将来も今も、同じ水準で貰えるのか、繰り下げや繰り上げ、どちらが得かなどなど、
年金には疑問がつきまとう・・しかも忘れると受け取りに影響する年金の【手続き】も多い。
手続きを忘れた一例は・・都内に住む専業主婦Aさん・サラリ-マンの夫Bさんは60歳で定年退職。
夫婦ともに満額(加入期間40年)の年金を受け取れると思っていたが、振り込まれた金額を、
確認をすると、どうにも少なく、年金事務所に問い合わせると・・・・
【奥さんは5年間の保険料未納期間があります】との答えががえってきた・・・・
こんなふうに、知らない間に未納期間が発生し、愕然とする人は少くない。年金は放つておけば、
自動的に受け取れるものではなく、家族や自分の仕事、家族構成が変わるときにも、
さまざまな手続きが必要であり、重要な手続きを知らなかったばかりのAさんが減らされたわけで、
年金の手続きは面倒に思えるが、基本である国民年金・厚生年金の手順は意外と簡単だ。
年金は現在、原則65歳で受給開始となり、65歳の誕生日の3ヶ月前に年金機構から・・・
【年金請求書】が送られてくるので、必要事項を記入して、戸籍謄本・住民票・振込金融機関・
印鑑を用意して年金事務所に提出すればよいが、送られてくる請求書を待っているだけでは、
冒頭のAさんのように損するケ-スも多いので、自ら変更手続きをしなければならない。
年金制度は、ライフイベントごとに変化しがちなため、結婚前にOLをしていた会社で厚生年金に
入っていても、専業主婦になると、会社員の妻として保険料が免除される。
【第3号被保険者】になるし、夫が会社を辞めフリ-ランス(自営業)になったら専業主婦の妻は・・・
国民年金に入り直す必要がある・・・これを忘れると未納期間で冒頭のAさんのように、
貰えるものが貰えなくなる・・・・・次回に続く・・・・/span>