暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

令和の年金改悪繰り下げ幅拡大か?

2019-05-02 05:34:15 | 暮らしの中で


改元と同時に「令和の年金改革」が始まる・今年は5年に1度の年金財政検証の年で、
      改元後の6月頃、厚労省が100年先までの年金財政の見通しを発表する・・

将来、こんなに財源が足りなくなるという試算を国民に示し、年金カット、保険料増額、
     支給開始年齢の引き上げの叩き台にするものだ・・・振り返れば、平成の年金改革は
団塊世代がタ-ゲットだった・・人口の多い団塊世代が60歳になるまえに年金支給開始年齢を
      65歳へと段階的に引き上げられ、60歳から貰える基礎年金を失った・・・
それ以降の世代は軒並みに年金受給を減額された・・・・「令和の改革」のターゲットは、
      団塊ジュニア(1971-1974年生まれ)現在48歳の団塊ジュニア年金支給開始を、
68歳→70歳→75歳へと段階に引き上げ、現行支給を貰っている世代の支給額を減らす
         様々な改革案が用意されているらしい。

社会保険労務士の北村庄吾氏が指摘するのは・・「75歳選択受給」だ・・60歳から70歳で、
    選択することが可能だが、60歳支給は年額30%減額で、最大70歳繰り下げると42%増だ。
75歳まで繰り下げると84%増だが、これを100%増の2倍という議論まで出ているという。
     実際には国民の年金受給を先延ばしにさせようとしているに過ぎないと述べている。
繰り下げの推薦キャンペ-ンで、年金受給が始まる250万人に送付の年金請求書に・・・
  「受給開始を遅らせるほど、受け取れる年金は増えていきます」とのリーフレットを同封する。


ゆとりある老後は可能か・・65歳で受け取るAと、本来年金額は同じでも75歳選択のBの・・
    各年齢までの年金の手取り総額を比較したもので、年金月額の額面を比べると・・
75歳繰り下げは大変得に見えるが、受給額が増えると年金からの天引きの税金や社会保険料も
      増える差し引き手取り額を比べると80歳時点で繰り下げしなかった
Aの方が1200万円多い・・Bが追いつくのは90歳になってからだ・・・国民に繰り下げを選ばせ、
   支払う年金は増えても、税、保険料をガッポリ徴収できるから国は得をする。

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