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ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
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女川港(2012年2月の様子)

2017-09-15 20:36:45 | 東北被災地の歩み:南三陸・石巻

港に近づくにつれ、津波の凄さが伝わってくる。


空き地が増えて、所々に、津波に破壊された建物が残っている。

かつては、たくさんの建物が港を取り囲んでいた。

その女川湾付近には、横倒しになった建物が残っている。 


女川港を右手に見て、左には山のように積んである、かつての町の破片の集まりがあった。



頑丈に建てたものでさえ、津波は破壊する。

堅固な堤防も、津波を制圧するのではなく、人に逃げる時間を与えるものなのだ。

自然の力は、それ程に大きい。


だが、人も自然の織り成すものの一つである。

自然の絶妙の均衡に沿って、工夫して生きることが大事なのだと、つくづく考えさせられる。


津波で、打撃を受けた港町。



それでも、女川の復興への歩みは力強かった。

豊かな海と共にある、ふるさとの物産品を再生産しようと尽力してきたのだ。


女川の魚市場は7月には再開したという。

港には、仮設事務所が置かれていた。


女川町の観光協会も動き、「おながわ再開情報」を発行している。

「おながわ再開情報」には、これまでの復興の歩みと、現状を分りやすく描いた地図も掲載されている。




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