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hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

世界中に拡がる低金利!

2014-09-05 08:40:39 | 日記
 経済の中心が金融という時代になっては止むを得ない現象でしょうか? それも金融の中心は、預金金利はゼロに近い状態で、利益ばかりを追求すると言う矛盾な状況が続くのです。

 資金を集める側が十二分に集めた後は、如何にリスク無く資金を生かして利益を確保出来るかが重要と成っているのです。

 本来の目的が変貌したのも止むを得ない成り行きです。 その結果が、現状のゼロ金利を維持し続けるという対策です。 このゼロ金利の維持の目的は景気でも、弱者の為でもありません。

 預かった資金を持て余さない為には、金利が低いのが最善です。 このままで、リスク少なく利鞘を取れれば、何の苦労もありません。

 その上に、融資の中心は安全な大企業や、債券で回し、リスクの高い融資はクレジットやカードに回せば、大手の銀行や郵貯銀行は安泰です。

 そして、低金利のままなら多額の国債の負担も軽減出来て、国の負担も少なくて安心して借金も増やせます。 

 この限りでは、先進国や一定の段階まで発展した国では、金利の上昇は先ず不可能です。 経済そのものの中心が実質ではなく、金融こそ経済という時代になっているのです。 本末転倒し大変、危険を含んだ状態ですが、誰も不信に感じません。

 いつか来る、経済の矛盾が招く波乱の時! 来ないに越した事はありませんが、数字は無限でも、経済は絶えず無限では有り得ません、

 世界中に拡がるバブルとゼロ金利のツケが来ます。 その時に戸惑うことが無いような準備が必要です!