2/6(火)晴れ
咲田川湧水(崎田川とも)
今日はここからスタートです。野菜を洗っているおばさんから「さいたかわ」と教わる。昨日は市街地の影響のある湧水でしたが、今日は流域の末端で流出する湧水を調査します。その流域の土地利用が反映された湧水を調べているつもりです。がんばってみます。
ツガ井
ここは流域の境をなす断層崖から流出している湧水です。土地利用は森林のみで、自然状態の代表です。硝酸態窒素は2.0mg/Lでした。しかし、なぜ、わざわざこんなところで水を必要としたのか?不明です。
来間ガー
来間島の断層崖の下に湧いています。上の写真にあるように、これは1番ガーで下流に2つあります。来間島は最近葉タバコの栽培が盛んです。硝酸態窒素は4.0mg/Lでした。要注意では!
嘉手苅湧水
洞井です。滑って危険な湧水です。パイプは汲み上げ用のものですが、最近は使われていないみたいです。周辺はサトウキビ畑で硝酸態窒素は6.0mg/Lでした。
友利アマガー
洞井で、鍾乳洞の中にあります。海が近く、深いので海水の影響を受けています。
電気伝導度が1.458mS/cm、硝酸態窒素は9.0mg/Lでした。水を汲みにきた跡が石段に残っていますが、塩分が多かったのではと思います。昔は違ったのか?
ムイガー
崖下にある湧水です。階段を作っている途中で、より危険な道になっていました。硝酸態窒素は6.0mg/Lでした。中央の穴は断層の影響です。典型的な末端の湧水ですが、ここの流域には地下ダムが建設されているはずです。
保良ガー
崖の途中から流出している湧水です。硝酸態窒素は7.0mg/Lでした。この崖の上は海宝館です。
ここでは休憩を取って、海岸で遊びました。
晴れると本当にきれいな海でした。
アブガー
サトウキビ畑の中にある湧水?水がたまっているだけかも。
水温16.4℃で硝酸態窒素は6.0mg/Lでした。水温が低いので何か怪しい!
新城(ブイキャー)
崖の途中から流出しています。硝酸態窒素は7.0mg/Lでした。地質構造の関係で中腹から湧いています。湧水調査をしていて不思議です。
野城泉(ヌグスクガー)ここも崖の途中から流出している。硝酸態窒素は3.0mg/Lでした。
山川(ウプカー)
ここも崖の途中から流出しています。硝酸態窒素は8.0mg/Lでした。
山川、新城、野城湧水は流域面積が小さく、崖のふちにある流域です。
この日の調査で流域の土地利用と湧水の水質がわかるかな?