安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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ロシア不利との報道もありますが。。。

2022-03-17 19:57:06 | 政治
ウクライナ戦争において、ロシア不利との報道もあるわけですが
メディアは、いったいどこを見ているのだろう。。。と、報道のあり方に違和感を覚えます
報道などで戦火をみて、「あれ?ロシアって案外弱いんじゃね?」と感じた人も多いのではないでしょうか?
まあそれは、そう見えるのも無理はないとも言えます

というのも、戦況を見る限り、ロシア軍はこれまで、ほぼ”通常兵器”のみで戦ってきていますから
青山繁晴参議院議員がユーチューブ動画で言っていたことですが
ウクライナ軍にはすでに相当な西側のハイテク兵器が入っており、例えば、ジャベリンという歩兵携行式対戦車ミサイルなどは
ロケットランチャーのように人間が抱えて発射できるミサイルに自動照準機能がついていて、戦車などを自動追尾で攻撃できるわけですが
こういう武器が存在することは、すでに公然の秘密であって、ロシア軍が知らなかったわけがありません

にもかかわらず、ロシアが最初、通常兵器や戦車部隊で侵攻してきたことには意味があると思います
それはおそらく、ロシアに近しい人々の多いウクライナで、「一般人を戦火に巻き込まないための配慮」であろうと思います
その配慮があだとなったのは、ロシア軍の戦車部隊の動きは、アメリカの軍事衛星からウクライナ軍へと逐次伝えられており
情報を受けたウクライナ歩兵が迎撃に適した場所で待ち構え、こうしたハイテク兵器で戦車部隊を攻撃したものと思われます
こうした反撃を受けたロシア軍は、戦法を変えて戦い始めたわけですが、ここでウクライナとロシアの主張に食い違いが起こります

ウクライナ側は、ロシア軍が民間人を無差別に攻撃している、と言っているわけですが
ロシア側はウクライナに対し、「一般人を避難させよ」と呼び掛けているにもかかわらずウクライナ側はそれを拒否している、と言います
私は、ロシア軍が親戚や同族民族の多いウクライナ国内で、一般人を無差別攻撃しているという主張には違和感があります
逆に、ロシア側の主張には十分納得できる部分があります、というのも、ウクライナ軍にはネオナチの私設軍や他国からの傭兵部隊が沢山存在し
彼らウクライナ軍がロシア軍とまともに戦うとすれば「人間の壁作戦」を採るのではないかと思うからです
人間の壁作戦とは、相手に攻撃させないように、一般人を盾にして戦う人質作戦、とても非人道的な作戦のことです

次に、一般人を避難させるために設けられた「人道回廊」という避難路についても、ロシアとウクライナで発表が異なっています
ウクライナは「ロシアが人道回廊を封鎖して民間人を避難できないようにしている」と言い
ロシアは「ウクライナが人道回廊の設置を妨害し、一般人の非難ができないように邪魔をしている」と言います
どちらかが嘘をついているのでしょうが、私は、先の理由から、嘘を言っているのはウクライナ側だと思っています
そうであるとするならば、ロシア軍が進軍に苦労をしている理由が、十分理解でき、納得いくものになります
ロシア軍は、一般人・民間人が沢山いる間は、大規模な攻撃を行うことができず、通常兵器で戦わざるを得ないからです
人道回廊から民間人を避難させることに躊躇しているのは、実はウクライナ軍ではないのでしょうか?

メディアの報道を見て、「これが本当に無差別攻撃?」と首をかしげざるを得ないのも、これで納得がいきます
破壊された戦場をみても、明らかに被害が小さすぎるのです
ロシア軍の奥の手が「核兵器」のみだと思ったら大間違いだと思います
戦術核を使わなくても、もっと大規模な破壊をおこす特殊兵器がロシアには多数存在します
世界一の巡航速度(マッハ20)を誇る、「極超音速ミサイル」というハイテク兵器も存在します
だからこそ、「ウクライナが抵抗できるのは一般人が避難を終えるまで」、だと私は思っています

首都キエフがほぼ包囲され、補給路が断たれつつある現在、もはや趨勢は決しているのではないかと、私は予想しています
事ここまで来ても、アメリカとNATOは口先だけの介入を繰り返し、参戦しようとしません
下手に参戦すれば、ロシアの核報復を受ける可能性もあるからです。。。そして、それが即世界大戦となるからです
NATO各国首脳にその勇気があるとは私には思えません、アメリカでさえ熱い戦争を躊躇しているのですから

ゼレンスキーは何とかして西側を戦争に巻き込もうと、ドイツ国会で演説を行ったりしていますし
日本の国会でも演説させてもらえるように交渉し始めていますが
ゼレンスキーの主張は一見まともに見えるかもしれませんが
多くの国を戦争に巻き込んで「世界大戦」を起こそうとしているようにしか私には見えません
戦争が始まる前に、ロシア側から度重なる交渉があり、ウクライナがNATO入りして西側の兵器を持ち込むことを断固拒否しているのですから
きちんとロシア側も納得するような交渉を行う余地はあったはずです
それを拒否して強引にNATO入りを決行しようとしたところに、戦火を自分で招き入れた面は否めないでしょう

ゼレンスキー大統領は、ウクライナの存続を望むなら、ロシアの言い分を聞いてNATO入りを完全にやめて中立国になり
みずからは潔く大統領職を退くべきだと思います
岸田首相は、ゼレンスキー大統領の国会演説の要望に対し、「前向きに検討してほしい」と発言していますが
はっきり言って安直すぎる判断で、全く愚かなことをしようとしています
無知は罪です。。。。今、ウクライナ問題がどうなっているのか?本当にアドバイスのできる人はいないのでしょうか?
少し前、ロシア軍の艦隊が津軽海峡を通過しました。北方領土沖で軍事訓練も行っています
これが何を意味するのか分からないのでしょうか?
日本の首相は馬鹿でもできるということなのでしょうか?考える頭はないのか?と問いたくなりますね


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ウクライナ報道に疑問を呈することはなぜ必要なのか?

