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ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
他所で見る東北の足跡や繋がり、町の今昔や輝きを発信。

ゆくりなく会ったゆかりの品

2017-11-18 19:04:06 | ゆるゆる歩き:町や通り

思いがけず見つけたそれは、川口納豆の酒瓶。

 

大塚の商店街をゆるゆる歩く宵の口。

灯りが町の風情を、より濃く浮かび上がらせる。

 

 

 

川口納豆は、昭和24年(1949年)から納豆造りをしている、宮城県栗原市一迫にある会社。

社長が農業人としての思いも強く、この会社は原料の大豆栽培はもちろん、米や野菜も栽培している。


川口納豆では、酒造に適した米の美山錦も栽培する。

その米を使い、同じ一迫にある金の井酒造にて醸造したのが、酒の「川口納豆」だ。


川口納豆はよく食べたものだが、この酒のほうは、好機に恵まれず、残念ながら未だ味わっていない。

飲んでみたいと思いながら、栗原の景色と空気がまざまざと浮かぶ一瞬を楽しむ。

そしてまた、大塚の町をゆるゆると歩いた。


(注/ゆくりなく=縁なく:偶然、思いがけずの意。ゆかり=所縁・縁:つながり、かかわりあいの意。)