熱海まち歩きガイド講座-6 日本の伝統文化を体験(20200624)
国際観光専門学校で、日本の伝統文化を体験する講座を開きました。
熱海芸妓見番の見学を予定していましたが、新型コロナの影響と人数の関係で変更となり、専門学校で体験授業をおこないました。
師匠は熱海まち歩きガイドの会の会員でもある「花柳あらた」先生です。
場所は国際観光専門学校の5階の舞台のある教室です。ここは昔、東宝の映画館があったそうです。
最初は少人数に三味線を体験してもらう予定でした。
三味線を体験する。まずは、三味線の固定の仕方、足と腕ではさむ。
撥で音を出してみる。最初は空振りでしたが、なかなか筋がいいと、褒めながら。
エアー三味線ならうまいのだけど。
体験したい学生がどんどん増えていった。講義はどうなる?
続いて、扇子の使い方教室。持ち方、開き方と結構難しい。肩に力が入っている。
玉が転がるように、斜めにして持つ。師匠は姿勢もいいが扇がきれいに舞っている。
手の返し方も。先生の持ち方と学生の持ち方には差がある。
体験だけでなく、講座では
1. 動画による華の舞・熱海をどりの説明
2. 熱海芸妓衆についてのパワーポイントでの説明
3. 三味線、踊りの実習
4. 熱海の観光資源としての芸妓について
5. 熱海芸妓コースのガイド資料の説明 など準備したのですが・・・。
やはり、体験するのがおもしろいです。
写真にはないのですが、踊りの基本で、最初にやる「ジャパニーズ・スクワト」も体験しました。私もやっていたので、写真はありません。
講義で準備した写真もアップします。
講義資料 浜町時代の見番内部(熱海温泉誌から)
芸妓さんだけでないので、踊りの発表会があったみたいとのこと。
講義資料 熱海芸妓見番新築落成記念
実は花柳あらた先生も写っている。丸印、すごい。
三味線の人気が高かったです。弾いてみたいという希望者が多く、タイムオーバーでした。踊りは掛け声とともに、「ジャパニーズ・スクワット」と騒いでいました。日本の伝統文化を理解したか不明ですが、「楽しかった」の感想がありました。
次のまち歩き講座は「七湯めぐり」です。