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旧★キャバリアのふく★ブログ

スイングボーイズ!

2006年02月07日 | スタッフコラム
★愛犬写真募集中!★

行ってまいりました!「スイングボーイズ」
池袋の芸術劇場で行われたミュージカルです。

そんなに期待せずに行ったのだけど、
これが超→楽しかった!!
JAZZ!レビュー!ダンス!そしてJAZZ!!

なななんと、ほぼ全編生演奏なんですよ!
これにはビックリしました!
オペラを見に行ったようなお得感。

ムーンライト・セレナーデ
スウィングしなけりゃ意味がない
あなたとならば
国境の南
シング、シング、シング
上海リル   などなど。

往年の名曲のオンパレード。
踊りてー!もうノリノリでやんした!

JAZZバンドは20人程の大所帯!!
バンドマンが芝居もしてたので、
ああ何人かは役者さんなんだな~と思ってたんですが、
関係者の方に聞いてまたまたビックリ!
なんと、プロの演奏家は数名で、
フォーンセクションは、ほぼ全員役者さんなんですって!
うっそ~!
なんなの凄いじゃん、スウィングしてるよ!
熱い熱い。エネルギッシュ!パワー全開です。
この芝居のために猛特訓をされたとのこと。
いやいや全然OKでした。
勢いがあって、グレン・ミラーは特に。
楽しかったー!

歌も凄いよー
宝田明(足なっがーい)、ペギー葉山(足ほっそーい)も
渋くて品があってとても素晴らしかったし、
伊東恵里はさすがの一言でした。圧倒されました。
なんでも歌えるんだね~、この方。
もっと沢山聞きたかったです。

レビューの部分を一手に引き受けるのは
大浦みずき。
階段を駆け上るお姿が、なんとも美しくて納得。

ストーリーは昭和初期の日本を舞台に展開します。
美輪明宏氏が「日本が最高に美しかった頃」と評された頃です。
この華やかな文化の全盛期に生きた
JAZZやダンスが大好きな男爵一家を中心に物語は進行します。
グレン・ミラー、デューク・エリントンに代表されるスウィングジャズや、
独特の訳詩による楽しいニッポンJAZZに乗って
役者達が踊り、歌う、華やかな舞台が、
これでもかっ!という迫力で心をつかみます。

やがて太平洋戦争の足音が、幸せな男爵一家に暗い影を落として行きます。
JAZZやレビューやダンス、女性が美しくあることさえもが許されない
暗黒の時代へ突入します。
バンドのメンバーも、ひとりまた一人と、戦地へと赴き
過酷な環境化で死に向き合うことになります。

しかし若者達は、そんな中でもJAZZのあの熱いスウィングを胸に、
なんとか生きて帰ろうと必死で戦うのです。
この悲劇的な場面を、悲壮感によって訴えるのではなく、
どこかコミカルな演技と、テンポ良い進行、
プロのJAZZマン達の素晴らしい生演奏が、
震える程の臨場感と、圧倒的なリアルさを持って訴えかけてきます。
私が一番好きなシーンでした。素晴らしい演出だと思いました。

う~ん。
やっぱり生は良いっす!最高っす!

良いもの見せていただいて、ありがとうございました。
堪能しました!!



TWIN BEST
グレン・ミラー・オーケストラ, ジョー・フランシスとムーンライト・セレネーダーズ
ビクターエンタテインメント

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