goo blog サービス終了のお知らせ 

湧水めぐり・まち歩き 藤川格司

水を調べている日々を書き込む予定です。最近は熱海のまち歩きを楽しんでいます。

もみじもみじとあたみ桜 2022.12.04

2022年12月05日 | 熱海だより
もみじとあたみ桜 2022.12.04

熱海梅園もみじ祭り


初川ともみじ


見晴台
見事な紅葉です。今日でもみじ祭りは終了ですが、まだまだもみじはきれいです。11/20に新潟の弥彦神社のもみじ狩りでは、ほとんど終わっていました。それに比べると、熱海のもみじはまだ楽しめます。日本一遅いが実感できました。

しかし・・・・。


あたみ桜が開花しました。早いな。


熱海梅園の足湯近くのあたみ桜


丹那神社近くのあたみ桜
熱海梅園と丹那神社近くのあたみ桜は熱海の中でも最初に咲きます。しかし、早い。
梅園の冬至梅や八重寒紅より早く開花しています。
冬が来る前に春が来た感じです。これから寒くなるのに・・・・・。

今日は熱海梅園で、新入会員のガイド研修をおこないました。来年の梅まつりの準備です。もみじ祭りでも多くの観光客がこられました。梅まつりはにぎやかになりそうです。

熱海梅園 もみじ祭り 20221112

2022年11月16日 | 熱海だより
熱海梅園 もみじ祭り 20221112


もみじ祭りが始まりました。まだ、まだです。


駐杖橋


漸佳橋


本当に、紅葉はまだです。


しかし、梅が・・・。


冬至梅開花
梅園橋近くの冬至梅が咲きました。いつも、この冬至梅は早いのです。

今年も、紅葉と冬至梅、そして紅葉とあたみ桜のツーショットが撮れるかも。
どんどん暖かくなっているということですか。


熱海梅園ができた明治19年(1886)頃は、どんな状態だったのかな。


ヒマラヤ桜が開花しました20221114

2022年11月14日 | 熱海だより
ヒマラヤ桜が開花しました20221114


昨日(20221113)に咲いていたのですが、高いところだったので写真が撮れませんでした。
今日は近くで咲いていたので、バッチリ撮れました。
去年は11月08日に咲いていたので、今年は6日遅れとなりました。






サクラが咲くと春です・・・。


全景では、すこしさびしい。

熱海ではこれから、早咲きの梅が咲きます。そして、あたみ桜、大寒桜と続きます。
しかし、今、熱海梅園でもみじ祭りをしています。ガイドしなければ。

熱海梅園は秋です 2022.09.10

2022年09月11日 | 熱海だより
熱海梅園は秋です 2022.09.10


ヒガンバナが咲いていました。


秋っぽいでしょう。
海岸は、観光客とトンビがいるので、のんびりとビールを飲めません。トンビにつまみをねらわれます。そこで、梅園の木陰でビールを飲もうとしたら、ヒガンバナが咲いていました。
秋の気配がします。


ヒガンバナは急に伸びてきたという状況です。

もうひとつ目的があって、梅サミットの記念植樹の調査です。
来年の1月に熱海梅園で梅サミットが行われるそうです。その時のガイド依頼が来ています。その下見です。






これが平成8年(1996年)の記念植樹
「八重野梅」の白梅を植樹したようです。




これが、平成21年(2009年)の記念植樹
「八重寒紅」の紅梅を植樹したようです。
来年の記念植樹はなんだろう?
できれば、大宰府の「飛梅」(色玉垣)がいいな。梅ガイドの説明に幅ができる・・・たぶん。
あ!お宮の梅の「紅千鳥」が枯れかけているので、それでもいいか。


市役所観光推進室に頼んでみよう。

熱海梅園の矢穴石の分布(2022改訂版)

2022年08月27日 | 熱海だより
熱海梅園の矢穴石の分布(2022改訂版)

「熱海梅園de矢穴石をさがせ」のイベントをおこないました。みんなで探したら14ヶ所になりました。改訂版を作成しました。


熱海梅園入口(2022/08/19)


図-1 矢穴石の分布(梅マップに加筆、改訂版2022/08/21)
14ヶ所ありました。

① 階段を下りて直ぐ右側の石垣

階段から降りて道の右側にあります。くっきりと矢穴の跡が見えます。前回は見事に見逃しました。矢穴石を土留めにしていました。

② ①の近く



矢穴石の①と②の位置関係

③ 階段から降りて道の左側、ベンチとして利用?




矢穴を使って、石を割っています。これが一番わかりやすい矢穴石です。

④  サザンカの下



サザンカの下に隠れていました。だいぶ風化して矢穴わかりにくくなっています。これも矢穴石と認定しました。

⑤ これも認定

これも前回見逃した。小屋の直ぐ横にありました。
⑥ 前回見つけた矢穴石



横から見るとわかりやすい。


近くに、いたずらしたような石が転がっていました。刻印石だったらいいな・・・。

⑦ 大きな矢穴石です



分布図から、正面入口のところに9ヶ所も矢穴石が集中しています。造園を担当した人がここに集めたのだけれど、ひょっとしたら石丁場遺跡があったのかもしれません。石丁場(いしちょうば)とは採石場のことです。「丁場」は作業現場という意味で、「石丁場」は石を割ったり、加工したりした場所のことです。

⑧ ⑦番の前に、ここにも矢穴石



振り返ったら、ここにもありました。

⑨  最近発見された矢穴石



メインルートで、いつもガイドして通っているところなのに、気がつかなかった。ごめん。

⑩ 漸佳橋を渡ってトイレの方向に進むと庭園の中に出現します。
これは前回の調査の時に堂々と置かれていて見逃しました。






⑪ やすらぎの塔の上り口



風化していますが、矢穴は確認できます。

⑫ やすらぎの塔の入口手前(石垣として使用されている)


2021/2/11の状況


2022/8/19の状況、鎌田さんが磨いた結果です。見事!




矢穴の深さが違います。矢穴を掘る作業が途中で止まっている。これも鎌田さんのおかげ・・・・。

⑬ 双眉橋





これはきれいな矢穴です。梅園ガイドの時に説明します。

⑭ 梅園橋下






T字に矢穴が入っていました。
宝探しのように、矢穴石を探してください。


石を割るには、ノミでまず矢穴を掘り、そこに金属製の矢を差し込んで上からたたいた。割れた跡には「矢穴」が残ることがある(イラスト=香川元太郎)(https://shirobito.jp/article/361)。岩に矢を打ち込んで割る様子です。また別の資料では、矢穴に木を詰めて、水をかけて膨張により割る方法も紹介されていました。

誰が採石?
鈴木徳治さんの文献では、熱海市の石丁場は津山城主森忠政が採掘していたとあります。津山城は岡山県の津山市にあり、森蘭丸の弟の森忠政が築いたそうです。その人達が残していった矢穴石は梅園を造る時に使ったようです。江戸城を作っていた時が慶長11年(1606年)頃ですから、年代物です。岩石は火に強い安山岩です。熱海火山の70~45万年前に噴火したものです。どのようにガイドしますか?


ちょっと休憩!ビールを飲みながら考えます。

追加
梅園の中を矢穴石求めて、ごそごそ探していたら、チャドクガにやられて、腕に斑点が・・・。皆さんも野外活動では気を付けてください。