hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

虚像の大相撲

2010-06-26 18:37:07 | 日記
この期に及んで、大相撲を国技と報道して、国民に概念を刷り込むメディア関係者。
国技のままにしておく事に何の意義や価値があるのであろうか?
相撲と言う興業について回る恩恵に有り付こうとする一部の関係者の方便に過ぎないのではないでしょうか? 当事者の力士は、背景に暴力団の存在があるという認識は無かったと言う。何十年も前から続く、八百長、賭博問題である。 子供じゃあるまいし、知りませんでしたなどと言って、言い逃れようとするのは、協会も力士も見苦しい限りです。
再び、臭い物に蓋をし、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、その場を凌ごうという思いなのでしょうか? 名古屋真所もギリギリまで結論を延ばして、中止出来ない方向に持って行けば何とか開催出来るのではという思いでしょう。
大相撲を国技としての刷り込みは、状況は違うが戦時中の特攻隊員への思考誘導とどう違うのでしょうか? 財政が危機の状態だから、消費税の増税を優先したいと言う政財界の世論誘導とどうと違うのか? マスコミを使い、メディアを使い、自分達の都合の良い方向に視聴者を洗脳に近い手法で誘導して行く政財界。
全てに、バランスの取れた形の政策としての選択であるなら、緊急の措置として、止むを得ない場合もあるでしょう。しかし、現段階での財政再建対策として、貧富の格差を無視して、消費税を増税するなど自殺行為に近いのです。 結局、日本の政治も経済も文化も全てが虚構で、エゴ政策を押し付けているに過ぎない政策を、国の為、国民の為の政治と称して国民を愚弄しているに他ならないのです。
あらゆる所に、この欺瞞が蔓延しているのが、日本の現状です。
世界は、どんどん変わっています。 日本だけが、変われず寧ろ後退しています。
人間としても、能力的にも、経済的にも世界の変化の速度に着いていけてないのです。
日本人にその自覚は全くありません。 とても怖い事です。


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