hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

政治家の覚悟

2010-06-26 11:48:06 | 日記
皆さんは日本人の政治に対する認識をどう感じていられるでしょう?
口先だけで、国民を手玉に取って、本音は自分の利益にしか執着していない。特殊法人や公益法人という問題は、最近やっと表面に出されて国民も少しは気にするようになって来ましたが、拉致の問題、政治改革、行政改革、公務員改革、どれを取っても改革とは程遠い状態です。 本質が見抜けない大衆や、メディアの想いのままに操られる世論は論外です。
問題は、先陣を切って国を率いていく人達の中に本気で国民の為の政治を動かそうという気構えが全く無い日本です。 どんな言動も相手に感動を与え、相手の心を動かし、行動を奮起させようとするには、それに相応しい覚悟が必要です。その覚悟がありません。
沖縄の基地の問題も、進めようとする施策に、国の為、沖縄の為という理念が感じられません。 この事は、沖縄の人達にも言えることです。
ただ単に、普天間から出て行け、辺野古には来るなだけのエゴのぶつけ合いだけで、アメリカとの関係、安保の問題、本土住民との折れ合いといった諸問題が解決できるはずはないのです。 むしろ、政府側は自民も含めて、普天間の跡地の利権の奪い合いに関心があって、頭は全部そっちの方にいっているのではないかと疑いたくなる心境です。
戦後政治がそれぞれのエゴを押し通し、エゴを正当化する為の法改正を繰り返してきただけで、所詮、国民、国家のことなど、どうでも良いという政治で国民を誤魔化してきたツケが現状です。 国民に目を覚ませと言っても、メディアに刷り込まれた概念を、自らの思考と勘違いしていて中々、自立出来るところには程遠いです。
明らかに、異常な観念を植え付けられて、再び大戦の後の大きな後悔を味わうことになるのでしょうか? とても怖い日本の現状です。

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