暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

米離れなのに…なぜ米がない?

2024-09-04 04:11:07 | 暮らしの中で


【コメ離れ】なのになぜ令和の米騒動が起きたのか‥・コメ不足を放置して利権を守る農水省とJA農協の大問題・・・

日本人のコメ消費量は年々減少している・・農林水産省によると、一人当たりの年間消費量はピ-クだった1962年度から
半分以下の51Kgまで落ち込んだ‥それなのになぜ【コメ不足】がおきているのか?東大大学教授・鈴木宣弘さんが指摘する・・
『コメ不足の根本的な原因が改善しない限り、今後も慢性的なコメ不足がつづくだろう』・・・という・・・

政府の備蓄米100万トンに対して、大阪府の吉村知事が【備蓄米放出を】訴えた【対応しない】と明言した・・・
自給10円で農家を働かせる政府の信じられない愚策と・利権を守る農水省とJA農協の大問題が絡まり、根本的原因は減反による
生産量減少だ‥『高価格を維持するために農水省はコメの供給量を減らしており、わずかな需要増でも不足する事態になっている』という。
政府備蓄米100万トン程度もあり、実際に放出しなくとも【放出の用意がある】と発言するだけでも、状況は変えられたはずなのに、なぜ・・
わざわざ否定しているわけだ・・なぜ政府は及び腰なのか…理由は2つある・・・

1・・『コメは余っている』と言ってきたのに備蓄の放出で『コメ不足』を認めることは、政府の沽券にかかわる・・・
2・・そもそも、需給調整は市場に委ねるべきものとし、コメ過剰時に買い上げて不足時に放出する役割は担わず、よほどの事態でないと主食用の
放出は行わない方針が決まっているので、【この程度】ではできないということだろう・・・
今回の対応は【政府は何もしない】と宣言したに等しい‥【コメの流通の円滑化】を卸売業者などに要請するだけで、何もしないといっているわけだ。
政府は自分たちのメンツしか頭にないようでは農家も国民ももたないだろう・・・

毎年7月--8月は、前年に採れた古米と、今年採れる新米のちょうど端境期にはいる、もともと需給が逼追しやすく、9月になれば新米が流通するので
コメ不足は解消するはず短期的には間違いないだろう…多々、長期的に見ると話は別である・・コメ不足は今後も続くと思われる・・・

近年、日本人のコメ離れが進んでいると言われてきた、農林水産省によると、一人当たりの主食用コメ消費量は1962年度118kgから年々減少し、
2022年度は半分以下の年間51kgまで落ち込んでいる‥・コメを食べる日本人は減っているのにコメ不足が起きるのはなぜか原因は『減反政策』という
『農政の失敗』にあるからだ‥・政府が政策失敗を認め、これを是正しない限り、今後我が国は慢性的なコメ不足にと直面すると考えられる・・・
      『日本の穀物備蓄は1.5--2ケ月しかない・・・農家いじめを続ける日本をよそに・・・世界は国内農業の保護を行っている』・・

新米価格が昨年より32-38%上昇で・・・新潟コシヒカリ玄米30㎏1万7000円・アキタコマチ60㎏1万6800円・ななつぼし1万6500円値上がりです。

以上・・政府の愚かな政策による『令和のコメ騒動』‥・利権を守る『農水省とJA農協』の大問題を・・折を見て掲載していきます・・・よろしく・・

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