hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

財政や金融から抜き取る手口!

2012-02-13 11:00:55 | 日記
世の中の巧みな猫ババ手口は、いつの時代も同じですが、戦後の日本、特に国鉄民営化以降は酷いものです!

国営の企業ですから今の東電以上に、周囲には旨みを吸おうとする財界人や政治家が一杯います。

民営化前には、組合の幹部まで取り込んで国鉄の抱えた赤字の埋め合わせを如何にして誤魔化し、その上により多く儲ける方策を考えました。
その結果、自分たちが過去に儲けたツケと言うべき負債は国鉄清算事業団に処理をさせるという形式でウヤムヤにし、取り敢えず民営化して厄介な組合を弱体化する亊を考えました。抱えた負債20兆円は取り敢えず清算事業団に付けを回したから表面的に国鉄は健全な企業として民営化された形で世の中の人は納得させられたのです!

そして何をしたかと言えば、最終的に清算事業団の負債の内、約16.5兆円は、特別会計の中で、どんな資金かは不明ですが、税金か積立金で返済をして清算事業団は解体されたのです!!!
この間でも、国民には、一部しか清算事業団の持つ不動産や財産が何処に消えたか、知らされていません。

このように、見えない所で、猫ババやクスネるには、とても都合の良い機構として特別会計があり、訳の解らない特殊法人が介在する訳です。
最近の、こういった騙しのテクニックは、ある意味、゛俺、俺゛詐欺にも似た騙しです。

お年寄りだけでなく、国民も騙されっぱなしの現状ですね!!!
東電の抱えた負担も最終的なツケは国民回しにして、まだまだ美味しい東電は存続させ一時的には国営化も目論んでいるのが政財界です!

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