とうさんのつれつれ日記

日ごろの生活の中で気が付いたことを日記風に書き残します。

入院ーその1 夢心地と激しい苦しみ

2009-02-18 10:39:57 | つれつれ日記

  

ご無沙汰しました。何はともあれ、1月19日(月)入院、22日(木)手術、2月8日(日)退院しました。「腰部脊柱管狭窄症」の手術以来、17日目の退院でした。

手術後、当日の夜、翌日、翌々日の2日間は、まるで夢の世界でした。頭は朦朧としていて、呼吸は困難、激しい吐き気、死の苦しみとはこのことか?とも思えるときを過ごしました。

午前9時丁度、手術室に入り、2~3雑談した後(主治医と看護師から話しかけてきます。気分を和らげる目的でしょうか)、「では、麻酔薬を入れます、麻酔薬は点滴の側管からいれます」と傍らの麻酔医からいわれ、「ハイ」と返事をし、「1,2,3,4,5」までは数えたのですが。6以降は全く覚えていません。(麻酔薬は酸素吸入のマスクの中にも麻酔ガスを混入させるそうです。)

何時間を経過したのでしょうか、ガラガラという音とともに明るい部屋に帰ってきました。朦朧とした頭で「ここはどこだ?」と言い、「無事に手術が終わって今、部屋に帰ってきたところですよ」と傍らの家内の言葉。「今何時だ?」「午後5時半ですよ。手術は8時間かかったけど、立派に成功したそうですよ」
主治医も顔を見せてくれて「無事成功しましたよ」。「長時間有難うございました」と夢心地の中でお礼を言いました。

それからが大変でした。長時間麻酔薬を吸わされたせいと、痛み止めの点滴とのせいで、呼吸困難と激しい吐き気に襲われ、「死の苦しみとは、このようなものか?」と朦朧とした頭の中で考えていました。

両手は点滴と輸血(400ML2本)の管、胸には心電図の装置が、腰は腹帯でギュッと絞められてまるでベッドに(仰向けに)固く縛られているような感じで身動きが出来ません。このような状態で、吐くにも首をやや曲げるだけで吐しゃ物を吐き出すことが出来ません。
吐く度に看護師を呼んで口の中に残った吐しゃ物をぬぐい取ってもらったのでした。
しかも常に呼吸は困難を極め生きた心地がありませんでした。しかもこれが翌翌日まで続いたのでした。

看護師曰く「藤間さんの手術は長かったから・・・整形外科でこんなに長い手術は記憶にないですよ・・・」

 

 

コメント (16)
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