息子達が子供の頃、義父母が5月5日のこどもの日には我が家へ来られて、
こいのぼりを揚げ、五月人形を飾り、柏餅を作ってお祝いをしたものでした。
夫と義父が大きな竹を取ってきて、1tトラックで運び、
お庭にこいのぼりを揚げました。
子供が3人も入るほどの大きさの鯉でしたので、
風に吹かれるとバサッ、バサッと音がしました。
義母とうさぎは、柏餅を作りました。
ここ広島地方では柏の葉より”かたら”の葉を使います。
江戸時代ごろから「端午の節句」にお餅を木の葉に包んで蒸して贈答品にしたと言われ、
かたらの葉はサルトリイバラの葉のことです。薬効があるといわれていますので、
葉ッぱごと食べたそうです。その後柏の葉が使われてきたということです。
我が家では前日に山へ取りに行きます。これも夫の役目。今年は寒くてかたらの葉は
未だ小さくて薄かったので、柏の葉を買いました。
遼ちゃんが居るので久しぶりに柏餅を作りました。
以前は冷めると硬くなったので、何か良い方法があるはずと思いましたが、
頑固な夫は「硬くなったら蒸せばよい」と譲らないので昔どおりの
柏餅になりました。
神戸へ持って帰らせました。
しばしのお別れです。 遼ちゃ~~~ん!!