じ。
ライブドアについてどう思う?
問題の根本は○○にあると僕は思うな。だって・・・
いやいやそれは違うだろう。まず○○について議論するべきなんじゃない?
その意見には大方賛成。だけどそれだけじゃ○○は説明できない。
そもそも・・・・
と言った感じ。
一方、女性同士の場合。
キーワードを繋ぐ「しりとり」形式で会話は進行する。
延々と描かれたスパイラルは、誰かが「ん」と言うまで尽きることはない。
例えばこんな感じ。
ライブドアについてどう思う?
あれはホリエモンが悪いのよ。「TV」に出すぎよ。
「TV」と言えば、最近始まった「ドラマ」見た?
ああ、あの「ドラマ」ね。「タッキー」が出てるやつでしょ?
「タッキー」って「チョコレート」が好きらしいよ。
うっそー!「チョコ」食べたら太るじゃん。「ダイエット」してるのかな?
○○ちゃん「ダイエット」で痩せたよね~。「ジム」にも通ってるらしいよ。
あたしの「ジム」に変な人がいてさー!
・・・・
てな具合。
どっちが正しいとかではなく、コミュニケーションの目的が違うのだろう。
私がこれを”発見”したのは数年前。
居酒屋で女同士で楽しく盛り上がっていた時。
後から1名、当時部下だった超ナイスな男の子を呼んだ。
「美味しいご飯ご馳走するから、車で迎えに来て~」と。
彼を仮にY君としましょう。
Y君は美人で有名な女性作詞家の付き人をしていたことがあり、
彼女に女性の扱いを徹底的に仕込まれていたので、
ものすごーく気が利くのです。
なんでも「女にエクスキューズはいらない」と叩き込まれたんだそうです。
ナイスです、作詞家先生!
その時も好き勝手に盛り上がるお姉様達の会話を、
美しいマナーで食事しながら注意深く見守っていたY君。
なんせ「言われる前に」ツマミもお酒もオーダーせねば、と
ワンコのように気配を察する習性が身に付いているので、
その辺の男子のように、
タバコ吸いながら別のテーブルの美女に目を奪われているわけには
断じていかないのです。
さてさて。会話も尽き、お開きになった後で。
Y君ご自慢のBM(なんかホストみたいだけど、違うのよ)で、
お家まで送ってもらっている車中。Y君が言いました。
「ひとつ質問しても良いですか?」
ええ、かまわなくてよ。
「さっき話してたこと。全部覚えているんですか?」
んん?何をいきなり。なぜそんなことを聞くのか、理解できませんでした私。
Y君曰く、
展開が速すぎて、僕ついて行けませんでした。返事する暇もなかった。
だそうです。
わっはっは!そう言うことね。
爆笑しちゃいましたよ!
ただ情報交換してるだけ。仕入れて出す、みたいな感じ?
意見なんて求めてないもーん。
しりとりみたいなもんよ。しりとり。
Y君。笑ってました。
「なるほど。山手線ゲームですね。
じゃあ僕は、毎回「ドボン」で良いんですね。良かった。」だって。
うん近い。カシコイ、カシコイ。
その時に気付いたの。
そう言えば男子と女子の会話って違うな~って。
それからは、飲み会なんかでは注意深く、
女の子の会話が延々とスパイラルを描き、
男の子の会話がY軸上で展開されるのを観察・確認し、
うん、やっぱりと。
確信を深めて今日に至るのでした。
でもさ。
女性の場合、歳をとってくると「しりとり」のルールさえ無視で、
ただひたすら自分の思いついたことをクチにするようになるよね。
母を見ててそう思う。そして自分にも。
それで楽しくてスッキリしちゃうからさ、
男性もしくは男性っぽい志向の人には
理解不能マークが点灯しちゃうんだろうね~。ははは!おもしろーい。
男子に「女のお喋りは手に負えない」と言われたら、
「しりとりしてんのー!」と言ってやりましょう!
そして「いつまで喋ってるんだ」と言われたら、
「『ん』が出るまでに決まってるでしょ。そんなの子供だって知ってるわよ!
邪魔しないでっ!」と一括してやろうぜ!
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