暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

取れるところから取る❔

2023-06-12 04:16:03 | 暮らしの中で


退職金増税・・骨太の方針に盛り込み・・取れるところからとる・・ミエミエ愚策・・

あと数年で定年退職・・・というビジネスパ-ソンは、再燃しているのではないか・・・
岸田政権が【退職金増税】を打ち出した・・・岸田内閣が発表した骨太の方針の原案に【成長分野への労働移動の円滑化】の
ためという名目で、退職所得課税制度の見直しが盛り込まれている・・・退職金は、所得の課税対象となっているが、
現行制度では、退職所得控除によって税負担が軽減されており、退職所得控除は勤続年数によって決まっている・・・
勤続年数が長いほど優遇されるル-ルとなって、特に20年以上勤めると控除額が一気に大きくなり、受け取れる退職金も増える。

ところが、【骨太の方針】原案は同じ会社に長く勤める人ほど優遇される現行制度は成長分野への【労働移動の円滑化】を妨げている
と指摘し、見直すべきだとしているのだ…見直されたら、勤続年数の長い勤め人は、実質【増税】となるのは明らかだ・・
自民党と調整し、16日に閣議決定される予定だ・・・
しかし、突然、ル-ルを変更するなど許されるのか❔・・・退職金増税によって、手元に残る金額が想定より減ったら、退職後の
人生設計が狂う人も出てくる・・・それに退職所得控除が、本当に「転職の阻害要因」になっているのか因果関係もハッキリしない・・
この20年間で退職金は大きく減っている・・・1997年は平均2871万円だったが2018年には1788万円と1千万円も減っている。

多くのサラリ-マンにとって退職金は、老後の生活資金だ・・30年・40年と働いてやっと最後に貰う退職金が制度変更によって、
目減りするのは理不尽で、労働移動の円滑化を理由にしているが、本来の狙いは増税でしょう・取りやすい所から取ろうという
ホンネガミエミエだ・・・退職増税したら、サラリ-マンは生活防衛に走り、消費が冷え込むだけではないのか❔税収増を考えるなら、
法人税増税や富裕層増税にすればいい、これでは中間層は、さらに細っていくだけで、どこが【新しい資本主義】なのか!

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