hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

日本相撲協会

2010-06-25 10:15:56 | 日記
現在、日本相撲協会を含めて大相撲のあり方が問題になっていますが、ここまで問題にならなかったというか、問題が出ても庇いあったり、臭い物として蓋をしたり、トカゲの尻尾を切って過ぎて来たのが異様であったと思うのです。
何故、ここまで来て大きな問題として露出したかと言えば、警視庁の立場、警察庁の立場、公益法人の問題等が絡み合って表面化せざるを得なくなったのです。
警視庁は、ヤクザ特に山口組との対決を強め、資金源を少しでも減らす為に、野球賭博を標的にしたのです。 地方の警察署は、永年の癒着もあり警視庁とはズレがあって困惑している現状です。そして、ここに介在する公益法人問題も政治の社会と重なって取り上げられたために複雑に絡み合ってしまったのです。
一般的には、ヤクザとの絡みは別として、公益法人の体質は相撲協会と似たり寄ったりです。 世間では、相撲協会だけが特異な存在で、他の公益法人は国民の為に役立っていて是非、必要な存在であるかのように見せ掛けていますが、全てが天下りの為の存在で、大きなお金が落ちてきて、そこには甘い汁を吸おうという欲の塊の輩が纏わりついています。
2013年には、この公益法人の見直しが為され、公益法人自体が民間組織に移行するか厳しくなる公益法人の認定基準に合わせた条件をクリアして、公益法人として存続されるかを選択する事になっています。 明らかに過渡期にある訳で、特別会計の中の甘えの体質から脱皮しなければならなくなりますから、良い機会とも言えます。
このように、日本がこの村社会システムから脱却出来るかどうかの分岐点な訳です。
国家の負債の額が限界にきている日本では、絶対にしなければならない改革です。
出来なければ国家破綻するのです。 全てはバランスを無視して、特定な企業や一部の富裕層に偏り過ぎた政策を取りすぎたツケが来ています。これを誤魔化して消費税に頼るのは大きな間違いです。
果たして、こういう化物と言える、得体の知れない特殊法人を必要な部分だけ残して整理統合出来るかどうかに、掛かっています。国民も現状を熟知して、正しい方向に社会が進むよう、監視出来る能力を持たなければなりません。

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