ふじこーの「写真が気になる」

身の回りのちょっと気になる情景を気ままに撮っていこうと思います。

ヒガンバナ(彼岸花)

2010-10-03 | デジカメ-花、植物







●ヒガンバナ(彼岸花) ヒガンバナ科
学名:Lycoris radiata var. radiata
別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華)、シビトバナ(死人花)、ジゴクバナ(地獄花)、ユウレイバナ(幽霊花)カミソリバナ(剃刀花)、キツネバナ(狐花)

別名の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は、法華経中の梵語に由来する(梵語での発音は「まんじゅしゃか」に近い)。仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものである。
また、彼岸花は花が咲く時には葉がなく花がなくなると葉が伸びてくるので、「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味から韓国では彼岸花のことを「相思華(サンチョ)」とも呼ぶそうだ。

ちなみに、日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である。故に、雄株、雌株の区別が無く種子で増えることができない(遺伝子的には雌株である)。中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられている。

(2010年9月29日撮影)