暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

政治家に忖度する官僚4

2019-04-30 05:59:25 | 暮らしの中で


行政で問題なのは、いまだにキャリア制度が残っていることだ・・本来ならば・・
     2008年に成立した「国家公務員制度改革本法」によって・・・それまであった、
キャリアとノンキャリアの区分を事実上廃止し、総合職試験と一般職、専門職の3つの区分して
       再編したはずなのだが、実質的にキャリア制度はいまだに残っている。

新聞報道で堂々とキャリア官僚が活躍するが、官僚の人事制度が改正されて・・それまで
    官僚同士の馴れ合いで人事を決めていたのが2014年に内閣府に移管されて・・・
官房長官に人事件を奪われてしまった・・・その結果、官房長官を通して内閣府の長である
     総理大臣に忖度する官僚ばかりになってしまった・それを利用する政治家も政治家だが、
内閣に逆らった官僚は地方に飛ばされるしかなく、今の官僚は完璧に政治家に牛耳られている。
     
警察や検察そして裁判などの後進性も令和時代の課題になりそうだ・・弁護士が指摘する
    「人質司法」の蔓延が、現在の日本の司法システムを支配している・・・
証拠よりも自白を重視するあまり、自白させるための逮捕が当たり前になっている。

令和時代の大きな課題になるのが補助金行政の問題だ・・・補助金と言う名のバラマキ行政
      日本国内の競争を歪め、自力で開発するパワ-を阻害しているのではないか・・
そもそも私学など民間企業に税金である穂助金を給付する事は、諸説あるものの憲法で
   禁止されている・・・しかし現在の日本産業の多くは政府の補助金や公共投資を収入の
メインとしているところも少なくない補助金を極端に減らしていけば財政赤字も自然と
           なくなっていくはずだ・・・・
平成時代に解決されていない課題をグロブを通じて活字を並べてきましたが、これらの課題を
     解決する事が令和の時代に出来るのか、未来を背負う世代に期待したいものだ。
今上天皇の生前退位の儀式が厳かに本日行われ平成30年の幕を閉じる・・・・
    明日から新元号令和のスタ-ト・・老い耄れボヤキのグロブ拝読ありがとう御座いました。

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