そこかしこ 小さな春が息づく 二月です・・・
梅一輪 一輪ほどの暖かさって・・・
毎年、今日は立春(二月四日)という日になると【春は名のみの風の寒さや】と、
早春賦が口をついて出てくるというお人もおられるようですが・・
確かに立春をすぎると少しずつ温かく春めいてくることを三寒四温と優雅な表現に
いかに嬉しく響くことか、でも暦の上のことでむしろ冬の真っただ中と
言った方がふさわしくまだまだ寒い日が続きます・・・・
夕日が沈むころ【日が長くなったなぁ〜】と感じるようになれば,冬も暮れ
春へと近づく一刻一刻がいとおしいものです・・・
梢の先で身を固くしてジッと春を待つ冬芽、冬芽の自身のなかでは若葉に向けて
胎動が始まり、冬から春への・・・・・
かすかな動きがそこかしこで感じられます。
それは身も心も【和む】ような動きです。
草の芽のいまかがやくは命かな・・・小林康治
水仙・・・