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中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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超熟は意外においしい

2009年02月10日 | 福田徹の製造業

 皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。2月10日火曜日、今朝1時の東京・小平は晴れ、気温は4℃です。



 ここのところ、スーパマーケットの買場(顧客から見た売場)を見ていて、気になった敷島製パン超熟を買って食べてみました。



 そういえば、いつもはパン屋さんで買うことが多く、ナショナルブランドの食パンを買うのは随分と久しぶりな気がします。正直、私には小学生当時の学校給食のあまり質の良くないパンのイメージから、工場で大量生産したパンは美味しくないという固定観念があります。だから、久しぶりなのです。



 眺めてみたり、香りをかいでみたり、折り曲げてみたり(笑)すると、もちもちして小麦の香りがします。意外に良いんじゃないですか?
 食べてみると、自然な甘みが口に広がります。これ美味しいですよ。焼きたてでもないのに、この香りとやわらかい食感はすばらしいと思います。

 製品の袋には、そのこだわり製法が書いてあります。いわく「小麦を熱湯でα化し、低温で長時間熟成させ焼き上げる」とあります。α化とは熱ででんぷんが構造変化してどろどろになる状態だそうです。
 この製法の採用により、イーストフードや乳化剤の2つの添加物を使わないで済むようです。そして添加物を使わないことにより、より小麦本来の甘みと香りを引き出すことができているそうです。

 この商品、スーパーマーケットでかなり大きなフェイス(棚の間口)を占めています。つまり売れているわけです。おいしさや安心にこだわって、そのこだわりが顧客に支持されているという幸せな商品ですね。
(2月16日:関連記事超熟(2):スーパーマーケットの買場をアップしました)


※未見ですが、この商品の開発とブランディングのストーリーを描いた「超熟ヒットの理由」という書籍も出ています。興味がわいたのでamazonで中古本を購入してしまいました。尚、中古本は50円からで、まだいくつか残っています。

※関連記事
超熟(2):スーパーマーケットの買場
超熟(3):万年業界2位体質からの脱却

※この記事のカテゴリー
福田徹の製造業

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