昨晩見た夢を珍しく覚えてたので、忘れないうちに書いておこう。
スーパーかどこかの駐車場に置いてある自分家の車の前に僕はいた。まだ買い物をしている親を、僕は待っているんだろう。でも、親と一緒に車で来たはずなのになぜか僕は自転車に乗っている。
なかなか親が出てこないので僕は駐車場を出て、自転車でその辺をうろうろし始める。ナース服を着た店員がいる店(薬局らしい)の角を曲がると、いつのまにか巨大な採掘現場のような場所に入りこんでいた。見た事無いような巨大で変わった乗り物や機械が行き交っていて、SF映画みたいな感じ。
どんどん進んで土砂の山を登っていくと、頂上に2m四方ぐらいの黒っぽくて厚みのあるプラスティックっぽい質感の物体があり、真ん中に人1人がやっとくぐれるぐらいの四角い穴が開いている。ああ、出口なんだなと何故か思う僕。
なんとかくぐり抜けてみると、そこはどこかの家の2階の一室だった。ベッドがありなんとなく若い女の子の部屋みたいな気がしたが、古ぼけた家具も所々にあって薄暗く、物置き部屋にも見える。振り向くと茶箪笥の小さい引き戸が開いていた。そこから出てきたはずなのに、引き戸の中を覗くとくぐり抜けた穴は無い。
静かなので、家の人は留守なのだろうか。家宅侵入だから早く逃げないといけないのに、何故か箪笥の中を物色して色々とポケットに入れる僕。泥棒やん。
ふと人の気配に気付いて振り向くと、少し開いたドアの隙間から小学生か中学生ぐらいの少女が驚いて向こうに行くのが見えた。ハッと息を飲む音も聞こえた。顔は見えなかったが、白地に赤の水玉のパジャマみたいなのを着てた気がする。僕はあせって「違うんだ!違うんだ!」と叫ぶが、虚しく響くだけ。
捕まった時の事を考えたのか、先ほど失敬した物をポケットから急いで戻し、開いた窓から外を覗く。2階だが思ったより高く、飛び下りられそうもない。また、下に降りられそうな雨どいなども無さそうだ。絶体絶命。
油汗をかきながら様々な考えが頭に渦巻き、そして僕は途方に暮れる・・。
・・というとこで目が覚めたのだが、ドキドキして汗はびっしょり体はぐったり。ほんと、夢で良かった・・。