2022-03-17 02:22:37 | 政治
私は今回のウクライナ騒動において、及川幸久さんや馬淵睦夫さんらと同じように
ロシアの立場を理解し、ウクライナのゼレンスキー大統領やアメリカ、NATOの動きに疑問を呈する言論に同調しているわけですが
それは何もロシアやプーチン大統領が好きで身びいきしているからではありません
そうではなくて私が言いたいのは、今回のような「ウクライナが可哀想」「ロシア(プーチン)はひどい奴だ」という論調が蔓延し
ロシアを敵視する同調圧力が高まることが、今回のウクライナ問題において、世界にとって最も危険なことであると認識しているからです

20代、30代ぐらいの方は記憶にないかもしれませんが、1990年代の初めに、湾岸戦争というものがありました
湾岸戦争は、イラク軍がクウェートに侵攻し、それに対しアメリカを中心とする多国籍軍がクウェート救済のためにイラクと戦った戦争のことです
この湾岸戦争の直接の引き金となったと言われているのが、「ナイラ証言」というものです
アメリカはその前の1950(60)年代から70年代にかけて、ベトナム戦争に参戦し、長い戦闘を繰り返した末に敗北しました
そのベトナム戦争のきっかけも、トンキン湾事件というフェイクニュースだったのですが
この戦争の敗北以降、「他国のことに何で口を出さないといけないのか?」と、アメリカで戦争を忌避する雰囲気が高まりました
なので、当初、イラクがクウェートに侵攻したときも、アメリカ国民の世論はクウェート問題に介入することに否定的でありました
そのアメリカの反戦争的な雰囲気をガラリと変えてしまったのが、上記のナイラ証言だったのです
件の少女ナイラは、イラク兵がクウェートでどんな酷いことをしているか?切々と語りました
その彼女の証言を世界に流したことにより、「イラクは許せない」という同調圧力が強まり、湾岸戦争が始まっていったのです
フェイクと言えばこれほどのフェイクはありません。。。
少女ナイラは、イラクに一度も住んだこともない、ただのアメリカ在住の、裕福なクウェート大使の娘だったからです

高木徹というジャーナリストが書いた本に、「戦争広告代理店」というものがあります
この本には、ボスニア紛争に凄腕の広告代理店が絡んで戦争をミスリードしていた事実が記されています
広告代理店?と思われた方もいらっしゃるでしょう、ですが、こうした戦争には、戦争PRを仕掛ける本職の広告マンが多数絡んでいるものなのです

以前の日記で、ホワイトハウスのサキ報道官らが
TikTokで多数のフォロワーを持つクリエーターに、戦争情報を提供しているというワシントンポストの記事を紹介しましたが
この件は確かにアメリカ政府の主導ではありましたが、それ以外にも、多くの投資家やシンクタンク、民間企業などが
凄腕の専門企業を雇って、”戦争被害者を装った証言の動画を作ったり”、”衝撃的な戦闘シーンの映像を作ったり”
”それらの情報を世界に流すための戦略を練り、SNSで拡散させたり”
というようなことを繰り返しているのです
何のためでしょうか?そんなことをやって得することがあるの?という人もいるでしょう、しかし
そういうシンクタンクなどに関係する企業の中に、アメリカの防衛産業。。。つまり兵器を製造している企業や
日本人にはなじみがありませんが、アメリカには私設軍隊を派遣する会社なども多数存在しており、そうした会社も絡んでいたりするのです
ちなみに、私設の傭兵部隊で有名なものには、ジョージ・ブッシュ元大統領の関係する会社(ブラックウォーターUSA)があったりします

彼らは、戦争を煽り、武器をウクライナに売って儲け、私設傭兵部隊を派遣してロシアを煽り
「危機を作り出して」利益を生みだしているのです
戦闘が激化すれば、ますます彼らの需要が高まります
ウクライナには、2000年代の初めから、ジョージソロスのような投資家兼慈善活動家がロビー活動を盛んに行っていて
ウクライナの政府に入り込み、金をばら撒いています
アメリカの政治家では共和党のネオコン大物政治家であった故ジョン・マケイン上院議員や
オバマ政権の国務次官補でありバイデン政権の国務次官であるビクトリア・ヌーランドなども、ウクライナに深くかかわっています
こうした動きがあって、オレンジ革命というものが起き、2004年ウクライナで親ロシア派の政権が倒れ
以降、親米派の政権が生まれ、紆余曲折を経ながら今日に至っています
危機は作り出されているのです

ですから、何度も同じ過ちを犯してはならない。。。歴史の教訓から学ぶとはこういうことです
ウクライナが可哀想。。。というのは分かります。無辜のウクライナ国民は確かに可哀想です
ですが、一方的にロシアを悪と決めつけ、同調圧力を作り出すのはちょっと待ってください
その先には、もっと大きな戦争。。。つまり、ロシアとNATOの全面戦争と、その他の世界を巻き込み
日本をも巻き込んだ戦争が待っているかもしれないということを、どうかよく考えてみてほしいのです

今日私が言いたかったことはそういうことです
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